「福」に憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣

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  • 総合法令出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862800954

感想・レビュー・書評

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  • ☆副題が「人生を豊かに変える3つの習慣」

    〇その3つの習慣
    「人知れずいいことをする」
    「他人の成功を心から祝福する」
    そしてもう一つ
    「どんな人に対しても愛をもって接する」(p14)
    ☆この3つが物語を通して分かりやすく書かれている。
    特に、小さないいこととして、
    空き缶を拾う
    たばこの吸い殻を拾う
    本屋さんで一番上の汚れている本を買う
    みたいなことが挙げられていた。
    ごみを拾う、は最近のテーマにしていること。
    そのためには、拾う、のハードルを下げることが大事。
    具体的には、ごみ袋が必要。
    下に落ちていたものをポケットに入れるのは抵抗があるのは私だけだろうか。

    〇福の神にできることは、その人を幸せにする学びを与える人を連れてくること。(p19)
    ☆福の神目線だから、このあたりがとても面白い。というか、腑に落ちやすい。要するに、直接お金やモノを運ぶことはできない。だからこそ、出来事から何を学ぶかは自分次第。

  • ☆特長
    小説は作者の伝えたいことを読者が類推し、捉え方は読者によって様々。
    こちらの小説は伝えたいことが明確に書かれている。
    小説+自己啓発本。
    とっても分かりやすくてすぐ読めます。
    苦難は幸せに入るための門であることがよく分かります。
    クライマックスは感動です。

    ☆感想
    こちらに書かれていることを、
    言葉ではなく生き様を通して教えてくれる大人が身近にいる子どもは、幸せだと感じた。
    言葉や説教でなく、生き方を通して子どもや若い人たちに感じてもらえるような大人になりたい。

    ☆魅力 
    人格形成に役立つ。
    自殺者がなくなる。
    幸せな人が増える。
    生き生きと働く人が増える。
    その周りに幸せな人が集まる。

    ☆おすすめの人
    すべての働く方
    事業を引き継ぐ後継者候補さん
    脱サラして事業主になる方
    サラリーマンで不満のある方
    子どもを持つ親
    子どもの教育を担う先生や保母さん

  • 再読しての感想。

    私は秀三と同じく、母が亡くなったため家業を継いだ。
    序盤の秀三と同じく、自分が継いだ囲碁のお店を経営すること、こんなことやってみよう、あんなことやってみようとアイデアはいくらでもわいていた。
    しかし、数年が経つ頃、経営が傾いてきた。

    秀三のお店は本屋で、ネットや大手書店がライバルとなるが、囲碁もおなじで、碁会所や囲碁カフェにいかなくても、スマホやパソコンでどこでもオンラインで世界中の人と無料で対局ができる。

    最近ビジネスについて学んでいるので、テクニック系の本ばかり読んでいたし、経営があまりよくないときには、お客さんの財布ばかりを気にしていたように思う。

    それは現実的にお金がなくなっていくからである。

    しかし、この本を読んでみて、ベクトルが自分にばかり向いていたことに気づかされた。

    つまり、私がいまやっている仕事は何のためにやっているのか?自分の使命はなんなのか?わかっていはいたけれど、目先に起こる良くない出来事ばかりに目をむけすぎていて、自分のミッションについて考えていなかった。

    私のミッションは、自分の人生を通して、挑戦できる世の中を作ること。

    それを思い出させてもらったし、そのために何が必要か。つまり使い道のないものはやってこないんだということがわかった。

    経営者で悩みを抱えている人には絶対に読んでほしい一冊。そして、これから仕事に就く学生や、進路に悩んでいる方にも読んでほしい。背中を押してもらえます。

  • この本は凄すぎました。今の状態に突き刺さることばかりでした。よく自分の生活を考えさせられる本でした。

  • 何のために働くのか。この本を手に取った人は、その難題に改めて考えるタイミングが来ている人なのではないかと何となく思った。

  • ・どんな人に勧めたいか
     今現状過酷だなと思う環境にいる人

    人生はうまくいかないことは往々にして起こる。仕事が減る。
    収入が下がる。こんな時に限って大きなミスをする。余計な出費が出る。
    不幸なことが起こる時は大抵一気に来てるなと感じることが多いです。

    ただ、この本はそんな経験を自分にとっていい経験に変えるそんな見方を教えてくれる本でした。

    自分の仕事が順調に増えていったのであれば、自分の大切な人の仕事が減ったときに心からその大変さを分かち合えることができないでしょう。
    収入が下がって不安になっている人に、心配するなって言っても聞いてはくれないと思います。

    でも、自分が辛い思いをしたからこそその分人に優しくなることができる。
    一番辛いのはお金がないことより、人から感謝されなくなること。そんなことを教えてくれた本でした。

    辛いなと思うことがった時に一呼吸おいて一度この本を読んでみて欲しいです。

  • 人知れず他の人のためになるいいことをする
    他人の成功を心から祝福する
    どんな人に対しても愛を持って接する

    この3つで福の神が憑いてくれるらしい
    自分から行動を起こさないと何も始まらないよな〜って思わされた。自分が愛を持って接することで、他の人からも愛が返ってくると信じて生きていきたい。

  • 福に憑かれるには、どうしたらいいか。人生を豊かに変える3つの習慣を教えてくれる一冊です。

    本屋さんの成長が描かれるのですが、本屋さん大好きな私が印象に残ったのは、人はどうして本屋に行くのか。
    「自分の内面を磨きたいから。心の掃除をしたい。自分を変えたいと願ってる、だから本屋に行く」のくだり。毎週通う私は、どんだけ心を掃除したいんでしょう。

    そして、本屋さんへのアドバイスの言葉
    「目の前の人そのものに、その人の人生に興味を持たなきゃだめだよ」という一言も。

    「大切なのは、目の前の一人の人生に興味を持つことだ。愛をもってその人を見ることだ」
    深いナ

    1.人知れず他の人のためになるいいことをする。
    2.他人の成功を心から祝福する。
    3.どんな人に対しても愛を持って接する。

    こんな「人生を豊かに変える3つの習慣」を身につけている学生さんと過ごせる実習の日々に感謝です。

    ちなみに、この本は今食事しているレストランにおいてありました(^o^)
    美味しい物を食べれて、いい本に出会えて、ラッキーな夕食でした。

  • ビフォー
    おすすめに出てきたので聞いてみた

    気づき

    TODO

  • うまくいかないのは、環境のせい、タイミングが悪いせい、時代のせい… そう感じてしまうことが続いていた時に読んだ本。

    どこか似た悩みを持つ秀三のストーリーに引き込まれて、わたしも大切なことを忘れていたことに気がつきました。

    自分の人生を使って何をしようとしているのか
    どうして成功しなければならないのか
    成功した先に何を見ているのか…

    自分の使命、大切ですね。

著者プロフィール

1970年生まれ。愛媛県出身。東京学芸大学卒。2005年から作家としての活動を開始。『賢者の書』でデビューする。10年『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』が13万部のベストセラーとなり、映画化、舞台化された。「喜多川ワールド」と呼ばれるその独特の世界観は、小学生から80代まで幅広い年齢層から愛され、その影響力は国内にとどまらず、多数の作品が台湾・韓国・中国・ベトナムでも翻訳出版されている。執筆活動だけではなく、全国各地での講演やセミナーも開催している。主な著書に、『おいべっさんと不思議な母子』『One World』『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』『[文庫]福に憑かれた男』『君と会えたから……』『手紙屋』『株式会社タイムカプセル社』『運転者』等がある。

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