回螺 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)

著者 :
  • ワニマガジン社
4.09
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本棚登録 : 187
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862690609

感想・レビュー・書評

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  • 暗黒漫画。意識を階層ごとに表現した作品。本当に難解ですが、1年ごとに1回とか、自分の環境が変化してから再読すると、すんなり内容が入ってきたりする。暗黒だけど、どこかせつない。

  • 「意識は頭の中の街」

    ……………
    な、なんとなく分かるような……

  • 勧めておいてなんですが、私も内容を把握出来ておりません。

    意識と記憶に纏わる物語。どこまでも迷宮に沈み込んでいくようなストーリー。考えれば考えるほど、考察は広がっていきます。

    内容は『暗黒四部作』と呼ばれるだけあって、非常に重いです。(^_^;)

  • 考えさせられる深い物語りでした。

  • とても暗くて、美しく、そして絶望的な漫画。

  • 1996年『白雨』(同人誌)、1998年『古街』(FLAT)、2000年『樹葬』(エースネクスト)、2007年(?)『廃域』を収録。

  •  この物語をなんと表現したらいいんだろう。
     安倍 吉俊の漫画の中でも異彩を放っている。

     キャラクターたちは気がつけば見知らぬ迷宮の中に閉じ込められている。
     脱出のために迷宮を彷徨うが、出口も手がかりも見つけられぬまま、一人、また一人と怪物に襲われたり、仲間の変わり果てたものに食らわれていく。
     そして、それを逃れた物も、絶望的な運命が待ち受ける。。。

     どこまでも救われない、救われる道のない世界。
     希望はどこにあるのか?読み手さえも絶望的な気分にさせる物語。

     こういう物語を書かせたら、安倍 吉俊の右に出る者はいないだろう。
     絵柄もぴったり。
     暗く彷徨いながら絶望と希望の狭間をふらつくような、危険な香りが道が物語を堪能できる特異な一冊だ。

     人に勧めるのが難しい一冊だが、俺は大好きだ。

  • 記憶の旅

  • 安倍先生の絵が大好きなので即買いしました。
    一連の世界観に沿って繰り広げられる、ストーリーの断片の集合。
    独特の世界観と雰囲気のある絵に引き込まれます。

  • 灰羽とかみたいな系統の漫画も読みたかったです

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著者プロフィール

漫画家・ラストレーター。主な作品に『リューシカ・リューシカ』(マンガ)『灰羽連盟』(アニメの原作など))などがある。

「2016年 『僕らはどこにも開かない ‐There are no facts,only interpretations.‐ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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