- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862555960
作品紹介・あらすじ
政治家対応、大量の資料作成、、、
霞が関の人のことをもっと知ってほしい!
国民の多くが残念ながらちゃんと理解していない官僚の日々の仕事や役割。
政治家とのやり取りも含め、ブラックボックスのようになっている霞が関の人の 日常を、
実際に霞が関で働く著者が、ユニークにわかりやすく解説します!
感想・レビュー・書評
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官公庁での働き方を知りたい人には、とてもピッタリな本だなと思った。
国会答弁や法案審議の対応は本当に大変なんだろうな、、、とゾッとしつつも、国のダイナミズムを直に感じたり、最先端の有識者や要人と接する機会があるのは素晴らしい仕事だと感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
霞ヶ関の人たちがどうして激務なのかが垣間見れた。
優秀な人たちが、ただ消耗されていく姿がつらい。
これを読んだら、国家公務員になろうという気が失せる人が続出しそう。
国会議員は、国家公務員の時間と能力をもっと大事にしてほしい。
無限にあり、使い放題と思ってもらっては困る! -
自分とは全く縁のない世界をのぞくような気持で手に取った。ざっくり言えば国家公務員として霞が関で働く筆者によるお仕事紹介本。でもその内容はあまりにもブラックで、紹介というよりは実情を訴える目的をひしひしと感じた。
語り口が軽妙で、時には「鬼滅の刃」や「プロ野球」を例に挙げて組織を説明しており、サクサク読める。国家公務員が登場する映画やドラマが引き合いに出されると興味がわく。ところが国会会期中の激務と体調不良が切々と語られると引いてしまった。興味を持たせる部分と切実な訴えがバランスよく配され「霞が関物語」という感じだ。
執筆時期がコロナ禍の只中とのことで、そうした状況下の苦労もうかがわれる。働き方改革が叫ばれる昨今でも国家公務員には全く当てはまらないということが理解できた。テレビをつけたら偶然国会の様子が映し出されていた。普段はほとんど気にしない議員の後ろの人々が目に入り、答弁に聞き入ってしまった。 -
霞が関には官僚用語というか独特な文化があります。
国会答弁での「検討します」≒「やります」に近い意味など
現代の官僚の生態系について、おそらく1番詳しく(ぶっちゃけて)書かれている書籍だと思います。
霞が関で勤務経験のある先輩たちの話が興味深くて面白かったので、ここまで言及して書籍にしてくれるのは本当にありがたい!
本当に公務員に興味あるなし関係なくいろんな方に読んでほしい!笑 -
霞ヶ関あるあるがこれほど忠実に再現されている本は他にないと思います。
霞ヶ関特有の文化や、そこで働く人たちの思いに触れることができますので、これから国家公務員を志す方や派遣される方にとてもおすすめの本です。
私自身も数年前に某省庁に出向していましたので、その時の記憶が鮮明に甦りました。当時感じたさまざまな思いを代わりに言語化してくださっているようで、読んでいてとにかく楽しい本でした。 -
配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01434331 -
霞が関の人たちは、もっと報われるべきだと思った。
勉強になる内容だった。国会など、これからはもう少し気にしてみてみようと思った。
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民間から中途採用で国家公務員になった著者の体験談と、霞ヶ関官僚のお仕事紹介。軽い感じで書かれていて、ざっくり読む分には悪くない。
ただし、良くも悪くも表層的なので、その点は注意が必要。(守秘義務なのか、具体的な話は書けないと思われ)
あと、鬼滅の刃やスポーツ観戦に例えるのは、正直分かりづらい。 -
【おすすめポイント】国家公務員を視野に入れているなら、その世界をチラ見してみてください。こういう理由で若者が離職する、ランチは○省庁の食堂がイイ、など実際の職員の本音が語られています。なかでも「国全体の仕組みを動かす一員として働く」という言葉が印象的です。
民間企業を経てから入省を検討する人にもおすすめです。
【請求記号】キャリア310:Ka
【配置場所】キャリア支援コーナー
【URL】https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28213423