薔薇の瞳は爆弾 (ビーボーイコミックス)

  • リブレ出版
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本棚登録 : 2090
レビュー : 128
  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784862635143

感想・レビュー・書評

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  • ヤマシタトモコの漫画を読んでいるとなぜこんなにつまらないのか解明したくなる。手すさびの小説に絵をつけたという印象の漫画。読後感を言葉にするなら「でっていう」

    とにかく同人臭さが抜けない。特にタイトルのセンス、モノローグ、表紙(扉)。表紙とタイトルで売るしかない(中身のない)同人誌の営業手法を引きずっている。
    本編はだらだら続く気恥ずかしいモノローグや冗漫な長い台詞が多く読む気が失せる。絵は整っているが演出技術がなく魅力に欠ける。

    ファンタジーっぽい話を描くと特に浮き彫りになっているがストーリーを設定だけで流してるせいでで核や芯が何も見えてこない。キャラクターカタログというか、「萌え」のメモの切れ端というか、この辺も同人臭い。
    「the turquoise morning」なんか描かない方がマシとしか言いようがない。先のテロ事件をモチーフにしていて普通ならBLに落とし込むのもためらわれるようなテーマなのに、あっさり描いている。描けたのは、モチーフに取り込んだだけで、言いたいことがないからだろう。描いておきながらそれをモチーフにした意味や動機がどうやっても読みとれない。

    この人は衒学的に作品名とか出すの好きだけど本当に本とか映画とかを見ているのか?山田ユギとか今市子とか、映画をよく見ている人の漫画は映画の作品名など一切出さずとも「この人映画好きだな」とすぐ分かる。ヤマシタトモコからはそういう物語のいい匂いが漂ってこない。メニューのレプリカ。
    この人に期待している物は特にないし、さして評価もしていないが、ついどこがそんなにつまらないのか不思議に思って読んでしまう。

  • 表題作は、テンションが高くてアホらしくてある意味面白い。でもなんだろう、1冊を通してこのつまらなさは。作者様の作品は自分には合ってないってことが分かった。売れてくるとBLから遠ざかるのは常なのか。

著者プロフィール

東京都出身。5月9日生まれ。B型。
2005年アフタヌーン四季賞夏のコンテストにて、四季賞を受賞。
代表作に『BUTTER!!!』『サタニック・スイート』『運命の女の子』(講談社アフタヌーンKC)、
『Love, Hate, Love.』『HER』『ひばりの朝』(祥伝社)、
『裸で外には出られない』(集英社)、『MOSOME STING』『ドントクライ、ガール』(リブレ出版)など。

「2016年 『花井沢町公民館便り(3)<完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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