媚の椅子 (スーパービーボーイコミックス)

著者 :
  • リブレ出版
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本棚登録 : 606
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784862634450

感想・レビュー・書評

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  • 何気に頻繁に読み返してます。シリアスな極道物ってそんなに惹かれないので初めて読んだ時はあまり刺さらなかったのですが、読み返す毎にじわじわツボって今ではとてもお気に入りの1冊。
    極道とかそういうのは置いといて、2人の関係がすごく好きです。韮沢の狂気的な愛とか、加賦がそれを持て余した末に何故持て余していたのか辿り着く瞬間とか、そういう部分でのシリアスな雰囲気がすごく好きです。それを醸し出してるのが極道のこの設定なんだなぁと思うと平気になりました。
    目隠しを取った瞬間とか、1話目の最後の終わり方が良い。すごく好きです。
    そして描き下ろしがちょう好きです。この短いページ内でぎゅっと詰まってる。膝下に擦り寄って座るのに非常に萌える…そしてラストのかわいさ。本編のシリアスと打って変わって(笑)描き下ろし短編ならではって話ですよね!かわいすぎてもんどり打つ。慣れない2人ってオチに爆笑です。
    元々は、これに入ってる「成立しない朝」という読切がすっごく好きで、何度も何度も読み返す内に表題作もという。成立しない朝は本当に良い短編読切で大好きです。うまいなぁ。タイトルの付け方使い方、起承転結そして終わり方がとてもうまいなーと。涕涙まくら同様。もーすっごい続きが読みたい。けどすごく良い終わりだから…でも読みたい!て毎回なります。これだけ描き下ろしがないのがまた。あーでもこの後甘々らぶになったとこも読みたい!でも良い終わりなんだよなー。という無限ループ。

  • 絵の綺麗さは職人。表題作、設定は大変おいしいんですが、お話は何かのダイジェスト版みたいにいいとこだけ飛び飛びに見せられた感があります。勿体ない。あと、いつも運転手とかのギャラリーがいるところで二人の世界が始まるので、とても…恥ずかしいです…
    医者モノはコミカルで今っぽい。
    コッチ側の人が幸せを得るお話はイイ話なのに、説明がなくて残念です。 

  • ここからこのシリーズは始まったのか。媚の凶刃のタイトルの由来もわかって感激。
    この後加賦さんが韮を溺愛していくんだよなぁ。
    成立しない朝も好き。イケメンくんもずっと主人公のことを好きだったなんて。こういう話大好き。

  • なんか媚と一緒にふつうの設定の人の話入ってるのすごい違和感ある。


    ・媚の椅子

    韮沢の手下がやらかして加賦さんが韮沢を拷問するも韮沢の思いの強さにやられちゃう、みたいな。
    当初は一作のみのつもりだったそうだけど、これで終わりだと消化不良なのでは。


    ・暗夜の礫

    韮沢さんまじ好みのタイプ。
    組長が殺されそうになって加賦さんも狙われてるところに閉じ込めてたはずの韮沢がつっこんできて加賦さん肝を冷やす、みたいな。傷つけたくなくて閉じ込めておいたはずの韮沢をつっこんできたからといってガンガン殴る加賦さん(・ω・)
    EXTRAの加賦さんかわいいわぁ。


    ・トカゲと蝶番

    幼い頃のトラウマでEDの永美里が医者に診てもらいにいったら医者が元凶の幼馴染だった、みたいな。
    わかりやすくてかわいくてエロかった。満足。


    ・成立しない朝
    大学の時の華のある後輩にほれていたけど、その後輩が派遣でやってきてテーブル下で手を繋がれるという。
    これもよかった。

  • ヤクザ・拷問
    ザワザワ(*゚▽゚*)ザワザワ

  • 健気受は大好物なんだけど、弱くて従順なだけじゃなくて愛情故の強さがある受が大好き。だからこの韮沢はかなり私のタイプで萌えました(//∇//) 893モノはコミックスだとかなりの画力が要求されますしどうしてもなんちゃって893やエロや鬼畜のみに特化したものが多くなりがちですが、これは素晴らしかった!池先生の繊細な絵柄とハードなエロが凄くリアルで美しい。続きが出ているようなので早く読みたい。最後のリーマンの話もよかったです。

  • 好き過ぎておかしくなっちゃう韮沢が愛しいし、それが可愛くて仕方ないけど組優先してしまう加賦がカッコよすぎてドキドキ。
    この二人のお話、もっともっと読みたいです。

  • 自分の手駒にしようと手懐けたら、懐きすぎてむしろ怖いくらいになっちゃう、893の若頭と子分のラブ。
    初読み時、冒頭のSMシーンがはげしすぎて(バイオレンス的に)そこだけ何度もガン見してしまったんですよね…
    痛い、の後にくる激甘がすごくツボ!

    ぱっと見、怖い怖い加賦。893らしい容赦ない雰囲気が滲み出ています。でも、ほんとに怖いのは韮沢のラブ!一途で健気だけど、そのひたむきさがハンパない。893以上の迫力で圧倒されます。そんな韮沢に実はメロメロな加賦なんですよね~
    ごちそうさまとしか言いようがありません…
    命を懸けて、身体を張って、愛し合うというのがツボど真ん中です。

    「トカゲと蝶番」は、再会愛。子供の頃のトラウマでEDになった永美里は子供の頃のトラウマでEDになってしまい、診察してもらうため行った先の病院で、医者になっていた芙佑と再会することに。芙佑がEDになった原因であり元凶なのに、彼にHな診察をされてしまうハメになちゃいます。
    かわいくて、どこかとぼけた味がありながらもエロいのがいいです。甘さバツグン。

    「成立しない朝」これも好きな話。臆病で自信のない受が傲岸不遜攻相手にヘタレなんですが、攻が意外にわんこだったりして大変甘くておいしい読後感。

    激辛→激甘。このラブ展開がものすごく快感です。

  • ▼あらすじ
    長く抗争を続けてきた梅崎組と相賀組の手打ち直前。相賀組の男が刺された。梅崎組若頭・加賦は、犯人を匿っているであろう韮沢を拘束し、苦痛と快楽をその体に施すが一向に口を割る気配がない。
    「惚れてた男に犯されて嬉しいかそれとも俺に振られた腹いせか? 韮沢」
    決して痛みに媚びない韮沢の真意とは? 
    描き下ろしあり。

    ***

    これを一冊で纏めてしまうのは非常に惜しい気がする。
    せっかく良い設定なんだからもっと細かく、尚かつ話を掘り下げて巻数を増やせば今以上に萌えられる作品になったかと思います。
    絵は綺麗だし、エロも濃いし、前述した通りキャラの設定も良い。
    だけど、「凄く良い!」って言えるまでは後もう一歩というか、全体的に駆け足気味だったのでそこが残念です。

  • 序盤の見開きから全開。

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