月に笑う〈上〉 (ビーボーイノベルズ) (B-BOY NOVELS)

著者 :
  • リブレ
4.12
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  • (95)
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  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 736
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862636997

感想・レビュー・書評

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  • 挿絵って大事だなと思い出させてくれた作品。表紙も綺麗だなと思ったけど、中のイラストも美麗だった……萌え二割増しです。山田に要求されれば性転換しちゃいそうな路彦可愛い。下巻は路彦がヤクザ入りするんだろうかとかどきどきしつつ読む!

  • 上巻。まだ物語は(下巻ほどの)急展開を見せないので、安心して読んでられる。
    二人共、お互いが親友のように大切なんだなと少し微笑ましかったり。
    私がヤクザ物がやや苦手なので★4なのですが、この本は最後まで読むべき。

  • 泣いてしまった。いじめられっ子な路彦、ヤクザの信二の9年間の話。穏やかに進みながらも、読んでいて切なく心を打つものがある。

  • それでも、僕を救ってくれたのはあなただった
    だからあなたは僕に何をしてもいいんだよ

  • 色んな人の人生が絡み合う話。
    地に足がついててなさそうでありそうな話、面白いです。

  • 上下二巻完結。
    足かけ9年、構成が取れた内容のある話だった。

    常々、物語とは縦糸と横糸で作られていると思う。
    縦糸は物語の構成やストーリー。横糸はその時々の登場人物の関係や感情。
    描き手はやはり得手不得手があって、どちらかだけが突出している場合が多い。
    もちろんそれはそれで面白いんだが、どちらかの糸が抜けていると、全体の形は脆くなってしまう。

    BLに限らず、女性が描く恋愛ものって感情面は凄く丁寧に描かれているのに、構成やストーリー性がないものが多いと思う。
    その点、木原さんの作品は縦糸・横糸のバランスが非常に上手い。
    恋愛だけではなく、ストーリーを楽しめる作家は非常に貴重。


    上巻は割とゆっくり、下巻は疾走するような展開で一気に読んでしまった。
    面白かったです。それほど痛くないし、ハッピーエンドなので、初心者にもいいんじゃないでしょうか。

  • buy 10/01/xx read 10/01/xx

  • 初木原さん。
    この人の作品は痛い系ばかりだけど、今回は甘いということを
    きいたので(笑)
    最初が衝撃的?なはじまり方で、どうなっていくんだ?と思いつつ…。
    信二さん、信二さん言ってる路彦が可愛い。
    上のほうは展開遅め…かな?
    中学生から大学生にはなるんだけども。

  • 【あらすじ】
    路彦は、深夜の教室である事件を目撃してしまう。それ以来、事件のことを探りにチンピラ信二が学校周辺をうろつき始めた。ひ弱な優等生と小さな組のヤクザ―年齢も環境も大きく違う二人なのに、知り合ってみるとなぜか奇妙な友情関係が芽生え、路彦の未成熟な心と体に、信二の存在は唯一の安らぎとなっていくのだが…。二人の出会いから九年の歳月を描く超長編。大量書き下ろしを加え上下巻同時発売。

    【感想】
    上下巻。

  • 上巻はどっちかと言うとじりじりと進む感じで
    読んでいて結構もどかしかった。

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著者プロフィール

高知県生まれ。1995年「眠る兎」でデビュー。不器用でもどかしい恋愛感情を生々しくかつ鮮やかに描き、ボーイズラブ小説界で不動の人気を持つ。『箱の中』と続編『檻の外』は刊行時、「ダ・ヴィンチ」誌上にてボーイズラブ界の芥川賞作品と評され、話題となった。ほかの著書に『秘密』『さようなら、と君は手を振った』『月に笑う』『ラブセメタリー』『罪の名前』など多数。

「2022年 『コゴロシムラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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