「福」に憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣

著者 :
  • 総合法令出版
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レビュー : 160
  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862800954

感想・レビュー・書評

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  • 何人かの方のレビューを読んで、文庫版を'読みたい'登録してたが、図書館で借りたのはソフトカバー版だったので、登録し直した。


    研修中の福の神が、サラリーマンを辞めて父亡き後の田舎の書店を継いだ青年に取り憑き、その青年にとっての人生の成功へ導いていく過程を、指南書の形で書いた物語。

    今の仕事に、人生に、立たされている場所に、なんとなく納得出来ない人。
    漠然とした後悔を抱えながら毎日を送っている人。
    そんな人が読めば、翌日から、少しは違う景色が見えてくるのでは…と思える本だった。

    どんな本でもそうだが、特にこの本は、読む人の状況や心持ちによって、心に響く言葉や場面が違うのだと思う。

    私は以下のフレーズが非常に響いた。

    自分にできることを一生懸命やってその見返りとしてお金をらもらうことが働くことだと思っている。ところが、自分にできることを一生懸命やっているつもりが、いつの間にか自分の都合だけでものを売ろうとしたり、サービスしようとしたりするようになってしまう。そしてそれが一生懸命仕事をしていることだと勘違いしてしまうようになるんだね。p.161

    ここ2、3年で、本を読む生徒がガクッと減った。
    彼らは小学生の頃からスマホを持ち、憧れの職業はユーチューバーという世代。
    教科書もひと頃より厚みを増し、部活もある中学生では活字離れも仕方なし…と自分に言い訳をしていた。できることは、色々試してやっていたつもりだった。
    が、この本を読んで、やはり徹底的に生徒へのコミュニケーションが足りなかったのだ、と思い至る。
    「短いお昼休みに、オバさんに話しかけられたらウザいよね…」と思っていたのだが、考え方を根本から変えていく必要があることが分かり、身に染みた。2020.7.10

  • ☆副題が「人生を豊かに変える3つの習慣」

    〇その3つの習慣
    「人知れずいいことをする」
    「他人の成功を心から祝福する」
    そしてもう一つ
    「どんな人に対しても愛をもって接する」(p14)
    ☆この3つが物語を通して分かりやすく書かれている。
    特に、小さないいこととして、
    空き缶を拾う
    たばこの吸い殻を拾う
    本屋さんで一番上の汚れている本を買う
    みたいなことが挙げられていた。
    ごみを拾う、は最近のテーマにしていること。
    そのためには、拾う、のハードルを下げることが大事。
    具体的には、ごみ袋が必要。
    下に落ちていたものをポケットに入れるのは抵抗があるのは私だけだろうか。

    〇福の神にできることは、その人を幸せにする学びを与える人を連れてくること。(p19)
    ☆福の神目線だから、このあたりがとても面白い。というか、腑に落ちやすい。要するに、直接お金やモノを運ぶことはできない。だからこそ、出来事から何を学ぶかは自分次第。

  • 福の神が取り憑くことができる人の条件
    ・人知れず良いことを繰り返して、その量が一定値を超えた人
    ・他人の成功を心から応援、祝福し、その量が一定値を超えた人
    ・すべての人を愛することができる人

    ・大切なことは、どんなときでも行動する勇気を与えてくれる人と出会わせること

  • 以前、テレビで本のソムリエが紹介していたことから一時話題になり、勢いでアマゾンで購入した本でした。亡き父の後を継いで、倒産寸前の書店を立て直していく男の物語です。手つかずだったのですが、いざ読み出したらさらさらと一気に読んでしまえる誰にでも分かりやすい内容のものでした。 『行動のないところに成功も失敗もない。行動の結果手に入れるものは、失敗でもなければ成功でもない。それは自分の人生を素晴らしいものにするためにどうしても必要だった経験だ。』『人間が一番成長できる瞬間、それが人と出会うとき。』『悩みを抱えて生きる人間のほとんどが自ら幸せになろうとすることを放棄してしている。今の自分のいる場所から動きたくない。ただそれだけの理由で今までと違う事をしようとすることをいろんな理由をつけて否定している。』など、身につまされるような印象的な助言が次から次へと登場人物の言葉によって語られていきます。福に憑かれるって面白い発想ですが、誰でも憑かれるわけではないようですよ。万人向けですが、若い人ほど素直に心に入ってくるのではないでしょうか。一度だけでなく、繰り返し読むことによってその時々、感じ方が違ってくる本ともいえそうです。(3.5)

  • ☆特長
    小説は作者の伝えたいことを読者が類推し、捉え方は読者によって様々。
    こちらの小説は伝えたいことが明確に書かれている。
    小説+自己啓発本。
    とっても分かりやすくてすぐ読めます。
    苦難は幸せに入るための門であることがよく分かります。
    クライマックスは感動です。

    ☆感想
    こちらに書かれていることを、
    言葉ではなく生き様を通して教えてくれる大人が身近にいる子どもは、幸せだと感じた。
    言葉や説教でなく、生き方を通して子どもや若い人たちに感じてもらえるような大人になりたい。

    ☆魅力 
    人格形成に役立つ。
    自殺者がなくなる。
    幸せな人が増える。
    生き生きと働く人が増える。
    その周りに幸せな人が集まる。

    ☆おすすめの人
    すべての働く方
    事業を引き継ぐ後継者候補さん
    脱サラして事業主になる方
    サラリーマンで不満のある方
    子どもを持つ親
    子どもの教育を担う先生や保母さん

  • 再読しての感想。

    私は秀三と同じく、母が亡くなったため家業を継いだ。
    序盤の秀三と同じく、自分が継いだ囲碁のお店を経営すること、こんなことやってみよう、あんなことやってみようとアイデアはいくらでもわいていた。
    しかし、数年が経つ頃、経営が傾いてきた。

    秀三のお店は本屋で、ネットや大手書店がライバルとなるが、囲碁もおなじで、碁会所や囲碁カフェにいかなくても、スマホやパソコンでどこでもオンラインで世界中の人と無料で対局ができる。

    最近ビジネスについて学んでいるので、テクニック系の本ばかり読んでいたし、経営があまりよくないときには、お客さんの財布ばかりを気にしていたように思う。

    それは現実的にお金がなくなっていくからである。

    しかし、この本を読んでみて、ベクトルが自分にばかり向いていたことに気づかされた。

    つまり、私がいまやっている仕事は何のためにやっているのか?自分の使命はなんなのか?わかっていはいたけれど、目先に起こる良くない出来事ばかりに目をむけすぎていて、自分のミッションについて考えていなかった。

    私のミッションは、自分の人生を通して、挑戦できる世の中を作ること。

    それを思い出させてもらったし、そのために何が必要か。つまり使い道のないものはやってこないんだということがわかった。

    経営者で悩みを抱えている人には絶対に読んでほしい一冊。そして、これから仕事に就く学生や、進路に悩んでいる方にも読んでほしい。背中を押してもらえます。

  • 福に憑かれるには、どうしたらいいか。人生を豊かに変える3つの習慣を教えてくれる一冊です。

    本屋さんの成長が描かれるのですが、本屋さん大好きな私が印象に残ったのは、人はどうして本屋に行くのか。
    「自分の内面を磨きたいから。心の掃除をしたい。自分を変えたいと願ってる、だから本屋に行く」のくだり。毎週通う私は、どんだけ心を掃除したいんでしょう。

    そして、本屋さんへのアドバイスの言葉
    「目の前の人そのものに、その人の人生に興味を持たなきゃだめだよ」という一言も。

    「大切なのは、目の前の一人の人生に興味を持つことだ。愛をもってその人を見ることだ」
    深いナ

    1.人知れず他の人のためになるいいことをする。
    2.他人の成功を心から祝福する。
    3.どんな人に対しても愛を持って接する。

    こんな「人生を豊かに変える3つの習慣」を身につけている学生さんと過ごせる実習の日々に感謝です。

    ちなみに、この本は今食事しているレストランにおいてありました(^o^)
    美味しい物を食べれて、いい本に出会えて、ラッキーな夕食でした。

  • 著者は本屋さんのこと調べて書かれたのだろうか。
    暇だからずっと本読んでるとか、万引きされても苦笑で済ますとか、いわゆる悪い例として書いてるだけなのかな。
    仕事のために人生があるんじゃなくて、自分で決めた人生の目標を達成するために仕事もあるというのはよくわかる理屈なんだけどね。
    でもまずは生きなきゃいけないからな。
    人生をどう使うかはそれからの話になってしまう気もする。
    試練を乗り越えるのは必要かもしれないけど、神でもない普通の人が、同じ人間同士でそれをやるのは碌なことがないと思いますし、例え神がやることでも、誰かにそうして試練や幸福を与えることで、他の人間にまで影響を及ぼしてしまうのは結構身勝手なことじゃないかと、一人間として思います。

  • 父の急死により、本屋を継ぐことになった。
    本書の主人公は、そんな男性に憑いた「福の神」でした。

    本には読むべきタイミングというのがありますが、これもきっと10年前に読んでいたらそこまで自分の身に投影させながら読めなかったことでしょう。
    いいタイミングで読めた気がします。

    相変わらずユーモアたっぷりな設定ですが、ここでは福の神が憑く人の条件として、以下の3つを挙げています。
    1つ、人知れずいいことをする
    2つ、他人の成功を心から祝福する
    3つ、どんな人に対しても愛をもって接する
    これらが一定の量を超えたときに、福の神が憑くというのです。

    よく「笑う門には福来たる」なんて言いますが、確かに福というのはある一定の条件のもと集まってくるもののようにも思います。

    本書を読んでいておもしろいのは、何か大変な境遇に陥ったとき、それは福の神があなたを成長させようとして呼び込んだ試練なんだ、という見方をしていること。
    「優しくなりたい」「強くなりたい」そう思う人たちに、その人が超えられるだけの、それでいて成長しなければ越えられないくらいの試練を与えます。
    振り返ってみると、辛かった出来ごとは多くの学びと成長を促してくれたものだと、大人になればわかるものです。

    そして本書に限らず共通して、「成功」は目的ではないし、何のために、どんな使命を持って生きているのか、という根本的な問いかけがここにはありました。

    喜多川さんの本は本当に、元気がないときに読むとエネルギーをもらえますね。明日からまた頑張れそうな気がします。

  • とても元気になれます!福の神は私のところにも来てるみたい。

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著者プロフィール

1970年、東京都生まれ。
愛媛県西条市に育つ。
東京学芸大学卒業。
1998年、横浜市に学習塾「聡明舎」を創立。人間的成長を重視したまったく新しい塾として地域で話題となる。
2005年に『賢者の書』(ディスカバー・トゥエンティワン)を出版し、作家としても活動をスタートする。2作目となる『君と会えたから……』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)は9万部を超えるベストセラーとなった。
その後も、『「手紙屋」 僕の就職活動を変えた十通の手紙』『「手紙屋」蛍雪篇 私の受験勉強を変えた十通の手紙』(いずれもディスカヴァー・トゥエンティワン)、『「福」に憑かれた男』(総合法令出版)、『心晴日和』(幻冬舎)など次々に作品を発表する。2010年に出版された『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』(サンマーク出版)は12万部を突破するベストセラーとなった。同作は映画化され2013年9月に全国公開となり、2014年9月からは台湾でも劇場公開された。

「2015年 『書斎の鍵 父が遺した「人生の奇跡」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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