サッカーFW陣形戦術クロニクル 最前線のユニット進化論

著者 :
  • カンゼン
2.60
  • (0)
  • (1)
  • (2)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 18
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862553164

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 日本のサッカー戦術分析論では、第一人者の西部氏によるFWの歴史論というような本書である。

    簡単に言えば、歴史的に5トップから0トップへと守備偏重になる流れの中で、戦術が進化した、または、負けないサッカーを目指したためにFWの数が減ってきたことを考察してまとめたものである。

    筆者も最後に書いているが、まず人が進歩して、それを抑えるために組織が変わる。そのことに戦術の歴史は、繰り返されてているように感じさせられた。

    また、筆者のあとがきにもあるが、ネット時代によって当時の映像を見て確認ができるようになったようで、実際の動画を見て、文章に起こしているために分析の信ぴょう性は高いと感じられる内容だった。

    しかしながら、クロニクルシリーズは自分は何冊も読んでいるが、3バックに着目するなどの切り口はあれど、歴史的には、守備戦術の革新としてのトータルフットボールのオランダやACミランなどの紹介は繰り返しになってしまう。

    戦術の歴史をある程度知っているものには、復習に近いものになってしまうのがやや残念かなと思う。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1962年生まれ。サッカー専門誌「ストライカー」の編集スタッフとして、ヨーロッパサッカーを現地で長く取材し、2002年よりフリーのサッカージャーナリストとして活動。サッカー戦術、技術解析の第一人者。

「2018年 『サッカー最新戦術ラボ ワールドカップタクティカルレポート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西部謙司の作品

ツイートする