マネジャーの最も大切な仕事――95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力

制作 : 中竹竜二  樋口武志 
  • 英治出版
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レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (388ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862762405

作品紹介・あらすじ

3業界、7企業、26チームへの1万2000の日記調査から、「やりがいのある仕事が進捗するよう支援する」ことでチームやメンバーの創造性と生産性が高まることが判明。しかし、669人のマネジャーへの調査で衝撃の事実が明らかに。「進捗の支援」が大切だと答えた人は、わずか5%だった-。私たちは、マネジメントを誤解してきたのかもしれない。1万超の日誌分析、669人のマネジャー調査…ハーバード教授と心理学者が35年の研究でついに解明。生産性と創造性は、こうすれば高まる。

感想・レビュー・書評

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  • この本の問題意識は「何がチームのパフォーマンスに影響を与えるか、そのためにマネジャーは何をするべきか」ということだった。

    著者の2人が240人の13000の日記から「日々の良い出来事」が「インナーワークライフ(仕事そのものから得られる個人的職務体験)」に影響を与えパフォーマンスが向上することを明らかにした。「日々の良い出来事」には、以下の3つの要素がある。
    ・やりがいのある仕事が進捗している状態である「進捗の法則」
    ・仕事への直接的なサポートである「触媒ファクター」
    ・尊重、励まし、慰めなど感情的なサポートである「栄養ファクター」

    マネジャーは
    「進捗の法則」として、「やりがいのある仕事が前に進むよう支援すること」
    「触媒ファクター」として、「仕事に関する情報の収集」「決断へのチームメンバーの参加」「チーム街の人々との関係構築」
    「栄養ファクター」として、「部下の仕事の尊重」「評価」「感情的サポート」「チームの仲間意識を育む機会を造る」
    ことが必要と述べている。

    ケーススタディを学ぶための参考文献として読んだ。

  • スマホのゲームに必ずと言っていいくらい存在する、進捗を示すマーク。

    実は達成感と目標感を高めるモチベーションになっている。

    仕事も同じで、進捗しているとの実感が、モチベーションを高めることに繋がる。

    なるほど!

  • 「社内を上昇気流に乗せるには」
    翻訳者の問題とは思うが、読みづらい。読みづらくて飛ばし読みしているため、誤読しているかもしれない。
    内容はインナーワークライフを高めるために、マネジャー(進捗の監督者)が何をすべきかが書いてある。最後のチェックリストは、実践的で役にたつと思う。

  • チームでプロジェクトや課題に取り組み成果を上げるために、マネジャーに必要な行動を、チームメンバーの「インナーワークライフ」に注目して解き明かした本。

    インナーワークライフとは、チームの一人ひとりの「感情・認識・モチベーション」によって構成される。

    確かに、仕事やチームに対して前向きな行動を起こすために、これらの要素が自分を後押ししてくれるということは、非常に腑に落ちる。

    これらの要素をチームのマネジャーが、メンバーとのコミュニケーションを通じて如何に高めていけるかが、チームが有機的に機能するか否か、ひいては成果に直結してくる。

    そして、そのために必要な目標やスケジュール(締切)設定の仕方、メンバーへのサポートの仕方、権限の与え方、チームの意思決定におけるメンバーの参画といった一つひとつの要素が、非常に役に立つ形で整理されている。

    様々な企業や役職のワーカーから収集した延べ12,000日分もの日誌に書かれた日々の業務におけるチーム内外のコミュニケーションの記録からこれらの要素を洗い出して整理した筆者らの研究に頭が下がる。

  • 【読んだ理由】
    社内の他部署メンバーとのコネクションを強くし、
    効率化を図りたかったため

    【気づき】
    ・インナーワークライフ(個人的職務体験)
    ・日々の進捗

    【アクション】
    タスクを完了させるうえで、以下を行う
    ・得意な人に頼む
    ・完了までチェックタイミングを設けてコミュニケーションをとる

  • マネージャーがやるべきこととは、管理対象のひと、もの、金の日々の進捗をチェックする事という著者の主張に共感。

  • ▼NASAの清掃スタッフは「私は掃除することで、人類をつきに送ることに貢献しているのです。ロケットを飛ばす仕事をしています」と仕事に誇りを持っている。
    ▼マネジメントにおいて重要なのは、豊かなインナーワークライフ(個人的職務体験)を生み出す環境を作り上げることーポジティブな感情、強い内的なモチベーション、仕事仲間や仕事そのものへの好意的な認識を育める状況を作り出す事にある
    ▼進捗をサポートすることが日々社員のモチベーションを高める最善の方法である
    ▼マネジャーは進捗による内的モチベーションを用いることで、イノベーションを加速させる事ができる
    ▼チームリーダーとして取るべき行動
    ・チームの仕事に関係のある情報を定期的に集める
    ・プロジェクトに対する重要な決断をする場合はチームを参加させる
    ・チームの仕事に影響を与えるチーム外の人々との関係性を構築する
    ・プロジェクトを売り込む
    ・部下と部下の仕事を尊重する
    ・部下たちの達成を評価し讃える
    ・必要なときに、部下たちへの感情的サポートを提供する
    ・チームの友好関係や仲間意識を育む機会を作る
    ▼問題はチームのメンバーにではなく、チームのマネジメントにある
    ▼(ドラッカー)「マネジメントの目的は一人ひとりの人間の強みと知識を生産的たらしめること」
    ▼(部下が失敗しても)「自分がしたことを理解している限りは問題ない」

  • 本章は進捗の支援の大切さが書かれている。各プロジェクトの日誌を通して発見した本質を捉えた重要な事実。どうしても条件を中心に考えてしまうが、実は日々のコミュニケーションと出来事をどうフォローし言葉に変えて伝えるか、また、困難に逃げずに立ち向かう姿がマネジャーとしての真の価値を表しているのを感じた。進捗とは日々のモチベーションと関連し成長の一端を大きく担っている。

    一方でマイナスのこと。イコール障害となることは良いこと楽しいこと以上に影響力がある。それは人間の防衛本能から来ているもの。

    個人的には最近始めた営業活動終了後の5分間ミーティングを続けながら過去の週報をもう一度見直してみる予定。

  • 181102 マネジメントの秘訣を知りたい

  • 進捗の法則:やりがいのある仕事が進んでいることを感じる時にポジティブな感情が生まれる。それを促すように支援していくのがマネジャーの仕事。この一言を心に留めてチームビルディングを考えていきたい。

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