- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862761651
感想・レビュー・書評
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お洒落なデザインと事例の面白さ。
未来は作るものであり、その絵姿を具体化するだけでも価値のあることだろう。仕事のみならず自分の人生にも適用可能かも。トライしてみたい。
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シナリオプランニングの要諦を知るため、読みました。本書の内容を一言でいうと「それなりに起きる可能性がありそうないくつかの未来を描き、その未来がやってきた時に、柔軟に対応するための準備をすること」です。今必要な思考法だと思います。
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シナリオ・マトリクスを中心に、さまざまな例を挙げて、ストーリー検討について教えてくれる。
少しとっつきにくい事例も多いが、それくらい大きな物事を考えるメソッドなのだろう。 -
未来をより可能性の高いものとして浮かび上がらせる
市場と環境要因を組み合わせた未来の全体像
未来がもたらすチャンスと脅威に対応
未来がどうなりうるか?を理解すること
未来を動かすドライビング・フォース(未来に大きな変化をもたらす可能性)を特定する
未来を左右する分かれ道になるような要因を見つける(潜在的な影響度が大きい且つ不確かさも大きい)
時間軸を定める
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はじめてシナリオ・プランニングに触れる方向け。
シナリオ・プランニングを経験し、自ら実践したり教える方は物足りない。
シナリオプランニングの事例が豊富なので参考にはなりますが。 -
受け容れられない事が無いので、未来の事をコントロール下に置こうという動機が少ないのですが、良書です
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未来を正しく予測しようとするのはやめて、未来に起こりうることを理解できるようにしよう。
なるほど、これは強く賛同できる。しかし…期待に反して、シンプルなフレームワークがあるだけで、効果を期待するにはファシリテーションしだいかなぁ。
本書の残りの半分は、たっぷりとケーススタディで埋められていて、個人的には面白くはあったが、問題はそれごとに背景が全く異なるものなので、参考になるのかビミョウな気がする。 -
未来には無限の可能性があるなぁとは思っていましたが、そうか。
その無限の中でも、点を決めてそこにキーワードを並べることで立てられる“起こりうる仮想の現実”があるんですね。
考え始めると気が遠くなりますが、予測することで見えること・備えることがあります。
これを読んで、ようやく学園長の視点が理解できました。たてついてごめんなさい☆ -
結構評判のこの本。
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- 「本当のプランニング」とは、未来がどうなるかと当てようと必死に努力するのをやめて、未来がどうなりうるかと理解するために力を注ぐことだ
- シナリオプランニングのプロセス
①課題を設定する
②情報を収集する
③未来を動かす「ドライビング・フォース(原動力)」を特定する
④未来を左右する「分かれ道」になるような要因を見つける
⑤シナリオを考える
⑥骨組みに肉付けし、ストーリーを描く
⑦シナリオを検証し、追加の調査項目を特定する
⑧シナリオの意味をくみ取り、取りうる対応を決める
⑨目印を探す
⑩シナリオを観察し、更新する
- シナリオ全てについて、「なにを見たら、このシナリオが実現しそうだとわかるか?」と問わなければならない。できるだけ多くの目印を書き止め、将来の参考としているも考えておくことが必要だ