選ばれるプロフェッショナル ― クライアントが本当に求めていること

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  • 英治出版 (2009年7月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862760562

作品紹介

本書では、コダック、モトローラ、アメリカン・エクスプレス、シティバンク、イーライ・リリー、ゼネラル・エレクトリックなどの企業幹部へのインタビユーと、偉業を成し遂げたアドバイザーたちの研究から、この競争の激しい時代にプロフェッショナルが築くべき特質を明らかにする。それぞれの特質を高める具体的な方策を示し、プロフェッショナルとして高く評価され、価格ではなく付加価値で勝負できる、真のプロフェッショナルになるための道筋を示す。

選ばれるプロフェッショナル ― クライアントが本当に求めていることの感想・レビュー・書評

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  • ・歴史への造詣の深さによって、現代の現象を我々の思いもよらない文脈で捉える。たとえば、アメリカ心臓医学協会が、医療現場のオペレーションを再編成したのも、彼が理事たちに、イギリスはわずか1000人の若い男たちだけでインドを支配したことを示したからだ。

    ・「僕が集めている資料すべてをどうやって記録しているかって思うだろうね。僕はすごいファイリングシステムを使っているわけでもないし、データベースがあるわけでもない。フォルダに入っている何百万という記事に見出しをつけているわけでもない。以前はシステムを整備していたが、そんなものは結局一度も使わなかった。ファイルを見直すこともほとんどない。むしろ、自分で自分を教育するように心がけているんだ。情報を頭のなかに放り込んで、自分のものの見方に影響を与え、楽器のように自分の注意力を調律している…ファイルのことなんて心配するな。自分の直感を磨くんだ。」―ピーター・シュワルツ

    ・競馬のオッズメーカーは、レースの倍率を決めるのに、過去のデータを使用する。ある著名な研究で、オッズメーカーのプロフェッショナルたちに、さまざまなレースの予想を依頼した。予想の際に各馬のデータをレースごとに少しずつ増やして与え、これらの事実に基づき、成績を予想してもらった。一回目はそれぞれの馬について五つの事実、二回目は十、三回目は二十、そして最後に四十と増やしていった。結果はどうなったか。オッズメーカーの予想に対する自信は回を追うごとに高まった。しかし、的中率に変化は無かった。主要なデータが収集され、あるしきい値に達したあとは、それ以上の情報があっても意思決定の質が高まるわけではないのだ。ビジネスシーンでは、時間が重要な役割を担うことが多く、より多くの情報を集めようとすることは、決定の質を落とすことになりかねない。

    ・多くのプロフェッショナルは、一つの有効なソリューションを見つけると、それをすべてのクライアント、すべての状況に適用しようとする。一例をあげると、大学で印刷の手伝いをしていて、その後、印刷ビジネスを始めた友人がいた。彼は頭が良く、愛想のいい人間だった。だが、すべてのソリューションがパンフレットなのだ。彼にコンピュータの相談をすると、熱意をもってこう答える。<パンフレットを作りましょう>と。

    ・新しい分野に攻め込むべき時をどう判断すればいいだろうか。ドラッガーは、変化すべき時について、こうアドバイスしている。
    「懸命に働いても、ほぼ何も達成していないように思えるとき。あるいは、自分がすべての答えを知っていると過信し、<正しい質問は何だろう>と問うことをやめているとき」

  • 100110
    会計士としてクライアントにどう接するべきかを教えてくれる本。なんども読み返して自分の指針にしたい。
    ■無視と自立
    ■共感力
    ■ディーブジェネラリスト
    ■統合力
    ■判断力
    ■信念
    ■誠実さ

  • 多量の先行本やインタビューを通じて抽出された「エキスパートからアドバイザーへの道」。一度読んで終わり、ではなく、自分の成長のために使い倒すべき本だ。

    使命感のことが出てくるが、結局、おのれに高い要求を課し、最良の仕事を成し遂げようとする向上心こそが、すべての大元となるような気がした。

  • 自分の会社で、これを徹底できる上司って少ないなあ。

  • プロとして仕事をする際の心得や避けるべき事項など

  • コンサルティング関係の仕事に携わる中で上司の薦めもあり手に取った本。コンサルティング業務、アドバイザーとしての業務に携わる人のみでなく、全てのビジネスマンに共通する精神が書かれていると感じた。今後社会人として生きていく中で、大切にしたいと思える考え方が過去の偉大な人物の事例とともにまとまっており、非常に参考になる書籍だった。

  • 新卒で入社したコンサルファーム、新入社員研修の中で問われた質問。
    プロとは何か。

    当時の自分や同期の答えは浅かったと思うし、
    その後も自分なりの考えをupdateし、
    知識経験を身につけてきてはいるが、
    「選ばれる」というレベルに達するにはまだまだ成長し続けることが必要と
    この本から改めて痛感させられた。

    言葉としては以下の7つの特質としてまとめられているが、
    どれも深い。
    ・無私と自立 … 献身的でありながら中立
    ・共感力 … 隠れたサインに気付く
    ・ディープジェネラリスト … 広く深い知識
    ・統合力 … 大局的に思考
    ・判断力 … 健全な意思決定
    ・信念 … 自分の価値観を知り、強く信じる
    ・誠実さ … 揺るぎない信頼を築く

    個人的には「ディープジェネラリスト」が、
    特に肝のように感じた。

    また、プロフェッショナルとして、
    関わっても無駄なクライアント など、
    単に自分だけの問題ではなく相手も選ぶことも書かれていることが面白かった。

    事あるごとに読み返したい本。

  • 読了

  • タイトル見てどんな香ばしい本なんだろうと思っていたけど,思ってたより良い本だった.
    クライアントと仕事をする上で,必要なものが何かを気づかせてくれる本.

  • ・信念とは自分自身への信頼であり、自分の能力への信頼でもある
    ・人を助けるなら、人との関係に影響を及ぼす自分の感情の動きに気をつけなければならない

    などなど、他のプロフェッショナルと自分を差別化するための7つの指針が述べられています。

    定期的に読み返してできているか確認したいです。

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