- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862554048
作品紹介・あらすじ
サイコパス=凶悪犯罪者だけじゃない!社会の中で活躍しながら普通の人の生活を脅かすサイコパスな人々とは-。世間に潜むサイコパスたちが隠し持つ「人格」をまんがでひも解く!一見ごく普通どころか魅力的。そんなあの人のもう一つの顔を知っていますか?
感想・レビュー・書評
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精神科医の名越康文さんが監修のサイコパスについての本です。
サイコパスというと犯罪者のイメージがありますが、その資質があっても普通に社会生活を送っている人もいるのだそうです。
自分以外の人間に無関心なところがあるので、知識を持って対応することが必要という話が印象的でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本書では、殺人のための殺人を繰り返す凶悪犯や反社会的行為に没頭するような強烈なキャラクターの持ち主ではなく、サイコパスの資質を有していても、犯罪者になることなく市井に生きている人々にフォーカスします。
何食わぬ顔で一般社会に潜むサイコパスに見られがちな特徴を有する人物たちを まんがでわかりやすく紹介していきます。
自分の前にいざサイコパスが現れたとき思わぬ痛手を負ってしまうことのないよう、その特徴や心理などについて詳しく解説します。
特徴としては、外面が良過ぎて家族などには自己愛丸出しの素顔を見せる、自己の利益の為に良心の呵責なくウソを頻繁につく、共感性が欠如しているために感情表現が芝居がかっているか冷静過ぎる、自己愛と自己防衛本能が強いので上司や先輩には態度が違う。
隣にいるようなサイコパスの言動や特徴を、様々なキャラを通して学べるので、サイコパス予防法として役立ちます。
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精神科医・名越康文さん監修のサイコパスの本
犯罪者でなくても身近にもいるサイコパス
そんな人の傾向と対策本
①バイト先の厳しすぎる先輩
②仕切らずに仕切るやり手編集者
③職場を自分色に染める上司
④シングルパパは猫の手も借りる
⑤私のためにけんかをやめないで
⑥自称「かわいそう」な友達
⑦お父さんはサイコパス
7パターンの例が掲載されてるんだけど
なんか「いるわ~こんな人!」
って思うこと間違いなし
いや~私が以前ある仕事をした時の方
絶対サイコパスだった~!
そう思いながらこの本読んでました。
気が付けば身近にいるかもしれないサイコパス
一番の予防は…
関わらないことだそうですよ
でも仕事で一緒になったらなかなか難しいんだよね…
こわいわ~。 -
元上司の行動がサイコパスの事例にそっくり。
・他人に対して共感できないから、人を罵倒するメールに送る。
・感情の抑制ができないから、休みの日でも説教の電話をする。
・性に奔放だから、既婚者なのに毎晩ガールハントに繰り出す。
本を読み進めるほどに恐ろしくなった。
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アンジャッシュの渡部の不倫騒動で気になり読み直したんですが、奥さんをとっかえひっかえするお父さんに似た タイプじゃないかと思います。
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ソシオパスという言葉を知らなかったレベルなので、そことの区分など初めて知ることばかりでした。
漫画パートは「こういうケースもサイコパスに該当するんだー」という驚きもありましたが、確かにこれまでにそれっぽい人と出会った記憶がいくつもありました。
そうか、こういうのが身近に潜むサイコパスだったのかと納得。
その時の自分を思い返すと、なんとかその人に嫌われないように努力するとか、自分に非がある前提で受け止めたりして疲弊してたような…もっと早くにサイコパスについてちゃんと知ってたら、うまいことかわしていけたのかも。
自衛のために読んでおいて損はないと思うけど、ちょっと構成がゴチャついていて読みづらい感じもしました。 -
サイコパスというか、よくいる他者に感情移入できない人。
他人から言われても悪かったと思うことがないから改善の余地はないだろう。
でも周りが何とかしなきゃとは思ってしまうかも。 -
かみあわない相手。何故うまくいかないのか?相手は反省しない。こちらの非を指摘してくる。直接ではなくてもそう思わせる。自分が悪い。もっと相手に合わせなければ。どんど深みにはまる。知らず知らずに操られている。...「隣のその人はサイコパスかもしれない。もしそうなら距離をとりなさい」と警告してくれる本。誰かが自分と同じことをされていたらどう思うのか?一歩引いて客観視してみることの重要性を学ぶ。まずはそれが第一歩。「サイコパスの人の深層心理は?治療法は?どう付き合えばよいか?」そこは詳しくない。別な書で考えよう。
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色んな種類のサイコパス
反社会性と向社会性……
どちらにせよ「サイコパスかも」と思ったら余計な事はせずサッと離れるべし。 -
なんとなく読んでみましたが、タイトルはただの戦略だな〜と思いました。
サイコパスや反社会性パーソナリティ障害の人たちは、自分の行動や性格に生きづらさを感じていないので、医療には結びつかず、治療することもほとんどないと。
つまり、本文で紹介されている人たちがサイコパスである確証はないわけで…。傍から見て、簡単なチェックリストに当てはまるかどうかだけで判断するのは、レッテル貼りや差別に繋がらないか?とも。
本の趣旨としては、「こんな人がいたら逃げようね」ってことだと思います。
「あなたの周りの付き合ったらヤバい人」くらいのタイトルだったら良かったかもしれませんが、それじゃあきっとインパクトがなくて、売れないんだろうな…と。
あんまり印象に残らない本でした。
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サイコパスの特徴がパターンごとに漫画化されて説明されていた。
どの本にも共通しているのが「対処法は逃げる」ということなんだな~とある意味、シンプルで難しいなと感じた。 -
とある上司を思い浮かべてしまう内容でした。
何とか仕事で挽回しようとし続けてましたが、関わらない方が良かったのか……
日常生活に普通に紛れ込んでいる向社会性サイコパスの怖さを学べる一冊でした☺️ -
解説もあり、漫画の例もわかりやすかった。
周りには一概にサイコパスと結論付けられる訳ではないものの、その気質があるな...っていう人はたくさんいる。自分も、親も、職場にも。
経験的には、ナニコノヒト、理解ができない迷惑な思考や行動をするな!(怒)っていう人は、もしかしてサイコパスかも?
当人は変えられないので、逃げるが勝ちっていうのも頷けるが、逃げられない人はかなり辛そう。(→そういう方にはjoeさんの本をおすすめ)
子供の例もある。もし、自分の子供がそれっぽかったら、親が説明をこつこつして、そういうことしたら相手がどういう気持ちになるか等後天的にでも理解させてあげれば、本人の意識で変えていける、みたいなことも書いてある。
周りに困った人(バイト先、職場、親、子供、同じ保育園の人)がいて、対処に窮している方へ、一読をおすすめできる取っ付きやすい本だと思います。
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これだけ読むと世の中サイコパスが沢山いて怖すぎると思った。マンガだから余計に現実味を帯びていて辛かった。
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マンガにすることで人物像が想像しやすく、分かりやすかった。勉強になった。
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本作にでてくるサイコパスは、いわゆるシリアルキラーような人物ではない。まさに「あなたの隣」の身近なサイコパスの話。「向社会性サイコパス」言葉は初めて聞いた。狂暴性は見えずとも、良心の呵責を持たず、自己中心的で他人をコントロールしようとする。しかも、その行動パターンは様々で、サイコパス=〇〇のような明確な特徴もなく、性格のようにも見える。 ありえそうな設定に、正直、「自分の周りにいるあの人も、もしやサイコパス?」ではなく、「自分は共感性は高いけど、向社会性サイコパスの資質もあるのでは」と不安になった。
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あーあの人のあれももしかして…と思わされる。ドラマや映画のサイコパスではなく、身近に潜んでいる可能性のあるサイコパス。対処法も書かれているので、理解しがたい行動をとる誰かに困っていたら、一度目を通して見るといいかもしれません。
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漫画で紹介されている事例が分かりやすかった。
解説文章は、クセと考えの偏りを感じた。
向社会性サイコパスという障害を初めて知った。 -
まんがでわかる 隣のサイコパス。名越康文先生の監修。サイコパスの定義、サイコパス人間の特徴、サイコパス人間の具体例がわかりやすく説明されている良書。読めば読むほど、自分が過去に会った人になかにはサイコパスが何人もいたことを思い知らされる。サイコパスは身近にいる、サイコパスは隣にいる、そう思って警戒しなくてはいけないと思うと恐怖を感じる。
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身近な人がサイコパスなのでは?と思い、特性を知りたくて読みました。「普通の人」という表現も気になりますが(普通の人の定義ってなんでしょう?)内容も、かなりバイアスがかかった内容かと思いました。当てはまる人全てがサイコパスだとは思えないので、低評価です。
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漫画のある為、数時間あれば読めるボリューム。
サイコパスについての入門書 -
サイコパスと聞いてもっと暴力的でイっちゃってる人を想像していた。
ただここに出てくる7事例は社会に溶け込んでいる恒社会性サイコパスの内容であり、ともすると少し自分もその気質があるのではと感じる内容もあった。
またこのような人は少し変わってる人、ちょっと常識が通じない人と思われていて普通に周りを見ればいる気がする。
私の仕事やプライベート周りではピンとこないが、否応なく関わらなければいけないような例えばママ友やマンションの管理組合など様々な人が集まるシーンでは出くわしそうな印象だ。
そして彼らの立場に立ってみると、脳の仕組みや活動状況から周りの人が当たり前にできる共感が感覚的にわからないため、経験を重ねる事で学習をしていく。
そのため子供の頃は非常に苦労することをがわかった。
その際に周りにどのように接しられてきたかで社会に順応できるのか否かが変わってくる
一般的な知識としてこれぐらいの内容を社会人全員が理解しておくことで、このような人たちも救いながら良い社会、未来を作れるのではないかと感じた。 -
マンガなので分かりやすかった。数時間で読み終えるので、さらっと読める。
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上司のとの関わり方に悩んでいて出会った本。いくつかのサイコパスの例が漫画で紹介され、その事例に名越先生の解説があるという内容。
発達障害との違い、類似性について書いてあり参考になった。
サイコパスに出会ったら(ロックオンされたら)、対処方法は逃げるしかない、とのこと。対峙してもダメらしい -
サイコパスも脳の器質的な問題とあり、新しい発見となりました。
漫画で読みやすく、わかりやすかったです。
サイコパスと聞くと猟奇的なのかと思っておりましたが、そうではないのかもしれない。
もっと日常に、隣にいるのかもしれないと知りました。
私にとって『おかしな人』は仕方ないのかなと
ただ、逃げよう!!!と強く思いました。 -
世の中には程度の差はあれ、サイコパスはたくさん存在するんだろうなと思った。
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サイコパス的登場人物が問題を起こす様子の漫画が数本、その漫画内容を例として挙げ名越康文先生の知識を元にサイコパスとはどういう習性なのか、判断基準、対処法などが一通り書かれています。
漫画の中のサイコパスが自分の周りの問題人物の行動とも重なり、問題の適切な解決法が見えて大変参考になりました。他の方も感想に書かれていますが、挿絵や漫画単体としての構成(視線誘導やコマ割りのテンポ等)がイマイチな部分が少しだけ残念でした。「まんがでわかる」とありますが、漫画部分はあくまで事例のみです。文章として書かれている部分でサイコパスへの理解が深まります。
サイコパスへの対処法は、逃げるのが1番。どうしても立ち向かわなければならない場合は必ず警察や弁護士など第三者を間に置くべきとのことです。
上司や知人や家族など、他人からの理解に苦しむ行動に悩まれている方は一度ぜひ読んでみてください。 Amazon prime に入られている方はkindle unlimitedにて無料で購読できます(2022/04/11現在) -
漫画は分かりやすかったが、Kindleでは文字が小さくて全体的に読みにくかった。
こういう人いたら迷惑だなーと思ったけど、特に大きな発見もなかった。 -
マンガで分かり易いかと思ったけどむしろ判り難い