Mr.シークレットフロア~小説家の戯れなひびき (ビーボーイコミックス)
- リブレ (2011年4月9日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862639448
感想・レビュー・書評
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5巻まで。1巻が一番面白かった。シークレットフロアの設定は良いと思う。
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Mr.シークレットフロアシリーズ、3作品目の~砂漠の香りの男~ にて、まとめて感想。
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ラの音吹いたw 久しぶりのあさぎり作品。懐かしさを感じる独特のテイスト。
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あー。あさぎりさんぽい。しかし騎士がいい感じにしてくれてます。
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▼あらすじ
王族・富豪・政財界の名士――その超ラグジュアリーホテルには選ばれた人間のみが入ることを許された秘密のフロア『シークレットフロア』があった。そこで生活するベストセラー小説家・八神の担当になった新人編集・卓斗は!?
描き下ろしマンガも大量20ページ&あさぎり夕による書き下ろし小説も収録!
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【2018.11.14 再レビュー】
原作を手掛けたあさぎり夕先生が亡くなられたと聞いて、久しぶりに読み返したくなりました。
長く続いているMr.シークレットフロアシリーズの原点となる作品です。
私がこの作品に興味を持ったきっかけは電子書籍の試し読みで、最初は絵が好みだった事から購入を決めたのですが、いざ読み始めてみたら予想以上にストーリーが面白くて一発で大のお気に入りになったんですよね。
通販で購入したのですが、届いた本の帯にデカデカと書かれた“1.自慰 2.素股 3.挿入”のワードには当時、かなりの衝撃を受けた覚えがあります(笑)
読みやすく、骨組みがしっかりしている作品で、この一冊に面白さがギュッと詰まっています。
八神の能力や生い立ちなどを含めた些か盛り過ぎに思えるような現実離れした設定も、しっかりストーリーに活かされているので途中で違和感を感じる事なく楽しく読めました。
濡れ場もそこそこ多く、読者を飽きさせない展開もきちんと用意されていて、こんなに色々詰め込まれてると一冊で終わらせるのは無理がありそうな気もするのですが、いっそ感心するくらい綺麗に一冊で纏まっています。
これはあさぎり先生が凄いのか、それとも剣先生の凄いのか。(どっちもかな?)
キャラクターも非常に魅力的に描かれており、特に八神は何を考えてるのか、どこまで本気なのか分からないミステリアスなキャラなので読んでてめちゃくちゃ惹きつけられました。
八神は作家なだけあって言葉を操るのが上手いのですが、そこがまたツボなんですよ…!卓斗翻弄されまくり!(笑)
ちょっと気障なところがまた良くて、八神みたいな攻めが大好物な私は事あるごとにキュンキュンしてしまいました♡
因みに卓斗もかなり自分好みな受けキャラで、まさに個人的ベストCP‼︎って感じでしたね。
卓斗はとにかく健気で良い子なので、悪どい八神の手のひらの上でいいように転がされてしまうのですが、最後はしっかり男らしさを見せてくれたのが良かったです。
改めて読み直してみてもやっぱり隅々まで面白い作品で、これぞまさに不朽の名作だと思いました。
剣先生のイラストも素晴らしいですし、きっと5年後、10年後に読み返しても私は今と全く同じ感想を抱くでしょう。
Mr.シークレットフロアシリーズは今年の夏に新作が出たばかりなので、きっとこれからも長く続くものだと思ってました。
あさぎり先生の訃報を聞いてしばらく経ちましたが、私は今もまだ先生の死を完全には受け入れられずにいます。
本当に、とても残念です。先生の作品、文書、大好きでした。
あさぎり夕先生のご冥福を心よりお祈り致します…(;_;) -
昔々「なかよし」で少女漫画を読んでた時は、この年になってまたあさぎり夕の名を目にするとは思わなかった、と言うのが正直なところで(笑)、この人の好きなカプリングは「無駄に金も教養も持っている大人の年上男」が「美貌を持ちながらそれを効果的に使うことなど微塵も考えない初心な若い青年」なんだな、と言うことがよ~く分かったなぁ。BL版ハーレークインだな(笑)
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雑誌で1話を読んでから気になっていた作品です。まず帯にびっくり(笑)なんともゴージャスな攻め様〜w受けがただ可愛いだけじゃなく、意外と男前なところや大食いというギャップもいい。合間にあるキャラ設定稿が細かくて描かれていて見てて面白かったです。