GIGAスクール構想から子どもを守る

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  • 本 ・本 (56ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862659439

作品紹介・あらすじ

教育を担う文部科学省よりも、経済を担う経済産業省の方が主導して進められているかのような「GIGAスクール構想」。

1人1台のパソコンを与えられ、「Society 5.0」を担う「人材」として育てられる子どもたちは幸せでしょうか。

GIGAスクール構想によって、全ての学校に無線LANが整備されたことで、子どもたちは電磁放射線に被曝する機会が増え、被曝量も格段に増しました。自覚する、しないに関わらず、電磁波過敏症(EHS)になる子どもが増えるのではないかと心配です。

そこで思い出されるのが、2015年6月、校内に設置された無線LANから放射される電磁放射線に苦しみ、自殺したイギリスのEHSの少女ジェニー・フライさん(15歳)のことです。学校側の無理解から無線LANを撤去してもらえず、引き起こされた事件でした。

ついに、日本でも第2、第3のジェニーさんが出てくる環境がGIGAスクール構想によって、出現したのです。

一方、GIGAスクールと対局にあるのが、「シュタイナー学校」など、子どもたちの実体験を最優先する学校です。そこでは、子どもたちは16歳になるまでIT機器に触れることは学校でも家庭でも禁止されています。いったい、どちらが子どもたちにとって幸せな学校なのでしょうか。

公教育とは何か、子どもたちを教育環境のなかの電磁放射線被曝から守るためには、何をすればいいのか。本冊子が、それらを考えるとき、何らかの助けになれば嬉しいです。(本書「はじめに」)

著者プロフィール

古庄弘枝(こしょう ひろえ)
大分県・国東半島生まれ。ノンフィクションライター。
著書に以下のものがある。
『ALSが治っている 純金製の氣の療法「御申じょう療法」』(鳥影社)
『5Gストップ!電磁波過敏症患者たちの訴え&彼らに学ぶ電磁放射線から身を守る方法』(鳥影社)
『5G(第5世代移動通信システム)から身を守る』(鳥影社)
『香害(化学物質汚染)から身を守る』(鳥影社)
『スマホ汚染(電磁放射線被曝)から赤ちゃん・子どもを守る』(鳥影社)
『スマホ汚染 新型複合汚染の真実!』(鳥影社)
『マイクロカプセル香害─柔軟剤・消臭剤による痛みと哀しみ』(ジャパンマシニスト社)
『携帯電話亡国論 携帯電話基地局の電磁波「健康」汚染』(藤原書店)
『あらかい健康キャンプ村 ─日本初、化学物質・電磁波過敏症避難施設の誕生』(新水社)
『見えない汚染「電磁波」から身を守る』(講談社+α新書)
『沢田マンション物語 ─2人で作った夢の城』(講談社+α文庫)
『モー革命 ─ 山地酪農で「無農薬牛乳」をつくる』(教育史料出版会)
『どくふれん(独身婦人連盟)─元祖「シングル」を生きた女たち』(ジュリアン)
『彼女はなぜ成功したのか』(はまの出版)
『就職できない時代の仕事の作り方』(はまの出版)
『「わたし」が選んだ50の仕事』(亜紀書房)
『女たちのロングライフ物語 老人ホームではなく大家族をつくる』(鳥影社)

「2022年 『GIGAスクール構想から子どもを守る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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