ドントクライ、ガール (ゼロコミックス)

  • リブレ出版
4.12
  • (541)
  • (440)
  • (231)
  • (57)
  • (16)
本棚登録 : 3899
感想 : 392
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784862638069

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 両親の不手際により、彼らの知人の家に居候することになった高校生たえ子。その知人・升田は、イケメンだがピザの出前に対しても素っ裸のまま対応する「裸族」だった。

    男友達に「絶対読んで」と薦められたのですが、なんか私、こんな作品を薦められる時点で異性として見られてないよね…(笑/かく言う私も、彼に対してはとてつもなく変な本を推薦しているのでお互い様なのだが)

    シチュエーション一発勝負の漫画。といっても別に悪い意味ではなく。
    読み進めるにつれて、読み手であるこちらも主人公のたえ子と同様に、常識だとか社会倫理だとかを忘れて升田の世界観に引っ張られてしまうところが恐ろしい。下ネタ多すぎて、電車で読まなくて本当に良かった(笑)。
    蛇足だけど「分かる下ネタもシャットアウトする女子機能」とか、なんかさりげなく「あー分かるわ~」っていう女子心理を入れてるところが巧い。

  • 炸裂するツッコミと全く懲りないボケのやり取りが面白い。主人公のツッコミがまるで間違ってない分、読んでいてまったく同じツッコミを脳内でしてしまっている。
    ただ、演出なのか、主人公の両親の事情や主人公の境遇が思いっきり端折られているところが少し残念。作者的には重要でない情報だから削ったのかもしれないけれど、読者的には少しは教えてほしかったな…という気分。
    マラドレーヌは実に食べてみたい。

  • 31歳裸族がかわいい

    君が泣かないから泣いてる〜のあたりは良かった

  • 雑誌で紹介されていて気になって購入。
    裸族と女子高生の話。
    最後の別のストーリーはいらないと思った。

  • どこかにひっかかってくれるんじゃないかと思ってよみつづけている。 でもまだひっかかってはくれない。

  • 個人的に主人公のツッコミと裏表紙の裸の人の絵が好き。
    内容は「え、これで終わり?」という感じで、さらっと始まってしれっと終わったのが惜しい。彼らのその後がちょっと気になる。

    後半に掲載されている短編は、打って変わってシリアス調の作品。深読みすればするほど面白いと感じるものの、ドントクライの後に読みたいとは思わないのが難点。別の出版物として読みたかった。

  •  なんてくだらない漫画を読んでしまったんだろうと心底後悔している。
     ひょんな事から女子高生たえ子が、裸族の元に居候することになった、というはなし。ん?変な単語があったぞ。裸族って何なのさ? 裸族とは、室内、または半室内で、素っ裸で生活する人間のことである。
     30代独身男性升田さんは、イケメンで高収入。女子高生が、そんな男の人と急に一緒に暮らすことになる、だなんて少女漫画によくありがちなシチューエーションだ。ただし、升田さんは前述にある 裸 族 !  
     たえ子がピンポーンとチャイムを鳴らし訪ねていくと、素っ裸の升田さんに迎えられる。もう、どこからつっこんだらいいのか分からない。
     この漫画は、始終どこからつっこんだらいいのかわからない。少女漫画というくくりに入るらしいが、こんな下ネタのみで構成された漫画が少女漫画だなんて絶対間違ってる……あ、けれど、しっかりドキドキ☆な少女漫画展開もあります。升田さんはイケメンだし、何しろ王道シチュエーションですから、って、何だか読んでいる内にどこかが麻痺してきてしまったようです。これ以上おかしくなる前に、アデュー

  • 2/3くらいは、ちょっと不幸な女子高生と、裸族で女子高生萌えとか変態さをもつ男の同棲。ギャグ。下ネタだけど軽快なやりとりで面白い。
    最後の展開は驚いた。そう落ち着くの?でもなんか幸せそうでいい。
    ただ、タケノコって、切り出した瞬間からあくが増えるから、掘ってすぐ茹でても数時間要るので、リゾットは失敗していると思う。
    もう一つの短編は、思春期の少女が初対面の女性二人と過ごす一夏の思い出。表題作とテンションが違って、繊細で曖昧な話。

  • 再読。表題作はもういろいろ可笑しすぎて(^^;。品があるのやらないのやら(笑)。もうちょっといろんなエピソードを読みたかったなw。

  • 表題作と読み切り一本という構成だった。
    正直ギャグのノリが合わずあまり楽しめなかった。おもしろくなってきたところで終わってしまった感じ。男性が裸族であることが、あんまり生かされてなかったような。ただただ下ネタなだけ。(女の子を笑わせようとして無理して裸族を装ってた、というわけでも無かったし)男性向けではないから "異性の裸に恥ずかしがる女の子" みたいなフェチをそんなに入れる必要も無いんだろうけど。
    読み切りは、全く合わなかった。なぜライトで前向きな表題作と一緒にしたのか謎

著者プロフィール

1981年5月9日生まれ。 2005年のデビュー後、すぐに「ねこぜの夜明け前」で講談社「アフタヌーン」主催の四季賞、夏・四季賞を受賞。 19年には「違国日記」がマンガ大賞4位に入賞する。主な作品に『BUTTER !!! 』『ひばりの朝』『さんかく窓の外側は夜』(本書原作コミック)『花井沢町公民館便り』などがあり、幅広い層の支持を得ている。

「2020年 『さんかく窓の外側は夜  映画版ノベライズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ヤマシタ・トモコの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
中村明日美子
中村 明日美子
ヤマシタ トモコ
中村明日美子
ヤマシタ トモコ
ヤマシタ トモコ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×