岸和田だんじり祭りによるまちづくり―文化と伝統景観を生かして

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  • 文芸社ビジュアルアート
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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862642103

感想・レビュー・書評

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  • 地域が主体となって行うまちづくりについて、岸和田をフィールドに書かれている。岸和田では「紀州街道にぎわい市」や「夢灯路」など、他地域から人が呼び込める仕組みづくりを進めている。まちのブランド化を図ることで、ヒト・カネを呼び込み、地域の活性化に繋げたい
    という思いがあるからだろう。見方を変えれば、だんじり祭りが全国レベルでブランド化され、岸和田市民の約7割が岸和田市内で働くなど、他の地域と比べてまちのブランドがあり、また郷土愛が強い岸和田においても、様々な工夫をしていかなければまちが衰退していくことを物語っている。
    地元住民によるまちづくりの課題の1つは世代間交流であり、本書でもその点は指摘されている。しかし、具体的にどのように交流していくのかが触れられておらず、やや消化不良の感はある。「人材育成」、「若い世代への継承」といった理念はよく理解できるのだが、その理念は既に指摘されていることであり、決して目新しいものではない。おそらく、筆者もその理念に沿う形でどのように進めていった良いのか模索している段階なのだと
    推測できる。今後、その模索した結果が一つの結晶となり、地元住民によるまちづくりの先進モデルとなるよう期待したい。
    本書はライトな内容で読みやすい。また、岸和田のこぼれ話も散りばめられており、岸和田というまちに興味を持つ人には気軽な気持ちで読むことができる一冊である。

  • 購入 2007/9/5

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