- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862760548
作品紹介・あらすじ
前世界銀行副総裁が語るリーダーシップの真実。貧困のない世界を夢見て…23年間の闘いから見えてきたもの。
感想・レビュー・書評
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[2013.1]草の根を歩いて人々の生活を見て、声を聞いてきた人の言葉は重みが違う。百聞は一見にしかず。情報を伝える人間として、西水さんの自分の目で見て確かめる姿勢は見習うべきことばかり。そして、リーダーシップの大切さ。リーダーシップとは何なのか。もっともっとアクションを起こして、頭をひねって形のない答えに近づいていきたい。
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元世界銀行副総裁の西水美恵子さんが、世界各国で体験したことを綴っています。
日本人の中にも西水さんのように、危険を顧みず、尊い仕事をされているかたがいらっしゃることを知り、驚きと敬意の気持ちを抱きました。
最初の8ページだけでも、購入して読む価値があると思います。 -
・世界銀行副総裁という高い地位にありながらも、途上国の最貧困地域を自らの足であるき続けるその姿はまさにリーダーの鏡。
自分で現地に足を運び、自分で人々の声を聞かなければ、本当の問題は見えてこない。頭でわかっても心でわかることはないだろう。心でわかるということの大切さに気づかされた。
・真のリーダーとは民衆に共感できる人であり、それは国でも企業でも同じ。人のことを我がことのように思う。言葉では簡単だが、なかなかそうも思えない自分がいる。貧困や戦争を本やニュースで見て、その時は心を痛めることもあるが、少し経てば忘れてしまう。共感力を持ったリーダーが少ないのも理解できる。
・「千人の頭となる人物は、千人に頭を垂れる人物である。」 -
2017年10冊目。(もう何度読んだか分からない)
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2010年20冊目。(2010年12月2日)
自社本のため割愛。 -
想定と違った、国づくりの本質は分かったのは良い
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リーダーシップの真実を知ることができる1冊。
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元世界銀行副総裁の著者による、リーダーシップの本。リーダーシップを全面に出しているわけではないが、著者が担当エリア(南アジアが多い)に関して記述する中で、多くのリーダーが登場し、また著者自身もリーダーシップを発揮している。他者に対する共感、がキモと説く。
同じアジア人として、南アジア各国について、名前以外のこと、例えば歴史、政治、経済、文化を知らないことに改めて気付かされた。世界は広く、そして狭い。学ぶべきことは多い。