七田眞の人間学いかに生きるか

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  • 総合法令出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862800152

感想・レビュー・書評

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  • 仕事のやり方やテクニックではなく、それ以前に人としてどういう考え方を持って、どういう心構えでいなければならないかを説いています。
    昔は四書五経を、意味もわからず暗唱するという教育が行われていました。意味もわからず暗唱しても無意味と考える方がいるかもしれませんが、よい教えをまず体に染み付かせることの方が重要です。体に染み付くと無意識でいいとされる行動・考え方をしてしまいます。それでいいと思います。いいことを無意識にできるほどすばらしいことはありません。
    現代は、意味も教えず頭ごなしに暗唱するようなことはありません。詰め込み教育になるからです。
    多くの徳の高い人格者を育てるのは、教育しかないとわたしは考えています。体内に子供がいるころから、普遍的にすばらしいことを読み聞かせ、3歳ぐらいからは暗唱させるぐらいの詰め込み教育をするほうがいいを思っています。一種の洗脳ですが、人として普遍的にすばらしいことを洗脳してもなんら問題ありません。

  • 七田式で有名な方ですが、読むと彼の考えの真髄がみえ好感がもてる。

    暗記や音読も重要だと思った。

    また仕事に関する考え方も見直すべきだと思った

    じっくり読むかは別とし十分な学びがある本

  • タイトルの通り、人間学。
    人間の「あるべき」姿を考え、人間らしく、自分の果たすべき役割をまっとうするために、いかに生きたらよいかを綴った本。
    古典をたくさん引用し、愛し、敬い、尊い人物として生きていくためのヒントを与えてくれています。

    人としての根幹を成す部分をしっかりさせてはじめて、知識が意味を持つ。すべては、「人としていかに生きるか」が重要なんだと改めて思った。そして、自分が成し遂げたい夢を持つ事、同時に常に学び続け、自分の価値を高める努力が必要なことを切に感じた本でした。

  • 右脳教育の第一人者の七田眞が、知識を教える学問ではなく、人として徳を修め実践する生き方を説く人間学について書いています。

    中国古典や吉田松陰、福澤諭吉、最澄などの聖賢偉人の教えも多数紹介されています。


    現在の日本の教育においては、知識を詰め込む教育が中心で、人間学についてはほとんど学ぶことはありません。

    しかし、私たちは、知識の詰め込みだけでなく、人間としていかに生きるべきかについてもっと学ばなければなりません。

    ですがいきなり、論語などの古典に取り組むのは難しいものがあります。

    本書は分かりやすく、しかも人間学に関する本からの抜粋がたくさんあり
    内容も濃く、人間学を学び始めるのには最適です。

    あなたも魂を磨いていきましょう。

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著者プロフィール

七田眞 1929年7月28日生まれ、島根県出身。米国ニューポート大学日本校・教育学部教授。教育学博士。日本文化振興会副会長。七田チャイルドアカデミー校長。しちだ・教育研究所会長。1997年、社会文化功労賞受賞、世界学術文化審議会より七田式右脳開発法を最優秀理論と認める最高功労賞を受賞。また国際学士院の世界知的財産登録協議会より、世界平和功労賞大騎士勲章を受章。2003年、知的財産の振興に尽くした功績に対し、東久邇宮記念賞を受賞。現在、七田式幼児教育を実践している教室は全国で450以上に広がり、アメリカ、韓国、台湾、シンガポール、マレーシア、タイにも七田式教育論が広がっている。著書に「奇跡の『右脳』革命」(三笠書房)、「わが子を天才児に育てる!」(KKロングセラーズ)など多数がある。

「2013年 『「魂」の人生学 学び、愛し、育てた七田眞の伝言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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