深呼吸 (ビーボーイノベルズ)

著者 :
制作 : あじみね 朔生 
  • リブレ出版
4.02
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本棚登録 : 314
レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862639066

感想・レビュー・書評

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  • 最後、谷地のいない部屋に帰ってきたとき、榛野がリンゴを食べて涙をこぼすシーンにもらい泣きしてしまいました。わかるわぁ…恋ってそんな感じよね…  全体的にほのぼのでキュンキュンしました。

  • 大好きな1冊。
    木原先生の本の中では、ダントツ平和、穏やかな大人の恋の話。
    とはいっても、木原先生なのでファンタジーなBLではなく、現実的なBLです。
    最後に、一人の部屋で林檎を食べて、プレゼントされたマフラーを握りしめて泣き崩れる榛野は、恋をしたことある人ならきっと共感して泣いてしまうはず!
    ずっとずっと欲しくて堪らなかった攻の愛情を感じて、また、一人の部屋を強烈に寂しいと感じて泣き崩れる姿は、いじらしいし、健気でとても切なかったです。
    「Plus Story」ではひたすら幸せな二人が読めます。

  • 大人二人のはつ恋を丁寧に丁寧に書かれている。だけでなく、最初の話(深呼吸)は2002年に書かれているのだけどもその時点で、ただ言われたことをしているだけではその仕事はいずれ機械に取って代わられることをスパッと登場人物に言わせ、なおかつ書き下ろしのお話(深呼吸2)では、契約社会の側面をこれまた登場人物の対話でスちらりと見せる、労働とBLをすんなり絡めていて面白いな、と。BLというかBLの名を借りたLIFE本だと思い、木原先生の視点は非常にグローバルなんだなと、改めて他の作品も読もうと思いました。

  • リストラにあって弁当屋でバイトしてる40代が主人公。
    しょぼくれた中年=受けだと勝手に思い込んでいたので
    メガネの元上司(エリート・年下)が追いかけてくるのを
    ずーーーっと執着攻めだと思って読んでいました。
    逆だった!包容力高めの穏やか攻めと
    抱いてほしくて震えてるメガネ受けだった…。

    ずーっとなかなか手を出してこないヘタレメガネだと
    思っててほんとごめんなさい。
    健気でかわいい受けだったのですね!

    いや、でもセフレの坂口が「あいつリバだぜ」って
    言うから、てっきり土壇場でひっくり返るもんだと。

    やっと告白まで行った後イギリスに転勤で遠恋。

    会いに来てくれた攻めにやっとやっと抱かれますが
    思ったより攻めがちゃんとオスでちょっとときめきました。
    穏やかな攻めが性欲見せてくるのってちょっといいですよね。

  • 木原さんの痛くない系を探して(笑)


    リストラされた男はアルバイトしている弁当屋にわざわざ毎週通ってくるリストラした元上司存在が鬱陶しい。
    ある日、読書のことで話しかけられ嫌々ながらも少しずつ交流が始まっていき。


    木原さんの文章は攻めてるイメージなのだけど、これは穏やかな文章でした。二人の関係もじわじわと良くなる。
    ドントウォーリーママの時も感じたけど、木原さんは関係の悪い二人が徐々に間合いを詰めていくのが多い気がする。
    そして出来上がる時は一気に行くわけだけど、40過ぎたおっさんが盛るわけで(笑)


    電書でその後のstoryがあって、それを読んで幸せに暮らしてる二人が読めて良かった。

  • 鼻血ブー・・・、わろた。

  • ・元部下「谷地」・元上司「榛野」
    ・元部下は43歳なのにちゃんと恋愛をした事がない。
    ・元上司はゲイで一夜限りが多い。エリートの4ヶ国語バイリンガル

    ・お互いに初めて真剣に人を好きになるお話。

  • 2014年7月

  • 木原さんにしては珍しくあったかい恋愛モノのお話です。
    書き下ろしの深呼吸2では、受けの榛野さんがかわいくって胸がぎゅんぎゅんしました。
    欲求を満たすために男とは寝ていたけど、ちゃんと恋をしたのは初めてだったんですよね。谷地さんに嫌われたくなくて不器用ながら一生懸命なところとか、たまりませんでした。
    個人的に一番ファッ!となったのは谷地さんの脇を見て鼻血出すシーンです(笑)
    谷地さんも最初は榛野さんに押され気味だったのに、思いが通じてからはグイグイくるタイプだったので、終盤はずっとドキドキさせられました!
    物語は完結していますが、その後の2人がとても気になる素晴らしい作品でした。

  • 愛がちゃんとあるお話で、安心して読めるBLでした。

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著者プロフィール

木原音瀬 (このはら・なりせ)
高知県生まれ。1995年「眠る兎」でデビュー。不器用でもどかしい恋愛感情を生々しくかつ鮮やかに描き、ボーイズラブ小説界で不動の人気を持つ。『箱の中』と続編『檻の外』は刊行時、「ダ・ヴィンチ」誌上にてボーイズラブ界の芥川賞作品と評され、話題となった。ほかの著書に『秘密』『さようなら、と君は手を振った』『月に笑う』『ラブセメタリー』など多数。

「2018年 『罪の名前』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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