WOMEN EMPOWERMENT 100――世界の女性をエンパワーする100の方法

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制作 : 松本裕 
  • 英治出版 (2016年8月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862762214

作品紹介

貧困をなくすために、できることはたくさんある。電気いらずのペットボトルライト、家事を効率化するエコキッチン、収入をもたらすバイオ燃料…手に届く価格で、大きな価値を生むアイデア満載!

WOMEN EMPOWERMENT 100――世界の女性をエンパワーする100の方法の感想・レビュー・書評

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  • 367.2||Te

  • 1、可哀想な姿ではなく、前向きに力をつけていく姿を

    貧困をテーマにした本は、その国の人たちがどれだけ苦労していて可哀想な状況にあるか、という点にフォーカスされていることが多いように思います。
    この本も、確かに同様の描写はあります。しかし話の中心はそこではなく、貧しく困難な状況をビジネスの力によって打開することを挑戦する女性たちの姿です。
    そして新しい商品やサービスの提供にどのような企業やNGO、マイクロファイナンス機関などが関わっているか、その事業がどのように展開していき、どのようなインパクトがあったか等詳細に紹介されています。

    2、へえそうなんだ、だけではないー「私たちにできること」

    こんな事業がある、こんな成功があった、こうした事例紹介だけをしている本は他にもあると思いますが、この本はそれだけではなく、この本の読者がそれぞれの事業に協力するにはどうしたらいいかというネクストステップが書かれています。そのネクストステップにもちゃんとコンセプトがあります。「100ドルで私たちにできること」というコンセプトです。

    3、視覚的にわかりやすいデザインの工夫ー鮮やかな色使い、マーク、豊富な写真

    本の中には、内容が読者に少しでも伝わりやすいようにと、様々なアイディアが散りばめられています。
    もともとこの著者の方が、貧困の状況下でも自立的に生きようとすると女性たちの姿を写真に撮り、世の中に伝えたいという想いから本書の出版に取り掛かったということもあり、まず写真が豊富に掲載されています。また冒頭文には本書がより読者にとってわかりやすいものになるためにデザイナーの協力も得たことが書いてあり、それぞれの事業の特徴を表すマークが各章で使われています。
    また、本書は取り扱うイシューごとに章立てされている構造となっていますが、その章ごとに色分けされている点も視覚的なわかりやすさのポイントだと思います。

    4、kindleで読むことをお勧めする理由

    まずはじめにいうと、電子書籍で読むと3で述べたビジュアルに関しては若干崩れるので、そのデメリットを踏まえてのメリットを紹介させていただきたいと思います。
    先ほど述べました通り、各事業ごとに新しい商品やサービスの提供にどのような企業やNGO、マイクロファイナンス機関などが関わっているかが紹介されていますが、それぞれの組織の公式ホームページへのURLが数多く記載されています。リンク先を参照することによって本を読み進めながら、その事業がこの本が書かれた後にさらにどう進展したか?などの情報を入手できます。ホームページの最新情報と連携させながらそれぞれの事業を深く知るというスタイルを取るときに、電子書籍だと非常に便利なのでおすすめです。

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