あんた、ご飯食うたん? 子どもの心を開く大人の向き合い方

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  • カンゼン
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本棚登録 : 33
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862554376

作品紹介・あらすじ

子どもは信頼できる大人を見抜いている。子育てや親子関係に悩むあなたへ。約40年にわたり、居場所のない子どもたちに手料理を作りつづける、広島のばっちゃんから心に効くメッセージ。

感想・レビュー・書評

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  • 年とともに経験を積んだからこそできること、っていうのがあるんだなぁと。
    優しい空気がありました。
    暖かい気持ちになります。
    子どもたち目線の話も聞いてみたいです。
    本で読むよりも実際に中本さんの話を聞くほうが
    より雰囲気が感じられそうだな、聞いてみたいな、と思いました。

  • バッチャンの人柄が十二分に出ていて、魅力を感じた。

  • やっぱり人生経験がものをいうなぁ、と感じ入った。まずは目の前の相手のことに耳を傾けることがホントに大事なんだな、とあらためて感じた。

  • ◆きっかけ
    『ありがとうのかんづめ』に出てきた『隣る人』をAmazonで検索したら、「この商品を買った人はこの商品も買っています」の欄に出てきて、そのレビューを読んで気になって。む図なし、い図あり。2018/4/7
    ◆感想
    い図。2章の、中本さんが意識しておられる子供への接し方、長年の経験と試行錯誤から築き上げた、中本さんの子どもたちへの気持ちがいっぱい詰まったその接し方。私も自身の子どもや、近所で関わる子どもたちへの接し方を見つめ直すきっかけをいただいた。子どもに対してだけではなく、家族や親戚、友人、周りの人との人間関係全てにも通ずることがたくさんあった。

    手作りの料理、つい時間や自分の都合にかまけて億劫に感じてしまうこともあるけれど、やはり生活と心、体の芯だ。しっかりせねばと思う。
    2章。子どもたちにはあれこれ聞かない、指導よりもまず共感。同情はしょせん人ごとと思っているから。同情ではなく共感したいと思ったら、その人のことを知るために時間をかけて信頼関係を作っていくことが必要。それに初めから知ろう、知ろうと焦ってはいけない。焦りの心が出てはいけない。中本さんも、共感はほんとうに難しいも言っておられ、年の功もあると。

    あと、お世辞について。うわべのお世辞を言うというのは、つまりはビビリがはいっているという指摘にドキッ。お世辞は子どもにとってはものすごく嫌味に聞こえる、それほどでもないことをほめても、バカにされた気持ちになると。

    関心を持つことから始める。スマホばかりいじっている子どもに対して否定的な気持ちが浮かんでもそれは言わないようにして、何をしているのかな、ということを考えてみる。

    ボランティアは、感謝、感動、関心、謙虚が大事。野望やおごりの気持ちがあったら絶対にうまくいかないし、相手に対しても失礼。絶えず、謙虚、謙虚で。しかし、中本さんですら、「謙虚」は難しいことだと語る。謙虚さを失わないことに、中本さん自身、常に危機感を持っているのだそうだ。「p163…私だって、言いたいことはいっぱいありますよ。でも、がまんがまん、と自分に言い聞かせて、がまんしているんです。それはもういろいろと。仕事としてする分には,いやなことがあってもしょうがない、とどこかで割り切ることもできるでしょう。ここまでしかできないと終わりにしたり、公私の区切りをつけることもできます。だけど、ボランティアというものはまったくきりがない。どこかでカタをつけるわけにもいかないしね。つくづく、ボランティアは難しいと思います。難しいなかだからこそ、常に感謝の気持ちと謙虚さをしっかりと持って、続けていかなければならないと思っています。」

    欲を捨ててごらん。
    p173…自公が自分が、と言って、自外だけ守ろうとする人には、まわりの人も与えてくれない。物質的な面だけじゃない、何事も与えてくれない。自分の欲を捨て、我を捨て、とにかく人に親切に親切にと考えることによって、まわりの人が支援してくれる。これは宇宙の法則なんよ。これも父のよく言う言葉だったんです。(中略)だいたい人は、欲があるからもめるんです。欲を捨ててごらん(中略)私などは昔の人間だから、よくこう言われました。「寝て1畳、起きて半畳」。寝るときは1畳分の広さがあれば十分で、半畳の広さがあれば生活は十分。そういう言葉があるわけ。起きて食事も腹八分で生きていかれる、それ以上の欲を持つものではない、というように。そういう教訓を、小さい時から繰り返し聞かされて育ちました。だから、普通に食べて暮らしていければそれで十分、それ以上の欲を持たないでいられるんです。
    2018/4/14

  • 昨年のNHKスペシャルで中本さんを知りました。
    非行に走っている子供達が、なぜ非行に走るのかよく分かる番組でした。
    中本さんの前では、本当に素直で純粋な可愛い子供達なのでした。

    「ごはん食うたん?」
    という掛け声は子供達を救う。

    しかし私はこの言葉よりも好きな言葉があって。
    それは、
    「えらかった、えらかった」
    という言葉。

    中本さんは口癖のように、都度子供達に向かって言うのです。
    私は泣きました。
    小さい頃に一番言われたかった言葉。
    でもこれを言ってくれる大人は身近にはいませんでした。
    家庭内のつらいことを1人で耐えてこその今ですが、
    大人になってもやっぱり一番嬉しい言葉かもしれません。

    子育てに悩む人も、自分の子供の頃に立ち返って考えると
    案外呆気なく簡単に接し方の答えが見つかったりするのかも。

  • NNNドキュメンタリーで拝見してからずっと気になっていた中本さん。
    生半可な気持ちでこれだけのことはできないと番組をみても思っていたけれど、本を通じて「粉骨砕身とはまさにこういうことなんだ」と思い知らされたような気持ちです。

    子どもと向き合う時に、損得判断やお金をフィルターにすることは良くないと思われている中、中本さんは話を聞いて理解してもらうためにあえてその比喩を使える人。
    一方通行でなく、相手の受け止め方も考えた上での言動。
    「行きなさい」ではなく「一緒に行こう」もなかなかできないこと。
    ばっちゃんの信頼感は、中本さんの行動力あってこそなんだと感じました。

  • 2017年1月7日放送 NHKスペシャル「ばっちゃん~子どもたちが立ち直る居場所~」などTV放送で大反響!

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    約40年にわたり、居場所のない子どもたちに手料理を作り続ける、 広島のばっちゃんから心に効くメッセージ

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