春恋さくら (スーパービーボーイコミックス)

著者 : わたなべあじあ

• リブレ出版 (2008年6月10日発売)

春恋さくら (スーパービーボーイコミックス)の感想・レビュー・書評

　相変わらずの相変わらず。
　今回は、神社の妖精から始まり、天使が出てきたり、異世界物もいっぱいだったけど、結局はやってるんだ。
　どろんどろんのぐちょんぐちょんの。
　これはもう、絵が綺麗じゃなかったら許されない何かなんだけど、絵がきれい……というか、絵が好み、というその一点で許されている気がする……。

　多分、これは男性でいうところのエロ本なみのストーリーのなさと、ドロドロ率。
　そういうのが好みの人にはオススメします。

　私は嫌いじゃないんだ……

美形双子×男前の美形

人外ばかりが続くなと思ったら、最後は普通の人間でした。男前受け良いよねー。

双子×幼馴染

これを読んでショタや可愛い系の受けにハマりました。
一寸法師並みに小さい男の子に悪戯するシーンは可愛すぎて
色んな意味で衝撃を受けたし､天使との5Pは人外好きなのでかなり萌えました。
半獣人(狼？)×人間の､肉を食いながらエッチする話も良かった。

8割ファンタジーという内容なのでそういうのが好きな方は勿論､
可愛い受け､美少年受けが好きな方はかなり楽しめる作品だと思います。
エロ度もかなり高いのでそういった部分でもお腹一杯になれますよ！（笑）

（感想）

今回も不思議なお話で楽しめました！！
お気に入りは「paradisso」に「すきやねん！」

●paradisso●
天使なお話。
じーちゃんが死ぬ間際に爆弾発言！！
「お前の母親はぶっちゃけ天使（実は男）」
最初は信じてなかったのですが、お迎えが来た。

気がつけば「天国の谷」という場所で自分の夫となる天使4人が待っていて
（みんな超男前揃い！！）
そこで母親の言葉を思い出し、恋が始まる（何のこっちゃ（＾＾；）
でもそこはファンタジー！！
4人の旦那さんと交わって、即効に卵を産んじゃうんですけどね（笑）
可愛い天使が生まれてメデタシです。

●すきやねん●
自分の代でヤクザ家業は終わりと、
1人息子と2人の舎弟を残して亡くなった
そこから3人の暮らしが始まるのですが、
1人息子が見かけ（可愛らしい）によらず男前
2人の舎弟はボンにメロメロですわ。
手を出したいのに、うだうだしてたら、
「好きや！ゆーて押し倒さんかい！」って台詞！！
はい、3人の幸せな日々が続いていくのでした。

ですがその1人息子にも大きな夢が！！
「男やったら好きな奴抱きたい思うんは当然の権利や。抱かせ。」
2人を抱く気満々です（笑）
最後にガタイが良くなったイラストありましたが、いい感じですvv

あじあさんの独特な雰囲気が出ている作品だと思う。やっぱり内容は過激。
ストーリーもチンプンカンプンで、頭はついていけてないのにどんどんお話は進んでいくから何回も読み返してしまう。けど、それでもやっぱりついていけない内容でした。
でも狼の男の子のお話は楽しかったです。

人外×人だったり、人×人外だったり。
精霊さんが人と交わったせいで人間になっちゃったり、なんともなかったりするお話たち。

ヤクザの息子(美少年)のその後が読みたい。

あじあさんフェアを勝手に開催!!コンプするぞ!!

耽美。面白かった。