きみがいるなら世界の果てでも (ビーボーイノベルズ) (B-BOY NOVELS)

著者 :
  • リブレ
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本棚登録 : 418
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862634504

感想・レビュー・書評

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  • 前作、「きみがいなけりゃ息もできない」が思ってた以上に可愛くて切ないお話だったので、是非続編も読んでみたいなと思い、手を伸ばしました。
    今回は、2作目だしどうかな~と思っていたのですが、かなり楽しめました!思っていたよりも切なくて切なくて・・・。東海林とルコちゃんの心理描写が交互に描かれているのですが、ルコちゃんのターンになると、すごい必死な気持ちが伝わってきて、何度もうるうるしてしまいました。東海林も、ルコちゃんがいなくなるとここまでになってしまうのかというくらいのダメっぷりで。でもカットの東海林の髭顔、すごいカッコ良くてときめきました。
    紆余曲折があった後の二人のラブシーンは、とってもとっても素敵でした!
    読めてよかった~~!と思える素敵で可愛いお話でした!

  • 「きみがいなけりゃ息もできない」の続編で漫画家シリーズの1つ。他の漫画家シリーズのキャラも出てくるので、出版順通りに他を先に読んでもいいかな?読まなくても大丈夫だけど。
    榎田先生の本はやっぱり文章がすごく好きだなと思う。立て続けにそんなこと起きる!?と思う部分や都合のいい展開もあるけど、面白いので引っかからない。都合のいい展開でも、待ってました!ってなっちゃう。
    前作は二木の東海林に対する依存が強い印象だったけど、本作は東海林の二木に対する依存が強くて良かった。仕事もしない東海林・・・笑

  • 「きみがいなけりゃ息もできない」続編。
    わがままばかりを反省し、なんとか役にたちたい受けだったが、そのせいで攻めに怪我をさせてしまう。自己嫌悪に陥った受けが攻めの元を去る。浮気してまで…。というか最後は間男が普通に馴れ合ってる展開が少し違和感。面白かったけど。

  • memo: 小冊子「ネコノート」「sweetな彼ら」(榎田尤利 マンガ家シリーズフェア2008 新刊用 & 既刊用)

  • 「きみがいなけりゃ息もできない」続編

  • (感想)

    もう、ふたりともしゃきっとして!!周りに迷惑かけるでしょ!!

    続編、続編vv
    相変わらずの2人に今回はなんと別れ話?!
    東海林に面倒見てもらってる二木。
    たまには自分も…と思ったことが間違いだったのか?!
    (気持ちは嬉しいよね)
    東海林に怪我をさせる始末。
    自分のせいで東海林が駄目になると二木の方から離れていってしまう。

    その二木を拾ってくれたのが先輩の甘利でとにかく二木を甘やかす。
    東海林とは正反対とでもいえばいいのか?
    楽な方に楽な方に導いてく先輩。
    でもこれからどうなるんだ?と思ってると東海林が壊れた…

    二木に捨てられて今度は東海林がボロボロ。
    相手がいないと生きていけないのは二木よりも東海林??
    普段ビシッと決めてる東海林が、東海林が…
    だけどそこに東海林の見合い話。って相手はあの茜さんでしたが。
    勿論お見合いにはならずに、ボロボロ東海林の姿をみた茜からの叱咤。
    もう凄くいい女に見えましたよ茜さん!!
    そうです「かっこいい失恋」なんてありませんものね。

    二木に自分を捨てないように泣いて縋る覚悟ができた東海林ですが
    その間にも二木の方だっておかしくなってる。
    東海林がいない二木はやっぱり二木じゃない!!
    そうして生きるか死ぬかじゃないけれど、最後に本能的に求めたのは東海林。

    周りを振り回すだけ振り回して元鞘ですよ。
    やっぱりこの2人が落ち着きますね。

    そして最後は2人でイタリアへ渡るそうで…
    まっ、何処にいても2人一緒なら変わりませんよね。

  • 「きみがいなけりゃ息もできない」より好きな展開でした。
    ルコちゃんがいかに東海林が大切か、東海林にとってもきちんとしてられるのはルコちゃんの存在があるから・・・と再確認して良かったと思う。東海林が振り回されっぱなしの前回よりルコちゃんが東海林に振り回されたのでちょっとホッとしました。めでたし、めでたし

  • すれ違い。話しあえば解決したのでは、と思いつつも互いの健気さがいじらしい。元サヤに収まったは良いが今後の展望が見られないので複雑です。 当て馬は登場の必要性がイマイチ分からなかった。

  • ペットになりたいと言ったのは誰だったか…私はルコちゃんになりたいと思ってしまいました。東海林さんがくっついているからだけではありません。色々な「ルコちゃんらしさ」が とても好い。このシリーズの締め括りとして、三人の漫画家、椎名律さん、藤野泉さん、黒田瑞祥さんが出てきます。愛読者代表(編集さんだけど)野迫川藍さんも。それぞれが 少しだけルコちゃんと関わって とてもいい味出してます。シリーズ初めから読みなおしたくなります。

  • 相変わらずの二人。今回は東海林のケガしまくり。二人の精神病スレスレの関係が露見

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著者プロフィール

東京都出身。2000年、「魚住くん」シリーズ第1作となる『夏の塩』でデビュー。以降、多彩なテイストの魅力的なボーイズラブ作品を世に送り出している。代表作としては「交渉人」「漫画家」「Nez〔ネ〕」各シリーズなど多数。榎田ユウリ名義でも「宮廷神官物語」「カブキブ!」「妖き庵夜話」「死神」各シリーズなどを発表し、読者から熱い支持を得ている。

「2022年 『threesome』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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