覇帝激愛 (ビーボーイノベルズ)

著者 :
制作 : 稲荷家 房之介 
  • リブレ出版
3.00
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本棚登録 : 59
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862633514

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったです。
    どうしても読みたくて古書を取り寄せたところ、とても良い状態の本が届き、余計に気持ちよく読めました。

    内容についてですが、いかにも遠野先生らしい艶っぽいお話です。ですが、古代中国風の国が舞台で、「覇帝」と呼ばれるだけはある若く猛々しい皇帝が主人公なので、全体的には「硬派」の雰囲気の作品のように感じました。

    天界から舞い降りてきた天人にひとめ惚れし、略奪するように攫い、自分の後宮に入れてしまった皇帝。
    そんな皇帝の強引さを畏怖しつつも、強引さの中に見え隠れする不器用な優しさに惹かれてゆく心優しき天人。

    二人の心が次第に近くなってゆくプロセスがよく伝わってきました。ラスト、天人を寵愛していた天帝が彼を取り戻しにくるのですが、美しき天人は天に戻るより皇帝の側にいることを選択します。

    -悔いはないのか?
    問う皇帝に天人若蘭が答えた言葉。
    -私は、ただ欲しいものを選んだだけです。
    天帝を「捨てた」のではなく、より「欲しい方」を選んだだけ。
    文章中には「本来であれば選ぶことと捨てることは表裏一体のはずだが、あえてそれを一方だけから見る心の持ちよう」と表現されています。
    若蘭のこの言葉が天帝への嫉妬とライバル心に燃えていた皇帝の心を見事に鎮まらせたのです。

    とても良いお話でした。
    若蘭の心がどれだけ皇帝に暴虐の限りを尽くされたように見えても、最初から最後まで離れなかったのは、やはり皇帝のふるまいが一見粗暴に見えても、心底では常に若蘭を気遣っていたからではないでしょうか。

  • 遠野春日センセの中華モノ、イラストが稲荷家房之介センセ。遠野先生の大ファンで、直前に読んだのはいいレビューを目にしない「秘虐の花嫁」。だがすっごく良かった!ので、似た感じかと期待してワクワク読んだ、けれど……。
    あれっ。う、うーん。1週間前に読み終わったのだが、もうすでに中身を覚えていない。おっかしいなぁ、秘虐の花嫁と似たシチュじゃないか!何故だ。攻めの魅力不足かなぁ。わがままで自分勝手な王。秘虐の方もそうだったのだか、あっちは徹底して冷血、進撃のリヴァイのようでそれはそれで魅力的だったからかな。こっちは子供っぽい感じがしてしまうのかな。天帝もちょっとどうなの?笑っちゃうよ?てなところもあったしなぁ……。展開が滑ってしまうところがあったかなぁ。深く考えないでさらっと読むが吉か。

  • う~ん、あまり好きじゃない話だった。
    受が天人

  • ナイ。自分的に。
    とにかく、璋紀帝が最初から人の簪盗むような自分勝手人間で、それが最後まで結局あんまり変わってないと思うし。
    そんなキャラに魅力もなく、なんで若蘭がそっちを選んだのかも意味不明。
    天女の羽衣の話のパロディみたいな話なんだけど、とにかくひたすらヤってる話だし、ストーリーがイマイチすぎる。深みがない。
    しかも死んでもよみがえるってどうよ。
    しかも最中には宦官が介添え・・・。いや現実の皇帝様もそうだったのかもしれないけど、BLでそれはどうなのよ。そんな濡れ場ありかい。
    中華ファンタジー好きなのでそれなりに楽しんだけど、やっぱりストーリーはナイって感じかな。

  • 勇猛で大胆不敵な王・璋紀帝は、狩りの最中に池のほとりで黄金の美しいかんざしを拾う。持ち主である青年・若蘭にかんざしを返して欲しいと乞われるが、若蘭の美貌に熱情と独占欲を感じた璋紀帝は、そのまま彼を自らの後宮に攫い!?華麗な王宮で、昼も夜も奪われる身体と注ぎ込まれる快楽。いつしかそれは、甘い愛の色を帯び、心に火を付ける…。情熱と欲望と官能のラブロマンス、オール書き下ろし。

  • なんちゃって中華時代もの。人外受けです。イラストが稲荷家房之介さんだったんで思わず買っちゃいました。

  • 超傲慢皇帝×超箱入り天界人

    攫われて後宮に入れられ、愛妾となる話。
    設定は面白いが、エロがやたらと多い(苦笑)
    あと死んでもあっさり蘇ってしまうので、
    悲壮感がまったく無し…
    とにかく後宮エロ(宦官介添え付き)を
    楽しみたい方向きです。

  • 架空エセ中華BL。
    皇帝さんが気に入って後宮に連れ帰ったのは、天人で…という話。
    ひたすらエロい。遠野さんらしいエロさ。
    その辺は少し「高潔な貴族は愛を得る」を思い出しました。
    ストーリー自体はストレートです。
    でもこういう単純なのも好き(笑)

    稲荷家さんの挿絵も素敵です。

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著者プロフィール

貴族や名家の御曹司等、きらびやかな世界観を表現した作品が数多く、読者の支持を集めている。

「2017年 『なんでも屋花曜祐介の事件譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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