- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862761651
作品紹介・あらすじ
明日のことは、だれもわからない。だからこそ、未来を大胆に想像しよう!戦略立案、グランドデザイン設計、ビジョン共有、商品開発…60年以上にわたって企業や組織、個人で使われてきた「イノベージョン創造」の技法を豊富な事例をもとに解説。
感想・レビュー・書評
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お洒落なデザインと事例の面白さ。
未来は作るものであり、その絵姿を具体化するだけでも価値のあることだろう。仕事のみならず自分の人生にも適用可能かも。トライしてみたい。
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シナリオプランニングの要諦を知るため、読みました。本書の内容を一言でいうと「それなりに起きる可能性がありそうないくつかの未来を描き、その未来がやってきた時に、柔軟に対応するための準備をすること」です。今必要な思考法だと思います。
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貸出可能です!!(2021/11/12現在) ※行先不明(2023/2/10現在)
※FAL所蔵品に変更(2022/10) -
”フューチャーセッションに参加するにあたって読み始め。
<キーフレーズ>
<きっかけ>
野村さんのfacebook書き込み?” -
シナリオ・マトリクスを中心に、さまざまな例を挙げて、ストーリー検討について教えてくれる。
少しとっつきにくい事例も多いが、それくらい大きな物事を考えるメソッドなのだろう。 -
未来をより可能性の高いものとして浮かび上がらせる
市場と環境要因を組み合わせた未来の全体像
未来がもたらすチャンスと脅威に対応
未来がどうなりうるか?を理解すること
未来を動かすドライビング・フォース(未来に大きな変化をもたらす可能性)を特定する
未来を左右する分かれ道になるような要因を見つける(潜在的な影響度が大きい且つ不確かさも大きい)
時間軸を定める
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このところシナリオプランニングに非常に興味を持ち、読んだ1冊。BCGの本と手法はやや異なるが、メガトレンドをピックアップして、2軸で4つのシナリオを作成する点に使いやすさを感じた。
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はじめてシナリオ・プランニングに触れる方向け。
シナリオ・プランニングを経験し、自ら実践したり教える方は物足りない。
シナリオプランニングの事例が豊富なので参考にはなりますが。 -
2015/12/5購入 ブックファースト新宿店
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受け容れられない事が無いので、未来の事をコントロール下に置こうという動機が少ないのですが、良書です
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冒頭は大事だけど、後は例題なので、さらりでいいかも。
必要なのは、予測ではなく、想像 -
未来を正しく予測しようとするのはやめて、未来に起こりうることを理解できるようにしよう。
なるほど、これは強く賛同できる。しかし…期待に反して、シンプルなフレームワークがあるだけで、効果を期待するにはファシリテーションしだいかなぁ。
本書の残りの半分は、たっぷりとケーススタディで埋められていて、個人的には面白くはあったが、問題はそれごとに背景が全く異なるものなので、参考になるのかビミョウな気がする。 -
未来には無限の可能性があるなぁとは思っていましたが、そうか。
その無限の中でも、点を決めてそこにキーワードを並べることで立てられる“起こりうる仮想の現実”があるんですね。
考え始めると気が遠くなりますが、予測することで見えること・備えることがあります。
これを読んで、ようやく学園長の視点が理解できました。たてついてごめんなさい☆ -
未来を左右する分かれ道になるような要因を2つ見つけてマトリクスにし、それぞれの基本シナリオに関するストーリーを作る。それを人に伝わりやすいように表現し、必要な対応を講じる。こういうことがシナリオ・プランニングということだろう。
一般的に、未来予測というと起こり得る中央値を見つけに行ってしまいがちだが、そうではなく、ブレ幅を把握し、何をすべきかを考えることの方が有用である。
実際に私も取り組んでみたい手法である。業界なのか、自分の仕事なのか、もしくは自分自身の人生か。 -
これ、プロジェクトのプランニングだけじゃなくって、自分自身の将来設計とかにも使えると思う。
方向性を左右するドライビングフォース(原動力)を二つ選び、マトリックスにして各事象についてストーリーを考える。
アメリカとか好きそうだけど、日本人はこういうのすっごく苦手なんだろうなーという印象を持った。英語でやれば、違うんだろうけどね… -
未来は自分が変える!に勇気を貰った。
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シナリオプランニングについてケーススタディを色々と紹介。
個人でもやった方が良いと思うが作業量がやや重い。
且つ色々と調べものがでてきそう。 -
■シナリオプランニング
A.未来は予測せず、想像しよう!多くの企業は、現在の延長線上に未来があると仮定した予測のもとに、戦略を策定している。だが、未来への道は直線ではなく、曲がりくねった道だ。現在の延長線上に未来を予測するのは、夜に後ろを見て車を運転するようなもの。私たちは目の前の道がどこにつながっているのかを考える方法を探すべきである。その1 つの方法が「シナリオ・プランニング」だ。
B.シナリオ・プランニングは、通常、次の6 つのステップに従って進める。
①課題を設定する:それぞれの組織、状況に応じて、課題を設定する。
②情報を収集する:課題についての情報を集め、今起きている重要なトレンドを理解する。
③未来を動かす「ドライビング・フォース(原動力)」を特定する:未来に大きな変化をもたらす可能性のある要素を特定する。
④未来を左右する「分かれ道」になるような要因を見つける:③で挙がったドライビング・フォースの中から、未来を最も左右する「分かれ道」となるような要因を2 つ特定する。
⑤シナリオを考える:④で選んだ2 つの要因を軸とする、2 × 2 のマトリクスを作る。このマトリクスの4 象限が、それぞれ異なる未来のシナリオの輪郭を表す。
⑥骨組みに肉付けし、ストーリーを描く:⑤で考えた4 つのシナリオを基に、できる限り具体的な描写で、ストーリーを描く。 -
結構評判のこの本。