システム思考をはじめてみよう

  • 英治出版
3.14
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本棚登録 : 243
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862762191

作品紹介・あらすじ

問題は、つながっている。解決策も、つながっている。見えていなかった「つながり」に気づき、とらわれていた「思い込み」に驚く-『世界がもし100人の村だったら』のドネラ・メドウズ、珠玉のエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • 入門書!

  • システム思考が学たかったが、エッセイ。
    目的と違ったが、システム思考を産み出した著者の背景が見える。
    問題と同様に解決策にもつながりがある。
    本質だけの話をしているとも言える。

  • 薄くて簡単に読める本だがためになった。
    リンゴを食べるとき、リンゴを育てた土壌も食べることになり、水を飲むとき、地球の水が自分になる。こうして世界はつながっている。

  • 「風が吹けば桶屋が儲かる」を日々の行動に当てはめて考えると、自分の行動が世界の経済に繋がる。
    本書冒頭の話が某エナジードリンクのCMにも起用されていて驚いた。

    フィードバックが適時適切にされれば、個人も世界も変わる。
    「見える化」は日々、関係者が目にすることができて初めて意味を為す。

    同じ著者の他の書籍も読んでみようかな。

  • 自分たちの思い込みに気づき、従来の経験や考え方から自由になる。自分や他者、世界とのつながりを認識する。そのための要素として、優れたフィードバックが必要となる。

    認識量が多くなる分の心的ストレスや抵抗などについても探究してみたい。

  • システム思考の理解に向けて、自分への導入のために読みました。
    わかりやすくて読みやすかったです。

    システム思考をより深く学びたくなりました。

  • 「システム思考」って何か新しい考えを出しているのかな、と思うタイトルだが、そうでもなく、世の中、少しずつ繋がっていて、そのつながりを見ながら考えよう、という感じ。

  • 【由来】
    ・amazonでドネラ・メドウズの関連本

    【ノート】
    ・書かれている内容を否定しないが、しおり紐もないつくりで、このサイズ、ボリューム、内容でこの金額というのは納得できない。含蓄や示唆がなくはないが、所詮はドネラのエッセイ。同じ出版社だが「世界はシステムで動く」を選んだ方が間違いなくよい。英治出版はこういう企画もするんだな。訳者共々、今後は注意しよう。

    【目次】

  • この世の中で1番変わらないことは、この世の中全ては変わり続けているということ。

    そんな変化する世の中で1番の変化を拒むもので、拒んでいることすら意識していないものは自分の思い込みです。

    原因まで解決策も全ては繋がっている。

    そのつながりを考えていくのがシステム思考である。

    つまり目に見えている背後にある構造を広く深くありのままにみること。

    自分の思い込みに気づくこと= システム思考。

    気づくためには他者からのフィードバックが必要です。

    成功者はさらに成功するシステムそのものは公平でなく悪循環ですという下りは目から鱗でした。

    努力しているものや結果を出しているものがさらに良くなることは全てからく善であるという個人的な思い込みがその一言で意識できました。



  • ドネラ・メドウズ先生が遺された著書の中から、彼女の、ものの見方や考え方を紹介したエッセイ集です。

    システム思考とは、目先の問題解決ではなく、物事の(全体像や構造から)本質を見つめ直して問題点を改善していこうという考え方です。そのためには、従来の経験や考え方に縛られないこと。「見える化」して、常に「フィードバックしていくこと」です。
    昔、教員養成系の大学で同様の考え方を叩き込まれたことを思い出しました。

    自分たちの手で自分の首を絞めていることに気付くためにも、世界中の人たちに身に付けてもらいたい思考法です。

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著者プロフィール

1941年~2001年。化学と生物物理学(ハーバード大学で博士号を取得)を修め、その後マサチューセッツ工科大学(MIT)の特別研究員。1972年、『成長の限界』(ダイヤモンド社)の主執筆者として、限りある地球の人口と経済成長のダイナミクスを一般の人々に向けて解説。1991年、ピュー財団の保全・環境分野の研究者として認められ、1994年にはマッカーサーフェロー賞を受賞。1996年、サステナビリティ・インスティテュートを設立し、システム思考や組織学習を用いて、経済、環境、社会分野の課題に取り組む

「2015年 『世界はシステムで動く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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