イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」

著者 :
  • 英治出版
4.05
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本棚登録 : 13787
レビュー : 1230
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862760852

作品紹介・あらすじ

MECE、フレームワーク、ピラミッド構造、フェルミ推定…目的から理解する知的生産の全体観。「脳科学×戦略コンサル×ヤフー」トリプルキャリアが生み出した究極の問題設定&解決法。コンサルタント、研究者、マーケター、プランナー…「生み出す変化」で稼ぐ、プロフェッショナルのための思考術。

感想・レビュー・書評

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  • 【この作品を一言で】
    イシュー(自分が今向き合うべき問題は何か、それを解決する事で得られる果実は何か)から始め、良いイシューに対する良い「解」を見つける事に注力しよう!


    【感想】
    読み終えるのに相当難儀した1冊でした。。。
    そもそも「イシュー」を理解するのに時間がかかり、また連発で出てくるのでゲシュタルト崩壊・・・・笑
    読んでて何度も「えっと、イシューってどういう意味だっけ?」と調べたりして、本当に中々インプットするのに時間がかかった1冊でした。

    なので、忘れないうちに「イシューの定義」を今一度ここに書いておきましょう。
    -------------------------------------------
    ・本書のイシューの定義
    「2つ以上の集団間で決着のついていない問題」
    「根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題」
    -------------------------------------------
    要するに、大まかな意味での「優先度の高い問題点」というニュアンスなのかなと思っています。
    「解答を行なうよりもまずはイシューを明確に」という文面を作中何度も見かけましたが、要するにまずは問題そのものをしっかりと創り上げよう(=イシューからはじめよ)という事。

    はい、ここをしっかり頭に入れておかないと、作中何度も五里霧中に陥るので、お気を付けください。笑

    要するに、何かを行うにあたって、まずは「自分が取り組むべき問題は何なのか?」といったスキームに力を入れるという事なのでしょう。
    イシューを決めることで先に無駄をそぎ落とし、より効率の高い仕事(仮説・検証)を行なう事が出来、また右往左往することも減り、ひいてはより良いアウトプット(メッセージドリブン)を生み出せる。
    ふむふむ、確かにその通りです。

    ただ、、、、、、レベル高えよ!!!!!笑
    高すぎだよ!!!!!笑

    大切なのはよく分かるんですが、まず「良いイシュー」を生み出すのに相当の時間を要し、またそのイシューに対する解を仮説するにあたって多大なる時間を要し、あらゆるデータを検証してようやく結論・・・・・
    え、これ、日々の業務に落とし込むの難しくね????笑
    作中では「この一連の業務を1週間でやる」みたいなスケジュールでしたが、本腰入れてやるには、1週間という時間はあまりにも短い・・・・
    否、半年くらいもらっても、自分のスペックじゃ到底無理な気しかしない・・・
    スピード命のこのビジネスの場で、この本のテクニック僕が使いこなせるレベルじゃないよ・・・・

    とまぁ、読んでいて難儀し、しかも理解してなお挫折をプレゼントされちゃうという本ではありましたが、、、、

    やりきるのは難しくても、本書の考え方や概念自体は非常に参考になりました。
    「まずは自分が今向き合うべき問題は何か、そしてそれを解決する事で得られる果実は何か。」
    そこを見極めつつアクションすることは、確かに日々の業務でも優先的に意識しなくてはいけない事ですよね。
    要は、無駄打ちせずに芯を食った生産性の高い仕事(もしくは問題解決)を如何に行うか。
    これが作者が読者に一番伝えたかった事なのではないでしょうか?


    イシューからはじめよ。
    このスタンスで、日々業務に取り組もうと思います。


    【内容まとめ】
    0.イシューを見極めよ。
    問題をまず「解く」のではなく、本当に解かなければいけない問題、すなわちイシューを「見極める」こと。
    →何に答えを出す必要があるのか?
    →そのためには何を明らかにする必要があるのか?
    イシュードリブンにあたり、まずは「イシューの見極めからはじめる」ことが極意だ。

    1.バリューの本質は、「イシュー度×解の質」
     →イシュー度:自分のおかれた局面で、その問題に答えを出す必要性の高さ。
     →解の質とは:そのイシューに対してどこまで明確に答えを出せているかの度合い。

    2.「イシューからはじめる」アプローチ
    ①イシュードリブン
     →今本当に答えを出すべき問題(=イシュー)を見極める。
    ②仮設ドリブン1
     →イシューを分解し、ストーリーラインを組み立てる。
    ③仮設ドリブン2
     →ストーリーを検証するために必要なアウトプットのイメージを描き、分析を設計する。
    ④アウトプットドリブン
     →ストーリーの骨格を踏まえつつ、段取りよく検証する。
    ⑤メッセージドリブン
     →論拠と構造を磨きつつ、報告書や論文をまとめる。


    3.大切なのは「量より質」
    より少ない労働力でより多くの成果を生み出すことに価値がある。(⇔犬の道)
    根性に逃げるな。
    労働時間にコミットするのではなく、「どこまで変化を起こせるか」「どこまで意味のあるアウトプット・結果を生み出せるか」によって存在意義を決めるプロフェッショナル的な生き方にスイッチを入れよう。

    4.よいイシューの3条件
    ①本質的な選択肢である。
     →よいイシューはすべからく、それに答えが出るとそこから先の検討方向性に大きく影響を与えるものだ。
    ③深い仮説がある。
     →一般的に信じられている信念や前提を突き崩せないかを常に考えるように。
     →常識に囚われすぎず、否定する。(常識・定説がイシュー要因である可能性もある)
    ③答えを出せる。
     →どのようにアプローチしようとも解決できない手つかずの問題は多い。そのような問題には関わらない方がいい。

    5.解の質<イシュー度
    「正しい問題」に集中した「正しい訓練」が成長に向けたカギとなる。
    まず最初のステップとしてイシュー度の高い問題を絞り込み、時間を浮かせる事が不可欠!
    「解の質」を上げるためには、まず個々のイシューに対して充分な検討時間を確保する事が必要。




    【引用】
    イシューからはじめよ


    イシュー=問題の質、優先順位?
    そもそも単語の意味をよくわからんし、連発なのでゲシュタルト崩壊
    「そもそもイシューって何?」って、何回も読んでて混乱した


    ・本書の考え方の手順
    1.イシュードリブン「解く前に見極める」
     →イシューを見極める
     →仮説を立てる
     →よいイシューの3条件
      ①本質的な選択肢である。
      ②深い仮説がある。
      ③答えを出せる。
     →イシュー特定のための情報収集

    2.仮説ドリブン①「イシューを分解し、ストーリーラインを組み立てる」
     →1項目目で「イシューを見極める」、そのあとに「解の質を高める」。
     →イシューをサブイシューに分解する。
     →ストーリーラインを組み立てる。

    3.仮説ドリブン②「ストーリーを絵コンテにする」
     →分析の軸を整理する。
     →イメージを具体化する。
     →実際どうやってデータを取るか、方法を明示する。

    4.アウトプットドリブン「実際の分析を進める」

    5.メッセージドリブン


    ・本書のイシューの定義
    →2つ以上の集団間で決着のついていない問題
    →根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題


    ・イシューって何?
    イシューとは、一般的な用語としては「論点」「課題」「問題」などと訳されることが多いが、「クリティカル・シンキング」においては、論理を構造化する際に、その場で「何を考え、論じるべきか」を指す。
    「イシューを特定する」とは、「何を考えるべきか」「受け手の関心は何か」を熟考し、「考え、論じる目的」を押さえることを指す。


    p4
    「圧倒的に生産性が高い人」にひとつ共通していることは、彼らが「やるスピードが人の10倍、20倍速いわけではない」ということ。
    では、彼らと何が違うのか?知的生産の本質って何なのか?

    ビジネスフレームワークを知っているだけでは答えを導き出す事ができない。
    本当の鍵こそが、「イシュー」なのだ。


    p22★
    ・そもそも「生産性」とは?
    →経済学で、生産活動に対して生まれる「生産要素」の寄与度のこと。あるいは資源から付加価値を生み出す際の効率の程度のこと。
    →どれだけのインプットで、どれだけのアウトプットを生み出せるか?

    生産性を上げたいなら、アウトプットを生み出すための労力・時間を削り込まなければいけない。
    あるいは同じ労力・時間でより多くのアウトプットを生み出さなければいけない。

    「バリューのある仕事とは何か?」
    この問いが分からなければ、生産性など上げようがない!


    p25★
    ・バリューの本質は、「イシュー度×解の質」
    →イシュー度とは、「自分のおかれた局面で、その問題に答えを出す必要性の高さ」
    →解の質とは、「そのイシューに対してどこまで明確に答えを出せているかの度合い」

    イシュー度=課題の質
    解答の質にこだわりすぎず、イシュー度にこそこだわらないと「犬の道」を歩む事になる。


    p27
    ・一心不乱に大量の仕事をするな!
    労働量によってバリューを求めてしまうアプローチを「犬の道」と呼んでいる。
    「イシュー度」の低い問題にどれだけ沢山取り組んで必死に解を出したところで、最終的なバリューは上がらず疲弊するだけ。

    また、「解の質」面で考えても、がむしゃらに一心不乱にやったところでアップが見込めない。
    「最終的なアウトプットに結びついた率」=「歩留まり」を意識すること!


    p31
    ・解の質<イシュー度
    「正しい問題」に集中した「正しい訓練」が成長に向けたカギとなる。
    まず最初のステップとしてイシュー度の高い問題を絞り込み、時間を浮かせる事が不可欠!
    「解の質」を上げるためには、まず個々のイシューに対して充分な検討時間を確保する事が必要。


    p34★
    ・「イシューからはじめる」アプローチ
    1.イシュードリブン
    →今本当に答えを出すべき問題=イシューを見極める。
    2.仮設ドリブン①
    →イシューを分解し、ストーリーラインを組み立てる。
    3.仮設ドリブン②
    →ストーリーを検証するために必要なアウトプットのイメージを描き、分析を設計する。
    4.アウトプットドリブン
    →ストーリーの骨格を踏まえつつ、段取りよく検証する。
    5.メッセージドリブン
    →論拠と構造を磨きつつ、報告書や論文をまとめる。


    p35★
    ・根性に逃げるな
    やはり大切なことは「量より質」である。
    労働量ではなく、結局は価値のあるアウトプットが生まれればいいのだ。
    「この程度のアウトプット」と思われないようにしよう!!


    p36
    ・サラリーマン(レイバラー:労働者)とビジネスパーソン、プロフェッショナルの違い
    レイバラーは拘束時間に対して給料をもらっている。「残業とベア交渉」に尽力している。
    一方ビジネスパーソンは、会社に雇われているが、マネジメントや自分の仕事に関わる「ハンドルを握る側の人間」である。
    本質的には労働時間ではなく、マネジメントと日々のビジネスの活動に通じたアウトプットにコミットし、評価される。

    労働時間にコミットするのではなく、「どこまで変化を起こせるか」「どこまで意味のあるアウトプット・結果を生み出せるか」によって存在意義を決めるプロフェッショナル的な生き方にスイッチを入れよう。


    p38★
    ・「噛みしめること」を大切にしよう。
    表層的な論理思考に陥っていないか??
    何事も受身にならず、自分の目で確かめた事を基に世界観を創り上げていくこと。
    そのために、それぞれの情報について複合的な意味合いを考え抜く必要がある。

    他人からの話だけではなく、自ら現場に出向くなりをして、「一次情報」を掴む必要がある。
    どこまで正確で深みのある情報を掴むことができるか。それがその人のベースになる力そのものだ!


    p45★
    ・イシューを見極める。
    問題をまず「解く」のではなく、本当に解かなければいけない問題、すなわちイシューを「見極める」こと。
    「何に対して答えを出すのか?」「何のためにやるのか?」というイシューを明確にしてから問題に取り組むこと!

    イシュードリブンにあたり、まずは「イシューの見極めからはじめる」ことが極意だ。
    →何に答えを出す必要があるのか?
    →そのためには何を明らかにする必要があるのか?


    p48
    ・仮説を立てる
    「やってみなきゃわからない」といったことはNG!イシューが何か、強引にでも具体的な仮説を立てる事が肝心!
    具体的なレベルまで仮説を立てて仕事に取り組めば、自分が何をどこまで調べて実行すべきかが明確になり、結果として生産性が上がる。

    1.イシューを明確にする
    →設問ではなく「具体的な仮説」を。
    2.必要な情報や、分析すべきことがわかる。
    3.分析結果の解釈、フィードバックが明確になる。


    p55
    ・よいイシューの3条件
    1.本質的な選択肢である。
    →よいイシューはすべからく、それに答えが出るとそこから先の検討方向性に大きく影響を与えるものだ。

    2.深い仮説がある。
    →一般的に信じられている信念や前提を突き崩せないかを常に考えるように。
    →常識に囚われすぎず、否定する。(常識・定説がイシュー要因である可能性もある)

    3.答えを出せる。
    →どのようにアプローチしようとも解決できない手つかずの問題は多い。そのような問題には関わらない方がいい。


    p78
    ・一次情報に触れる
    イシュー特定するための仮説を立てるにあたり、一次情報の収集は重要項目である。
    二次情報だと確かに効率が良いが、肝心の仮説考察の際に「自身の色眼鏡」となりうる。
    やはり現場で何が起こっているかを見て、誰のフィルターも通っていないナマの情報に触れ肌で感じない限り、理解することはできない。


    p103★
    生産性を劇的に高めるために最も重要なのは、「本当に意味のある問題=イシューを見極めること」である。
    だが、これだけではバリューのある仕事は生まれない。イシューを見極めた後は、「解の質」を充分に高めなければならない。


    p103★
    「イシュー分析」によってイシューの構造を明らかにし、その中に潜むサブイシューを洗い出すとともに分析のイメージ作りを行う。

    最終的に何を生み出すのか、何を伝えることが鍵となるのか、そのためにはどの分析がカギとなるのか。
    つまり活動の全体像が明確になる。


    p106
    ・イシュー起点でストーリーを組み立てる。
    ストーリーライン作りの2つの作業として、以下の項目が挙げられる。

    1.イシューを分解する
    →イシューは大きな問いなので、「答えの出せるサイズ」まで分解が必要。
    2.分解したイシューに基づいてストーリーラインを組み立てる

    ・MECE(ミーシー)
    →ダブリもモレもなく分解すること


    p117
    ・イシューを「サブイシュー」に分解する。
    課題の全体像を把握し、また取り組む優先順位の高いものを見えやすくする。


    p134
    ・「WHY」の並びたて
    理由や具体的なやり方を「並列的に」立てること。

    なぜ案件Aに魅力があるのか?
    なぜ案件Aを手がけるべきなのか?
    なぜ案件Aを手がけることができるのか?


    p135
    ・「空→雨→傘」
    空「課題の確認」
    →◯◯が問題だ
    雨「課題の深掘り」
    →この問題を解くには、◯◯を見極めなければならない
    傘「結論」
    →そうだとするとこうしよう


    p145
    ・仮説ドリブン2
    →ストーリーラインを絵コンテにする。
    「どんなデータがあれば、サブイシューを検証できるのか」という視点で大胆にデザインする。


    p150
    ・分析とは何か?
    分析とは比較、すなわち比べること。
    フェアに対象同士を比べ、その違いを見ること。


    p179
    ・アウトプットを生み出す。
    何を目指すのかを再度確認しよう。
    僕たちがやっているのは、「限られた時間で、いかに本当のバリューあるアウトプットを効率的に生み出すか」というゲームだ。


    p184
    ・「答えありき」で検証してはいけない。
    仕事の信用のベースは、「フェアな姿勢」にある。
    自身のイシューが何であれ、そちらに都合のよい事実ばかりを挙げるのではなく、反説の論拠となっていることにも目を向けること。


    p204★
    ・メッセージドリブン
    このアウトプットは、聴き手と自分の知識ギャップを埋めるためにある。

    受け手には、以下の三つを認識してもらう必要がある。
    1.意味のある課題を扱っていることを理解してもらう。
    2.最終的なメッセージを理解してもらう。
    3.メッセージに納得して、行動に移してもらう。

    注意点として、以下二点。
    ・聞き手は完全に無知だと思え。
    ・聞き手は高度の知性を持つと想定せよ。


    p232
    ・「コンプリートワーク」をしよう。
    如何なる時も、自分が受けた仕事を完遂せよ。
    プロフェッショナルの世界では、「努力」は一切評価されない。

    そのために、イシュー(本当の問題の見極め)から始めよう。

    • 看護さん
      いつも参考になる感想ありがとうございます
      いつも参考になる感想ありがとうございます
      2020/07/01
    • きのPさん
      看護くんさん
      コメント有難うございます。
      そう言って頂けると何よりです(^^)

      看護くんさんのレビューも、いつも拝見させて頂き、また参考に...
      看護くんさん
      コメント有難うございます。
      そう言って頂けると何よりです(^^)

      看護くんさんのレビューも、いつも拝見させて頂き、また参考にさせて頂いております。
      これからも宜しくお願い致します。
      2020/07/01
  • 「何に答えを出すべなのか」(イシュー)からはじめよう、という本。

    なぜか?
    答えを出す必要性が高いものでないと、いくら質の高い答えを出しても、意味ない(生産性が上がらない)、ということ。

    そして
    悩んでませんか? とたたみかけられる。
    考えてください。 と更にたたみかけられる。

    悩むは、「答えが出ない」前提にあるけど、考えるは、「答えが出る」前提で、組み立てる。

    なるほど。
    悩んでました。

    よいイシューを設定するためには、「噛みしめる」ことが大切。論理やツールを駆使する表層的なことだけでなく、自ら現場に足を運んで、情報を掴んで、自分なりに感じることが大切。

    すごく共感。
    現物を見て、整理すると理解は深まり、手応えが違う。

    生産性が高い人は、スピードが早いのではなく、知的生産の手法を知っているかどうか。

    その手法が、実用的で具体的に本書に書かれている。

    スタンスを取る。
    メリット、デメリットに振り回されて、これが意外に難しい。

    仮説を立てたり、人に話すには、スタンスが明確にないと話がぼやける。イシューは、2つ以上の集団の間で決着がついていない問題なので、納得。

    集めすぎない。
    これは、ついやってしまう失敗。

    選択肢が増えると、ループしだす。知恵が出なくなる。これは知りすぎる、も同じ。
    専門家が集まり、べき論に絡みとられると、新しい知恵が出てこなくなる。
    これを本書では、知りすぎたバカ、と表現してるが、自分にも当てはまる事が思い出される…

    イシューの探求は、体験が大事。
    知的生産の感覚を磨く、毎日の繰り返し以外に方法は無いと説かれてます。

    修業あるのみ。
    根性に逃げずに、「考える!」。

  • ○イシューとは?
    簡単に言うと課題

    「イシューからはじめよ」

    課題からはじめよ
    つまり
    的確な課題の本質を見極めろ です

    さらに言うと
    無駄な課題に100努力したって
    0✖️100=0の評価

    100%良い課題に1の力で取り組んだ方が何倍も評価されます 100✖️1=100の評価


    例えば....

    →学生であれば
    目の前のテストをこなす事に精一杯
    とりあえず一夜漬けでやり過ごす

    →社会人であれば
    決められた会議をこなす事が目的となる
    この会議何のためにやってるんだっけ...
    とりあえずルーティンだからやればいいか

    だけど
    本来学生の目的はテストをこなすではないはずです
    卒業、やりたい仕事に就く、国家試験に合格する
    などが本来のそれぞれの目的だったはずです

    社会人であれば会議を行うことが目的ではないはず
    会議が必要な理由があったはずです


    人の意識は脆く
    たくさんの情報で脳は疲弊し
    他人との人間関係で本来の目的をすぐに見失います


    目的もなくやっている事に真剣になれますか?
    身になりますか?
    生産性は高まりますか?
    新しいアイデアは生まれますか?

    そもそも
    課題と目的が分からずやっていませんか?


    当たり前のようですが、物事の大切な本質を忘れないように見定めたいと改めて思える本です


    著者は東大大学院修士、さらに脳科学を勉強されています
    仕事が出来る人がなにを考え、なにを大切にしているか触れる事の出来る良書となっています

  • 前々から読んでみたかった論理思考の本。

    テクニック的な説明に陥っている最近の書籍に警笛を鳴らし、
    正しいイシュー(問題となること)の設定の重要性を
    著者は説いています。
    実際、本の中で最初の半分くらいがその説明。
    それくらいイシューの設定に著者が
    力を入れているのがよく分かります。

    最近、とにかくやってみるとか、まずは量をこなすとか、
    考える前にまず行動するとか、
    そういうことが良いことだとされていますが、
    著者はそうではなくて正しいイシューを設定して、
    そのイシューに対する解決策を実施するのが良いという
    スタンスです。まさしく、天才タイプのアクションな訳ですが、
    それはマッキンゼーというプロフェッショナル集団の中で
    揉まれたからこそ出てくる考え方なのでしょう。。
    (彼らは過程ではなく、出した成果によってのみ評価される。)
    その考え方や行動が全ての人にマッチするかどうかは、
    まだ自分の中では答えが出ていませんが、
    正しいイシューを設定する重要性自身は正しく、
    自分(そして皆さん)もできるだけそっちの道を進むべく、
    人生で読むべき本の1冊といえるでしょう。

    もっと難しいと想像していたので、
    思っていたよりも読みやすくて安心しましたが、
    まだまだ完全には理解できていないはずです。
    何度も読み返したい本になりました。
    ちゃんと理解できた暁には、
    マイ・ベストの1冊になるくらいのスゴ本です。

  • 元マッキンゼー出身の著者が問題解決の方法についてイシューを題材として書いた一冊。

    圧倒的な価値をもつ問題解決法について、マッキンゼーでの理論と脳科学の見地から書かれており非常に勉強になりました。
    有効的な情報収集の方法や議題となる事案の考え方や資料の作りについて、分かりやすい具体例や図解を踏まえて書かれており理解も進みました。

    問題における本質を見極め、それに対して誰もが納得できる解を見つけるためにどのようにアプローチすればよいかを本書で学ぶことができました。
    あとがきに書かれていたように経験を繰り返すことが重要とかかれていたので、より多くの場面で活用していきたいと感じたと共に犬の道に行かないようためのバイブルとなる一冊だと感じました。

  • イシューから始めることによっていろいろなことがクリーンになる
    とりあえず何を始めるにもまずはイシューを立てることから始めた方が良いということはわかった
    いろんな図はあるが、何回も読み直しても良い本。

  • ・何事も本質から
    ・悩まない。悩んでいる暇があれば考える

  • 先輩からの始めの5ページでやられたという感想から購入を決めた。

    悩むよりも考えよう。答えが出ることが考えることであり、答えが出ないことが悩むということだと筆者は述べている。そこに衝撃を受けた。

    問題の本質を掴むこと。そして深い仮説を立て、答えをだすことが大事だという。
    仮説が違うということも答えなのだ。そこに気付けたのは収穫だった。イシューという言葉に惑わされすぎずに読むと、物事の本質を掴むための手法を書いた本だということがわかる。

    ・イシューとは下記AB両方の条件を満たすもの
    A:2つ以上の集団の間で決着のついていない問題
    B:根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題

    この本に書かれていたことは、今の仕事に役立つ考え方・手法だったから、さっそく取り入れてみている。

    物事の本質を掴むのは大事だとわかっていたつもりだったが、ただそれをどうやって掴むかを考えてなかったし、感覚的に捉えてしかいなかった。
    だから、これからは繰り返し形にして本質を掴む経験を積み重ねようと思う。

  • ベスト
    安宅さんの本は素晴らしい

  • タスクを見返すと本当に必要な作業か考える時がありましたが、こちらを読んで作業の最終着地点まで考えるようになりました。
    分析方法も参考になりましたので、
    データを元に分析してみます!

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著者プロフィール

慶應義塾大学 環境情報学部教授。ヤフー株式会社 CSO(チーフストラテジーオフィサー)
データサイエンティスト協会理事・スキル定義委員長。東京大学大学院生物化学専攻にて修士課程終了後、マッキンゼー入社。4年半の勤務後、イェール大学脳神経科学プログラムに入学。2001年春、学位取得(Ph.D.)。ポスドクを経て2001年末マッキンゼー復帰に伴い帰国。マーケティング研究グループのアジア太平洋地域中心メンバーの一人として幅広い商品・事業開発、ブランド再生に関わる。2008年よりヤフー。2012年7月よりCSO(現兼務)。全社横断的な戦略課題の解決、事業開発に加え、途中データ及び研究開発部門も統括。2016年春より慶応義塾大学SFCにてデータドリブン時代の基礎教養について教える。2018年9月より現職。内閣府 総合科学技術イノベーション会議(CSTI)基本計画専門調査会 委員、官民研究開発投資拡大プログラム (PRISM) AI技術領域 運営委員、数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度検討会 副座長なども務める。著書に『イシューからはじめよ』(英治出版、2010)

「2020年 『シン・ニホン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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