COLD SLEEP (新装版) (ビーボーイノベルズ)

著者 :
  • リブレ
4.15
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本棚登録 : 665
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862635211

感想・レビュー・書評

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  • 「同窓会」シリーズの続編も読みたい

  • SLEEP⇨LIGHT⇨FEVER

    今2冊目読んでる途中ですが、まずこの1巻では謎ばっかり。それでも先を知りたくなるからどんどん読んじゃうって感じでした。

    交通事故に遭い、病院で目覚めたときには記憶がまったくなく、友人という藤島が言うには天涯孤独だったらしい。
    頼る相手は藤島しかなく、退院後もすごく世話になっていた高久。同居しながら今後を考えることにしたが、藤島は高久が過去のことを調べようとすることを嫌った。
    さらに写真をやらないかとやけに勧めてきたり。
    その度にぶつかりながらも、無口だけれど親切な藤島が自分を好きなことだけはわかった。

    しかし藤島が過去の高久のことを語らないため、藤島が抱えている過去の何か。が高久にはわからず2人の気持ちはどこかすれ違い続けていく…

  • 激痛レベルと評判でなかなか手が伸びなかったシリーズ、ついに…。記憶喪失もの。記憶をなくす前と性格までまるっと別人のようになりつつも、何故か自分を引き取り世話をしてくれる男にいつしか好意をもつようになり〜な感じで、聞いた噂と違って案外幸せなのでは?!と思っている一巻のうちに終わっておけば、、、切ないけど優しい本で済んだのに…な…

  • シリーズ1巻目。物語は主人公高久透が記憶をなくして、謎の男藤島の自宅へ訪れる(居候する)シーンから始まります。木原音瀬先生の作品なので次にどんな展開が...!?とビビりながら(笑)読んでいましたが、この巻はまだまだ序章で藤島は謎に包まれたままでした。透が記憶を失ったのは自損ではなく、交通事故、しかも相手はすでになくなっていることにヒヤッとしましたが、藤島がその事件をお金でもみ消せるということの方がヒヤッとしました。同窓会シリーズも続くようなので楽しみです。

  • 2018年読了
    シリーズ1冊目

  • コールドシリーズ1作目。
    3冊完結編まで読んでから、何度も読み返した。

  • 5年も積んでたのか…先に漫画2巻まで読んだのですが、漫画読んでて良かったと思いました。読んでなったら藤島にものすごくイラついて苛々しながら読んでたと思います。何で頑なに拒否するのか、語らないのか、理由を知ってるからイラつかずに読めて良かったです。知らないで読んでたらこの巻では全く理由が判らないし何を考えてるかさっぱりだからきつかっただろうなーと。

  •  COLDシリーズ三部作の一作目。
    三冊目の結末まで読むと何と言っていいか悩んでしまう一冊目。

    透も透で3回も同じ人に恋するんだからすごいなって思いました。
    3巻で透がザマアミロとののしる数々の理由が、いかに藤島の真摯な態度だったのかを読者に伝えておく表現としてここまで効果的に悲壮感を煽る方法はあるのだろうかってくらい、藤島の思いと純粋な透の恋心が悲しい。
    でもとても幸福な時間でそれがまた結末を知っていると少し切ない。

  • 交通事故をきっかけに記憶喪失になった透。友人であるという藤島さんと退院後同居を始め…。透が藤島さんに惹かれていくのがすごく丁寧に書かれてて自然な感じだった。藤島さんは不器用なんだけどすごく優しくて。過去に透と藤島さんに何があったのか気になります。

  • COLDシリーズ1冊目。
    所謂、記憶喪失モノ。
    短編で入っている、同窓会シリーズが好み。
    榎田尤利の、魚住くんシリーズが好きなのだが、この人の本には、ああいう明るさはない。独特の暗さ。
    似たようなテイストのストーリーなのに、重い空気。

    一冊目が一番、ほのぼの系なのですが、それでも、そこはかとなく漂う不幸感とでもいうべきものが。

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著者プロフィール

高知県生まれ。1995年「眠る兎」でデビュー。不器用でもどかしい恋愛感情を生々しくかつ鮮やかに描き、ボーイズラブ小説界で不動の人気を持つ。『箱の中』と続編『檻の外』は刊行時、「ダ・ヴィンチ」誌上にてボーイズラブ界の芥川賞作品と評され、話題となった。ほかの著書に『秘密』『さようなら、と君は手を振った』『月に笑う』『ラブセメタリー』『罪の名前』など多数。

「2022年 『コゴロシムラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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