社会的インパクトとは何か――社会変革のための投資・評価・事業戦略ガイド

  • 英治出版
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本棚登録 : 187
感想 : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862762078

作品紹介・あらすじ

事業の「真の成果」をどう測りますか?投資に見合うリターンとは?成功はどのように測定するのか?そして、インパクトをどうすれば大きくできるのか?ビル&メリンダ・ゲイツ財団、アショカ、ナイキ、ゴールドマン・サックス…100以上の営利・非営利組織の研究から生まれた初の実践書。NPO、企業、財団、行政の企画・評価担当者必携!成功する組織は「社会的インパクト創造プロセス」を実践している!

感想・レビュー・書評

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  • アウトプット前提で読むことで名著と化す一冊

    掲題に本書の本質を書いた。
    当たり前のことが書いてあるー!と叫んでいる読者は、
    果たしてその当たり前のことをここまで言語化できるのだろうか。

    本書の価値、それは成功(持続のサイクルを確立)しているソーシャルビジネスや
    非営利組織の暗黙知をビジュアル化・言語化できていることに意味がある。

    ドラッカーの『非営利組織の経営』と併せて読めば、それだけで何十年もの間
    暗黙知化されていた理論を追体験することが出来る。
    “熱意・やる気・自己犠牲”にうんざりした全ソーシャルワーカーに捧げたい一冊。

  • 【概要】
    NPO等の団体にリソースを提供するにあたっては、投資と一緒でリターンを考えることが重要。でも、やりっぱなしでちゃんと成果を測定できている団体は少ない。成果を測定することは資金獲得にも繋がるし、最終的には、組織のアウトプットレベルの向上にも繋がるからとても大事。
    【感想】
    抽象的な社会的インパクトを測定するのは確かに難しい。ただ、数値化が難しいからって何もしないのはおかしい(企業はなんとかKPIを測定してる)。NPOもこういった視点を持つ必要があるのは間違いない。

  • 2020.52

    ・評価が必要な理由は理解
    ・現実的にできない団体が多いことも数値として理解
    ・その上での提言には無理がある。

  • 社会的インパクトの測定・評価に関する手法を説明する本

    興味ある分野だったので、期待して読みはじめたけど、読みにくく、なかなか入り込めなかった
    抽象的なのか、訳が固いのか、本全体を通じて議論が深まっていく感じがなかったのが残念

  • この本の問題意識は、社会変革を起こすための投資がもっと効果的・効率的に行えるのではないかという点である。
    社会変革を起こす組織が「なにが成功か」を十分明確に定義していないために、
    社会投資家もどの組織に何のリソースを提供すればいいのか判断できない点が問題であると指摘している。

    「なにが成功か」を把握するためには、成果に対してどのような社会的影響を与えたか(=インパクト)を知ることが重要。
    また、組織が目指す目標は利害関係者の間で必ずズレが生じる(価値観は様々であるため)ため
    組織と投資家の足並みをそろえ、受益者と投資家双方が満足できる仕組みづくりが必要であると述べている。
     例)どのようなリソース(金銭、労働力、知識、コネなど…)を投資してもらうか、ゴールはどこか、リターンは何かなど。

    インパクトを知るにはインパクトを測定する必要がある。
    測定には実績の把握だけではなく、仮定の検証、改善や資源配分、価値の伝達、利害関係者への実績の報告、資金調達などの目的もある。
    測定にはロジックモデルという、事業目標の実現に向けた成果の因果関係を明らかにした上で、測定を行う必要がある。

    社会的インパクトという概念を初めて知った。
    社会にどれだけ影響を与えたかが大事というポイントは金銭的尺度でしか見ていない身からすると新鮮であった。
    測定は要は「PDCAサイクルまわそうぜ」という話で、その測定手法について後半ページが多く割かれていた。
    NPO法人の運営など実務に携わるときは大変参考になると思う。

    あと邦訳本のわりに日本語に違和感がない。訳者優秀。

  • もう1回読まないとダメかも.

  • 社会的インパクトを測定する具体的な手続きの記載がすくないため、本書は入門書になるのだと感じた。しかし、大学評価等を考える上で非常に重要なコンセプトなどを学ぶことができた。次は政策評価やロジックモデルについて具体的な評価手続きを含めて学んで行きたい。

  • 内容はそれほど、濃くない。当たり前のことが当たり前に綴られている。

  • 2015年93冊目。

    自社本のため割愛。

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