甘い棘の在処 (ビーボーイスラッシュノベルズ) (B-BOY SLASH NOVELS)
- リブレ (2008年1月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862633187
感想・レビュー・書評
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受に冷たく接する攻×記憶喪失になった受。
受と同じように攻の言動に疑問を抱きつつ読み進めていきました。
真実には受と同じタイミングで気づきましたが、なかなか衝撃的な展開でした。
何もかも忘れてしまっても“気持ち”は忘れていなかった…そして少しずつ知る記憶を失う前の自分。
はあ……とにかく受が切なかったです。
この作品、初見と2度目以降では印象が変わりそうな作品でした。
あ、本作は比較的エロ多めですが、合意はラストと番外編のみなので、地雷な方はご注意を!!
本編がどシリアスな分、番外編は激甘です^^
“もっと俺に踏み込んでこい”
“何故なら自分は甘えたい”
この2つの言葉に萌えました詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
★3.0。真相がわかるまでは非常に良かったのですが、その後攻が急に態度を軟化させる様子に違和感。
※以下ネタバレ※
例えば受が記憶を無くす前から攻も受に執着を感じていたような描写があれば良かったんですが…。
別人のようになった受に、そんなにすぐ甘くなるかなと。 -
痛かった。過去の達矢が敦に対してした事が詳しく書かれていないだけまだマシなのかもしれないけれど、敦が頑なな意味がなんとなく分かる。
だからラストの甘々さに戸惑いながらも記憶喪失後の達也は可愛いだけにちょっとホッとしましたね。
でもすごい執着というよりもなんだろうね、昔の達也は無表情の下にどれだけの激情を抱えていたんでしょうね。
それほどまでに敦のそばに居たかった。
やり方を間違えてしまったのはきっと分かっていたんだろうね。そして記憶喪失後の達也の行動こそが、本当にしたかった事なんじゃないんでしょうかね。 -
記憶喪失もの。
ちょっとミステリー風で挿絵もあいまって、なんだかしっとりねっとりという感じの話でした。
はっきりとしたハッピーエンド というわけじゃなかったけど、これが1番いい終りかたなんでないかと思う。 -
地雷
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話的には好みで☆4つだけど、ちょっと文章が分かりづらかったりセリフが誰に向けてとかがちょっと分かりにくかったりしたのでこのランクで。
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記憶喪失ものです。
記憶を無くした主人公が、同居人で従弟に疎まれ、
陵辱されても執着する理由を記憶の中に探そうとする
必死な様子に引き込まれます。
愛に不器用な人間の不器用な恋愛が楽しめます。 -
記憶喪失物です。やや後半の攻めがあっけないじゃん、とも思いますが、コレは良いです。萩野さんの作品は受けが女々しくなくて本当にいいですよ!!