ザ・メンタルモデル 痛みの分離から統合へ向かう人の進化のテクノロジー
- 内外出版社 (2019年8月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862574756
作品紹介・あらすじ
メンタルモデルとは、
由佐美加子氏が1000人を超えるセッションを通して得られた、人間がその生き方を制御しているプログラムのこと。
メンタルモデルは4つあり、どれかひとつに誰もが当てはまると言います。
4つの「メンタルモデル」とは――。
A 価値なしモデル「私には価値がない」
B 愛なしモデル「私は愛されない」
C ひとりぼっちモデル「私は所詮ひとりぼっちだ」
D 欠陥欠損モデル「私には何かが決定的に欠けている」
このメンタルモデルを理解できると、
この人生であなたがどんな世界をもたらしたいのか、という願いや使命が見えてきて、
ありのままに生き、その喜びの中で生きられると言います。
本書は、このメンタルモデルを発見していく実際のセッションを紹介する第1部と、第2部では、由佐美加子氏・天外伺朗氏による、メンタルモデルの解説とその見つけ方のほか、二人のライフ・タペストリー(人生の物語)を通して、メンタルモデルの理解をさらに深めてくれる内容になっています。
感想・レビュー・書評
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「不本意な現実」に自分のメンタルモデルが現れる。不条理、不幸、不運と言い換えてもよかろう。ある現実をそう捉える無意識OS(オペレーションシステム)こそがメンタルモデルである。
https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2022/07/20/211752詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現代人のほとんどが、分離からの「闘争」か、「逃走」の中で生きており、その分離の中で「てーへんだ、てーへんだ」と言いながら気づかずに死んでいく。
頷くしかない。
分離が起こす悲劇のプロセスがわかりやすいし、身に覚えもある。
しかし自分は統合期に入っているのだと感じた。
分離した自己を統合し、魂の目的を受け止める。
その覚悟を決めること。
抗わずに受け止めると、戦いは終わる。
分離に至る人間の生い立ちを辿っていくと、なんて切ないのかなぁと。しかし、その理解の先には枯れない愛が湧いていく。 -
筆者の文章がわかりにくく読むのがしんどい。頑張って読んだけど、4つのメンタルモデルがある、ということが分かっただけ。これ読まずワークブックだけで良いです。もうこの筆者の本は読みません。
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わかるようなわからないような、、でも、自分自身が4つのモデルのどれかに当てはまる気はするので、受け入れて自認していくきっかけにしたいと思う
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上司からおすすめされて読んでみた本。
言わんとすることは理解できるが、全てが感覚的で、自分としては納得まで至らなかった。
元々スピリチュアル系の自己啓発本は苦手だったが、そこに片足を突っ込んでいる内容だと感じた。
ただ、逆にすごく理解できる方もいるのだろう。 -
結局どう使えばいいのか分からんかった
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分離による痛みを統合するという、一見スピリチュアルな内容で疑って飲み始めたが、メンタルモデルを大きく4つに分別して、それぞれどうやって自分のメンタルが外圧に反応し、自らを守っているかを客観視して、知ることができる本。
著者である由佐氏と天外氏のメンタルモデルが「ひとりぼっちモデル」のため、ひとりぼっちモデルからの克服は2人を例にとるとわかる気がするのだが、他の「愛なし」「価値なし」「欠陥欠損」のモデルが統合した立場となる点は気になったが、私自身内面と向き合うひとつの考え方として、この本のノウハウを生活に活かしていこうと思う。 -
わたしには星5だけど、読む人を選ぶ本。
自分の幼少期に体験した痛みが、今の思考や行動にも影響している。
わたしはたぶん「ひとりぼっち」モデルですが、結構自覚していたかも。
メンタルモデルは全部で4つ。
「価値なし」モデル
「愛なし」モデル
「ひとりぼっち」モデル
「欠陥欠損」モデル