- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862554468
感想・レビュー・書評
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現代人の疲れた脳を休めるための方法をまとめた本。現代人はインプット過多、マルチタスクなどで脳を使いすぎ、脳疲労が怒っている。脳を鍛えるのではなく、デフォルトモードネットワークにして脳を休ませる事が肝要であると。正にその通りである。自分もインプットに偏重している感があるので、気をつけて行きたい。
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記憶やデフォルトモード・ネットワークについて興味があったので、たまたま見かけたこの本を手に取りました。
脳には、ぼーっとすることで「デフォルトモード・ネットワーク」という回路が活性化され、閃きを得たり、自己認識を整理したりといった働きがあるということです。多忙な日々に追われているとなかなかこの機能を発揮できないので、そこに対するアドバイス的なことが書かれていました。
一方で、本書には書かれていませんでしたが、このネットワークは非常に"大食い"であり、脳疲労の原因となるため、本当に脳を休めるには瞑想などによりこのネットワークの活動を低下させる必要があるという説もあるようです。
いずれにせよ、デフォルトモード・ネットワークには脳の状態を整理する効果があると思いました。日頃から意識的に活用したり、高ストレス下ではあえて休ませたりするということが大事なようです。 -
図書館で借りた。脳休めよ
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就寝1時間前から、スマホを使用しない
朝起きたら、太陽の光を浴びる
まずは、アクションを起こしてスイッチを入れる
ぼんやりして脳を休ませる
プラスアルファ散歩法:散歩しているときに、ひとつ課題を与える
自分をあきらめない -
内容的には、
前置き・周辺情報が80%
本題の「脳を休める技術」は20%
名医だけが知っている…と書いてあったのでかなり期待していたが、技術はその辺のウェブページにあるライフハックと同じ内容だった…!期待しすぎた。
逆に言えば、名医だけが知ってるレベルの技術が、インターネット上で手軽に知ることができるのは良い時代。「情報」そのものではなくて、「実行」してみることに価値がある時代なんだなぁ。
以下、メモ
・迅速に考える:ワーキングメモリー:最前線
深く考える:熟考機能:司令塔
ぼんやり考える:何もしていない時に活性化している部分:最高司令塔
・ぼんやりしている時に最高司令塔が働ける
・集中とぼんやりを意図的に切り替えないと脳は休めない!
・仕事のことが頭から抜けない、帰宅後も緊張が解けない常に時間や仕事に追いかけられてる…と感じるのは「切り替えられない脳」になっている状態。
・脳の短期記憶機能(ワーキングメモリ)と熟考機能は排他的な関係。一方が働いているときは、片方はフリーズしてしまう。
・ドーパミンはやりがいのある仕事、生きがい、あらたな挑戦をして飛躍するとき。人や社会に奉仕するとき。これらの人間らしい活動では食や性を上回る快感が得られる。
・デフォルトモードネットワーク状態になると、ハッと我にかえる。
▼仕事で意識すると良いこと
★3分でいいので何もしないでボーっとする時間を意図的に作る
シングルタスクで片付ける
優先順位をつけて整理する
▼プライベートで意識すると良いこと
・昔の懐かしい写真をぼんやりと見つめるとデフォルトモードネットワークが立ち上がる。
・単純作業をする
・一日の終わりに数行の日記をつける
→ 脳が疲れている人は、自分コンディションを客観的に把握することが大事。日記による気づきが不調やスランプからの脱出になることがある。
・ぼーっとする際には、人間が作ったものではなく神様が作ったものをみると良い。
・脳が若い人は、見た目も若いのは脳科学の世界では常識 -
体験談と小難しい話がてんこもりで2/3が終わり、脳をどう休めるのかといった部分はほんの少しで大体どこにでもある内容だった。
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忙しいビジネスパーソンにとっては、脳をうまく
休ませることが大切。脳過労に陥っている人の
症例を見ながら、脳が疲れてしまうメカニズムや
基礎知識を紐解き、脳を休ませるための実践方法を
紹介します。チェックリストあり。 -
ぼーっとしてる時にこそ、脳は情報を整理してベストな選択肢を思いつくって話。
仕事が終わって帰る道中、歩きながらアレコレやるべきことを思い出したり、お風呂で「そうだった、忘れてた」とか思い出したり、という日常の自分にとって、ですよね〜という話。
ぼーっとする時間がないとココロもカラダももたない自分が肯定された本。
あーよかった。. -
脳を休めることの大切さを感じる
著者プロフィール
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