回螺 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
- ワニマガジン社 (2008年6月26日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862690609
感想・レビュー・書評
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暗黒漫画。意識を階層ごとに表現した作品。本当に難解ですが、1年ごとに1回とか、自分の環境が変化してから再読すると、すんなり内容が入ってきたりする。暗黒だけど、どこかせつない。
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「意識は頭の中の街」
……………
な、なんとなく分かるような…… -
勧めておいてなんですが、私も内容を把握出来ておりません。
意識と記憶に纏わる物語。どこまでも迷宮に沈み込んでいくようなストーリー。考えれば考えるほど、考察は広がっていきます。
内容は『暗黒四部作』と呼ばれるだけあって、非常に重いです。(^_^;) -
考えさせられる深い物語りでした。
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とても暗くて、美しく、そして絶望的な漫画。
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1996年『白雨』(同人誌)、1998年『古街』(FLAT)、2000年『樹葬』(エースネクスト)、2007年(?)『廃域』を収録。
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この物語をなんと表現したらいいんだろう。
安倍 吉俊の漫画の中でも異彩を放っている。
キャラクターたちは気がつけば見知らぬ迷宮の中に閉じ込められている。
脱出のために迷宮を彷徨うが、出口も手がかりも見つけられぬまま、一人、また一人と怪物に襲われたり、仲間の変わり果てたものに食らわれていく。
そして、それを逃れた物も、絶望的な運命が待ち受ける。。。
どこまでも救われない、救われる道のない世界。
希望はどこにあるのか?読み手さえも絶望的な気分にさせる物語。
こういう物語を書かせたら、安倍 吉俊の右に出る者はいないだろう。
絵柄もぴったり。
暗く彷徨いながら絶望と希望の狭間をふらつくような、危険な香りが道が物語を堪能できる特異な一冊だ。
人に勧めるのが難しい一冊だが、俺は大好きだ。 -
記憶の旅
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安倍先生の絵が大好きなので即買いしました。
一連の世界観に沿って繰り広げられる、ストーリーの断片の集合。
独特の世界観と雰囲気のある絵に引き込まれます。 -
灰羽とかみたいな系統の漫画も読みたかったです