マンガ・特撮ヒーローの倫理学―モノ語り帝国「日本」の群像

著者 :
  • 鳥影社
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本棚登録 : 16
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862650115

感想・レビュー・書評

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  • ・日本は物語の構成フォーマットを守って「モノ語り」を紡ぎ続けている世界でも希有な「モノ語り帝国」とのことだが、そこへ至るまでの様々な前提の固め方が強引な印象。自ら、モノ語りのフォーマットは世界的な普遍性を持つと言いつつ、それを現在も踏襲しているのは日本だけであり、だからこそ世界でも力を持つというのは、あまりにも稚拙な結論付けではないか。モノ語りのフォーマットについては神話にアーキタイプがあるというのはJ.キャンベルが説得力を持って検証済みだし、ルーカスが、そのキャンベルの説を下敷きにしてスターウォーズを構想したというのは有名な話。

    ・後半の随筆の方が納得できる部分が多かったが、久々にハズした本だったという読後感。ただし、手塚治虫と石ノ森章太郎の対比についての論点など、面白いと思う箇所も幾つかあった。自分の読み込み方が足りないのか?でも何となく全体的にスッと入ってこなかった。

  • 2006年7月29日初、並、カバスレ、帯付
    2013年7月15日、松阪BF

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