シナリオ・プランニング――未来を描き、創造する

  • 英治出版
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862761651

感想・レビュー・書評

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  • お洒落なデザインと事例の面白さ。
    未来は作るものであり、その絵姿を具体化するだけでも価値のあることだろう。仕事のみならず自分の人生にも適用可能かも。トライしてみたい。

  • シナリオプランニングの要諦を知るため、読みました。本書の内容を一言でいうと「それなりに起きる可能性がありそうないくつかの未来を描き、その未来がやってきた時に、柔軟に対応するための準備をすること」です。今必要な思考法だと思います。

  • シナリオ・マトリクスを中心に、さまざまな例を挙げて、ストーリー検討について教えてくれる。
    少しとっつきにくい事例も多いが、それくらい大きな物事を考えるメソッドなのだろう。

  • 未来をより可能性の高いものとして浮かび上がらせる

    市場と環境要因を組み合わせた未来の全体像

    未来がもたらすチャンスと脅威に対応

    未来がどうなりうるか?を理解すること

    未来を動かすドライビング・フォース(未来に大きな変化をもたらす可能性)を特定する
    未来を左右する分かれ道になるような要因を見つける(潜在的な影響度が大きい且つ不確かさも大きい)

    時間軸を定める

  • はじめてシナリオ・プランニングに触れる方向け。
    シナリオ・プランニングを経験し、自ら実践したり教える方は物足りない。
    シナリオプランニングの事例が豊富なので参考にはなりますが。

  • 受け容れられない事が無いので、未来の事をコントロール下に置こうという動機が少ないのですが、良書です

  • 未来を正しく予測しようとするのはやめて、未来に起こりうることを理解できるようにしよう。
    なるほど、これは強く賛同できる。しかし…期待に反して、シンプルなフレームワークがあるだけで、効果を期待するにはファシリテーションしだいかなぁ。
    本書の残りの半分は、たっぷりとケーススタディで埋められていて、個人的には面白くはあったが、問題はそれごとに背景が全く異なるものなので、参考になるのかビミョウな気がする。

  • 未来には無限の可能性があるなぁとは思っていましたが、そうか。
    その無限の中でも、点を決めてそこにキーワードを並べることで立てられる“起こりうる仮想の現実”があるんですね。
    考え始めると気が遠くなりますが、予測することで見えること・備えることがあります。
    これを読んで、ようやく学園長の視点が理解できました。たてついてごめんなさい☆

  • 結構評判のこの本。

  • - 「本当のプランニング」とは、未来がどうなるかと当てようと必死に努力するのをやめて、未来がどうなりうるかと理解するために力を注ぐことだ

    - シナリオプランニングのプロセス
    ①課題を設定する
    ②情報を収集する
    ③未来を動かす「ドライビング・フォース(原動力)」を特定する
    ④未来を左右する「分かれ道」になるような要因を見つける
    ⑤シナリオを考える
    ⑥骨組みに肉付けし、ストーリーを描く
    ⑦シナリオを検証し、追加の調査項目を特定する
    ⑧シナリオの意味をくみ取り、取りうる対応を決める
    ⑨目印を探す
    ⑩シナリオを観察し、更新する

    - シナリオ全てについて、「なにを見たら、このシナリオが実現しそうだとわかるか?」と問わなければならない。できるだけ多くの目印を書き止め、将来の参考としているも考えておくことが必要だ

著者プロフィール

30年以上にわたりトレンド予測、ビジネス展望などを欧州、アジア、アメリカで行うコンサルタント。スイスのプライベート・バンクを経て、Wade & Companyを創業。ハーバード・ビジネススクールでMBA取得。国際マーケティングや戦略開発の分野で定評があり、世界経済フォーラムのエグゼクティブ・ボードメンバー、ローザンヌ・ホテルスクールのマーケティング・ディレクターなどを歴任。

「2013年 『シナリオ・プランニング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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