私たちは子どもに何ができるのか――非認知能力を育み、格差に挑む

制作 : 駒崎弘樹  高山真由美 
  • 英治出版
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本棚登録 : 103
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862762467

感想・レビュー・書評

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  • 貧困により教育格差が開いている。けど、6歳以下の子どもをもつ低所得家庭に、しっかり介入して非認知教育すれば、効果的な対処法になる、ということが、ざっくり書いてました。

    とても参考になったのは、モチベーションの話。貧困関係なく、また、子どもと大人関係なく、モチベーションを高める施策は、見返りを顧みない生産性向上が期待でき、そして、自分も他人も幸せにできる、という気がした。
    お金でのモチベーションはダメやね。

    そして、こういう施策が最も効果的なのが、低所得者層で、社会的コストと換算して、持続的な施策を実施できたらいいな〜。換算難しそうやし、まだまだ研究段階なんやろうけど、こういうのは民間から小さく実績つまないと!

  • 私たち、社会の構成員として、様々な環境で生まれ育っ子どもたちが特に心理面で健康に育つためには何ができるのか書かれた本。
    就学前は家庭への支援、就学後はどんな教育環境が良いのか、様々なデータを用いながら説いている。
    教育には批判がつきものだが、その批判がある種の子供にとっては脅威で、教師との関係形成が難しい一因になっているという話はなるほどと思った。
    また、家庭において親が子にするのが望ましい関わり方を2つ挙げているのだが、貧困など親の課題によって、その関わり方ができなくなる危険も改めて感じた。
    保育園はそういう子供たちの受け皿にもなる、望む親に保育園全入、そして保育料無償化はそういう意味で良い政策だと考えた。

  • 個人的な特性を育成するのではなく環境を良くするというアプローチ。研究知見も多く紹介されている。

  • 非認知能力(自己肯定感など)が貧困が悪影響を与えている‼️認知能力と非認知能力を身につけて社会で成功する

  • とても勉強になる本だった。
    エビデンスが多く紹介されておりとても納得のいく内容だった。
    米国に学び、日本でも国として、そして地域で子どもたちをサポートしていくことが大事だと思った。

  • 今、注目されているGRIDや自制心、集中力といった非認知能力を高める方法はなく、環境によって育むことしかないという結構、ショッキングな内容。結局、子どもが安心して好きなことを好きなだけやらせてあげられる環境を提供してあげることが親にできる最大のことなのかもしれない

  • 世界の様々な研究や実証実験の結果をもとに、子どもの非認知能力を高めるために何が必要か、を明らかにしていく。
    具体的な事例が多く紹介されていて、薄いけど中身の濃い一冊。

    以下、印象に残った箇所。
    ・日本語版前書き
    貧困問題への意識調査で、貧しい人の支援を政府が行うべきか、との問いに対して日本人の38%が「そう思わない」と回答。
    ・109 学業のためのマインドセット
    ①私はこの学校に所属している。
    ②私の能力は努力によって伸びる。
    ③私はこれを成功させることができる。
    ④この勉強は私にとって価値がある。

  • 将来の学歴、健康状態、社会生活に大きく影響する「非認知能力」─ねばり強さ、やりぬく力(グリット)、レジリエンス、好奇心、誠実さ、自制心、楽観的なものの見方など─を幼児期から思春期までの子どもたちが高め発達させるためにどうしたらよいか、についての知見をまとめた教育関係者必読の一書

    著者は、前著『成功する子 失敗する子』(英治出版、2013年)がロングセラーとなっているフリージャーナリスト

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