あしたの孵化 (かりん叢書)

著者 :
  • 短歌研究社
5.00
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 11
感想 : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862725882

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • カラーバリエーション p.11  

    誰ですかと問われる声で目覚めればしゅわしゅわという加湿器の音

    p.12

    洗剤のボトルが最後に着いた場所 水晶浜に雪降りやまぬ

    屈折率 p.17

    遅れるという声、電話の向こうでは濃紺の雨降り始めたり

    水底に眠る海鼠の傍にはしゃぎいてきみがさざなみを産む

    p.18

    通り雨過ぎたるのちの「にじ!」という子どもの声に虹現れぬ

    p.20

    さみしさを分かち合えないさみしさの霧雨はどこまでも霧雨

    充電が完了するまで雨よ降れ窓はしずかに開かれていよ

    しおりから 寺井龍哉
    「辻さんはいつも、丁寧に話すひとだ。その辻さんの話しぶりを知らない誰かも、この歌集を読むことができる。そのことを心から嬉しく思う。」

全1件中 1 - 1件を表示

辻聡之の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×