物事のなぜ――原因を探る道に正解はあるか

制作 : 依田光江 
  • 英治出版 (2018年1月11日発売)
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  • レビュー :4
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862761897

物事のなぜ――原因を探る道に正解はあるかの感想・レビュー・書評

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  • なぜなぜ分析という手法はかなり一般的ですが、物事の本質に迫る「なぜ」を考えることは難しいものです。

    物事の因果関係の読み違いやデータ解釈のミスなど、失敗例について整理してくれている本はありますが、「なぜなぜ分析」という手法自体を体系的に整理し、具体的な手法まで落とし込んでくれる本はあまり無かったと思う。

    何か起きた際に、それは「なぜなのか?」
    最初に思いついた「なぜ?」が当てずっぽうでやっていては精度が低い。その精度いかにあげていのか?
    さらに、複数考えられる原因をどのように整理して、いかに真因に迫っていくのか?考えるられる「なぜ」の種類の分類はとても参考になる。

    難しくて理解するのが大変ですが、大変勉強になります汗。!

  • 2018年9冊目。

    一口に「因果関係」「なぜを問う」と言っても、問いの性質によって最良のアプローチは異なる。
    さらには、因果関係には「複数のアプローチ」が必要だと、2000年前からアリストテレスが唱えてきた。
    古代から現在まで、そして哲学から物理科学まで縦横の研究を通じてこの本が提唱する「三面モデル」は、
    ①因果関係の論理を表す「概念モデル」
    ②原因の「分析レベル」
    ③原因の情報を得るための「論法モデル」
    をカテゴライズしている。
    何か問題に行き詰まったとき、「その“なぜ”の問い方で良いのか?」と立ち止まり、「より適した“なぜ”」「より多面的な“なぜ”」を扱えるようになるヒントになる一冊だと思う。

    ※自社本に対する個人的なメモです。宣伝の意図はありません。

  • ますます複雑化する問題にどう向き合うべきか? 独自のフレームワーク「三面モデル」を紹介しながら、ものごとの考え方について説く。

    第1章 歴史から学ぶ――因果性の四つのアプローチ
    第2章 三面モデルで考える――因果性を考察するための多重手法
    第3章 断定型で考える――「イエス」か「ノー」で考える
    第4章 確率型で考える――「発生を促す」「影響を及ぼす」因子
    第5章 創発型で考える――非線形のアプローチ
    第6章 検証型で考える①――物理科学の場合
    第7章 検証型で考える②――生物科学の場合
    第8章 検証型で考える③――疫学の場合
    第9章 叙述型で考える――物語から見える真実
    第10章 信仰型で考える――信念体系から見える真実
    第11章 物事の「なぜ」の探究――三面モデルを適用する

  • 歴史を通じた学者の思考の変遷。
    哲学や物理、科学など横断的に、
    何をどう考え、発見してきたかをまとめた本。

    ある程度幅広い分野の基礎的教養がないと
    読みづらいでしょう。

    でも逆に基礎知識がある人にとっては
    横断的にものの考え方の変遷が捉えられて
    面白いと思います。

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