ザ・メンタルモデル 痛みの分離から統合へ向かう人の進化のテクノロジー

  • 内外出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862574756

作品紹介・あらすじ

メンタルモデルとは、
由佐美加子氏が1000人を超えるセッションを通して得られた、人間がその生き方を制御しているプログラムのこと。

メンタルモデルは4つあり、どれかひとつに誰もが当てはまると言います。

4つの「メンタルモデル」とは――。

A 価値なしモデル「私には価値がない」
B 愛なしモデル「私は愛されない」
C ひとりぼっちモデル「私は所詮ひとりぼっちだ」
D 欠陥欠損モデル「私には何かが決定的に欠けている」

このメンタルモデルを理解できると、
この人生であなたがどんな世界をもたらしたいのか、という願いや使命が見えてきて、
ありのままに生き、その喜びの中で生きられると言います。

本書は、このメンタルモデルを発見していく実際のセッションを紹介する第1部と、第2部では、由佐美加子氏・天外伺朗氏による、メンタルモデルの解説とその見つけ方のほか、二人のライフ・タペストリー(人生の物語)を通して、メンタルモデルの理解をさらに深めてくれる内容になっています。

感想・レビュー・書評

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  • 「不本意な現実」に自分のメンタルモデルが現れる。不条理、不幸、不運と言い換えてもよかろう。ある現実をそう捉える無意識OS(オペレーションシステム)こそがメンタルモデルである。
    https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2022/07/20/211752

  • 備忘録
    ・「欠陥欠損モデル」であるとの気づき
    ・私は今、ありのままの自分で、凸凹のまま、安心してここにいる(スートラ)

  •  自覚なしに痛みを回避するために行う行動により人は生きにくい。受け入れて先に進むためには、自身が属するメンタルモデル(4つある)を知り、それぞれに定められた進化するための行動を経て、目指す世界に行く。筆者(由佐美加子、天外伺朗)らはそれを「テクノロジー」と呼んでいる。
     人は生まれ落ちると養育者に100%頼って生を開始する。生存戦略として養育者の関心を惹かざるをえない。しかしながらそれを達成できない時にいくつかの反応パターンがある。これが4つのメンタルもでるのそれぞれの特徴となっているのだろう。
     「私には価値がない」…成果を成すことで関心を獲得
     「私は愛されていない」…他者からもらえず自分から
     「私は所詮ひとりぼっちだ」…他者は頼れず自分で
     「私には何かが決定的に欠けている」…ダメを全面に出したりできるふりをしたり、ウラでこそこそ頑張る
     この本が非常に残念な点があって筆者のふたりとも「ひとりぼっちモデル」なのである。故にその記述は多い。他のモデルも説明はされている。しかし、「欠陥欠損モデル」に至ってはほとんど解説されていない。実際のところも割合も少ないちうことなのだが。
     何のことはない私は「欠陥欠損モデル」に属すると思っており、もうちょっと深堀りした話を聞きたかったと、そういうことである。笑

  • 現代人のほとんどが、分離からの「闘争」か、「逃走」の中で生きており、その分離の中で「てーへんだ、てーへんだ」と言いながら気づかずに死んでいく。

    頷くしかない。
    分離が起こす悲劇のプロセスがわかりやすいし、身に覚えもある。

    しかし自分は統合期に入っているのだと感じた。
    分離した自己を統合し、魂の目的を受け止める。
    その覚悟を決めること。
    抗わずに受け止めると、戦いは終わる。

    分離に至る人間の生い立ちを辿っていくと、なんて切ないのかなぁと。しかし、その理解の先には枯れない愛が湧いていく。

  • 筆者の文章がわかりにくく読むのがしんどい。頑張って読んだけど、4つのメンタルモデルがある、ということが分かっただけ。これ読まずワークブックだけで良いです。もうこの筆者の本は読みません。

  • わかるようなわからないような、、でも、自分自身が4つのモデルのどれかに当てはまる気はするので、受け入れて自認していくきっかけにしたいと思う

  • 上司からおすすめされて読んでみた本。
    言わんとすることは理解できるが、全てが感覚的で、自分としては納得まで至らなかった。
    元々スピリチュアル系の自己啓発本は苦手だったが、そこに片足を突っ込んでいる内容だと感じた。
    ただ、逆にすごく理解できる方もいるのだろう。

  • 結局どう使えばいいのか分からんかった

  • 分離による痛みを統合するという、一見スピリチュアルな内容で疑って飲み始めたが、メンタルモデルを大きく4つに分別して、それぞれどうやって自分のメンタルが外圧に反応し、自らを守っているかを客観視して、知ることができる本。
    著者である由佐氏と天外氏のメンタルモデルが「ひとりぼっちモデル」のため、ひとりぼっちモデルからの克服は2人を例にとるとわかる気がするのだが、他の「愛なし」「価値なし」「欠陥欠損」のモデルが統合した立場となる点は気になったが、私自身内面と向き合うひとつの考え方として、この本のノウハウを生活に活かしていこうと思う。

  • わたしには星5だけど、読む人を選ぶ本。
    自分の幼少期に体験した痛みが、今の思考や行動にも影響している。

    わたしはたぶん「ひとりぼっち」モデルですが、結構自覚していたかも。

    メンタルモデルは全部で4つ。
    「価値なし」モデル
    「愛なし」モデル
    「ひとりぼっち」モデル
    「欠陥欠損」モデル

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著者プロフィール

●由佐美加子(ゆさ・みかこ)
合同会社CCC (Co-Creation Creators) 代表、株式会社LLT パートナー。
野村総合研究所、リクルートで勤務した後、グローバル企業の人事部マネジャーを経て現職。10年にわたり、年間250日以上ファシリテーターとして場に立ち、1000人以上の個人セッションから見出した、「HMT」と名付ける無意識下にある内面世界を紐解くための技術を体系化。様々な切り口で経営者、企業のエグゼクティブや管理職、一般向けに分かち合い、個人と社会の意識の変容をもたらす活動をしている。また、新しい人間観を元にした親子向けの会員制コミュニティー、じぶん共創塾を主催。著書に『ザ・メンタルモデル』(天外伺朗氏と共著・内外出版社)、『無意識がわかれば人生が変わる』(前野隆司氏と共著・ワニブックス)、訳書として『U理論』(英治出版)がある。
Human OS Migration Technology(HMT)  公式サイト:http://hmt.llt.life/

「2021年 『ザ・メンタルモデル ワークブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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