月に笑う〈上〉 (ビーボーイノベルズ) (B-BOY NOVELS)
- リブレ (2009年12月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862636997
感想・レビュー・書評
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上巻。まだ物語は(下巻ほどの)急展開を見せないので、安心して読んでられる。
二人共、お互いが親友のように大切なんだなと少し微笑ましかったり。
私がヤクザ物がやや苦手なので★4なのですが、この本は最後まで読むべき。 -
泣いてしまった。いじめられっ子な路彦、ヤクザの信二の9年間の話。穏やかに進みながらも、読んでいて切なく心を打つものがある。
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それでも、僕を救ってくれたのはあなただった
だからあなたは僕に何をしてもいいんだよ -
色んな人の人生が絡み合う話。
地に足がついててなさそうでありそうな話、面白いです。 -
上下二巻完結。
足かけ9年、構成が取れた内容のある話だった。
常々、物語とは縦糸と横糸で作られていると思う。
縦糸は物語の構成やストーリー。横糸はその時々の登場人物の関係や感情。
描き手はやはり得手不得手があって、どちらかだけが突出している場合が多い。
もちろんそれはそれで面白いんだが、どちらかの糸が抜けていると、全体の形は脆くなってしまう。
BLに限らず、女性が描く恋愛ものって感情面は凄く丁寧に描かれているのに、構成やストーリー性がないものが多いと思う。
その点、木原さんの作品は縦糸・横糸のバランスが非常に上手い。
恋愛だけではなく、ストーリーを楽しめる作家は非常に貴重。
上巻は割とゆっくり、下巻は疾走するような展開で一気に読んでしまった。
面白かったです。それほど痛くないし、ハッピーエンドなので、初心者にもいいんじゃないでしょうか。 -
buy 10/01/xx read 10/01/xx
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初木原さん。
この人の作品は痛い系ばかりだけど、今回は甘いということを
きいたので(笑)
最初が衝撃的?なはじまり方で、どうなっていくんだ?と思いつつ…。
信二さん、信二さん言ってる路彦が可愛い。
上のほうは展開遅め…かな?
中学生から大学生にはなるんだけども。 -
【あらすじ】
路彦は、深夜の教室である事件を目撃してしまう。それ以来、事件のことを探りにチンピラ信二が学校周辺をうろつき始めた。ひ弱な優等生と小さな組のヤクザ―年齢も環境も大きく違う二人なのに、知り合ってみるとなぜか奇妙な友情関係が芽生え、路彦の未成熟な心と体に、信二の存在は唯一の安らぎとなっていくのだが…。二人の出会いから九年の歳月を描く超長編。大量書き下ろしを加え上下巻同時発売。
【感想】
上下巻。 -
上巻はどっちかと言うとじりじりと進む感じで
読んでいて結構もどかしかった。