きみがいなけりゃ息もできない [新装版] (ビーボーイノベルズ)

著者 :
  • リブレ出版
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本棚登録 : 462
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862630674

感想・レビュー・書評

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  • [美術商×漫画家]
    幼馴染 再会愛

    とにかく面白かった。
    この物語全体が事件?なような、色々な要素ありました。
    受けにも攻めにもそんなに感情移入しませんでしたが、
    ストーリー構成が良いので問題なかったです。
    ルコちゃんがかわいいし、みんなイイ人だし。
    東海林の作ったホットケーキが美味しそうで・・・食べたい!!
    良い作品でした。


    ☆あらすじ☆
    ルコちゃんという愛称でごくごく一部に熱心なファンがいる(らしい)売れないマンガ家「豪徳寺薫子先生」こと二木。生活能力赤ん坊なみの彼を放っておけず、幼なじみの東海林は文字通り衣食住の面倒を見てやっている。そんな折、二木にメジャー出版社での掲載のチャンスがきた。二人の関係にも微妙な、そして大きな変化が―?運命の(!?)再会を果たす大学生編「きみがいたんじゃ転居できない」を収録した新装版。

  • 榎田先生は、ダメな人間の描写が本当に上下。二木のダメさが食べ方や服装、部屋の描写からありありと伝わってきて凄い。
    そんな二木を世話する東海林のそれは、愛じゃなくてなんなのか。
    最初に読んだ時は好き!凄い!でいっぱいだったけど、読み直すと、東海林目線、二木目線交互に話が進んで保管しあっていて、でも話がダブってもたつくこともなくて、文章の上手さも改めて感じる。最近なろうばっかり読んでたから特に・・・。
    タイトルはセリフとしても出てくるんだけど、存在全部まるごと欲しがる様子はグッときた。

  • まんが家シリーズ全5巻なる第一弾。これと第五弾が同じcp。
    世話焼き幼なじみ×売れない漫画家。ひと事件もあり、切なさもあり…面白かった。女性キャラが相変わらず好感持てるBL。

  • マンガ家シリーズは読み終えましたが、これだけコミックで済ませてた。大好きなルコちゃんをどうーしてももう一度読みたくて、購入。コミックはかなり原作に忠実に描かれているんだと確認しつつ、ちょっとした違いを発見できてテンション↗
    やっぱり、ルコ×東海林はイイ。

  • BLとしては軽い感じ。
    人間ここまでダメな人間を世話するのは好きじゃなきゃ出来ない。
    それも鈍くて自分の気持にも何か事件が無い限り気付かないその天然な所が好きなのかな。
    ルコちゃんはいいコではあるんだろうけど世話役(東海林くん)人の気分になって(自分に投影してしまう)ちょっとしっかりせぃと言いたくなっちゃう。
    最後はちゃんと気がついてHappyEndを迎えられて良かったです。
    愛される人って得てして鈍感なのかしら?
    とにかくストレートな裏なしそのまんまのラブストーリーです。

  • ★3.0。さすがの榎田さん、お話は面白く読めました。
    しかし私の萌えツボからは外れていたようで残念。
    駄目人間なルコちゃんは賛否両論あるようですが、私はかわいかったです。むしろ全編ルコちゃん視点で読みたかったなあ。

  • 見ない振り出来ればいいのかも…そんなこと無理かな…この先どうなっちゃうの…気になる二人です。( エロアリ★★)

  • テンポよく進み、キャラも立っていて面白かったです。二人の関係としては相互依存がダメな方に向かっている気がして好みではありませんでした。二人はこれで幸せなのかな~今後の人間的な成長が見込めないような気がします。

  • とにかく世話好きな攻めが大好物な私にとっては堪らない話でした。東海林は私の中で好きな攻めナンバー1です。魚住くんシリーズもそうでしたが、榎田さんの駄目っ子受け話は良いですよね。

  • 駄目駄目な受けと、気が付けば世話を焼く攻めのお話。
    甘ったれなやり取りが微笑ましい。

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著者プロフィール

東京都出身。2000年、「魚住くん」シリーズ第1作となる『夏の塩』でデビュー。以降、多彩なテイストの魅力的なボーイズラブ作品を世に送り出している。代表作としては「交渉人」「漫画家」「Nez〔ネ〕」各シリーズなど多数。榎田ユウリ名義でも「宮廷神官物語」「カブキブ!」「妖き庵夜話」「死神」各シリーズなどを発表し、読者から熱い支持を得ている。

「2022年 『threesome』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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