「集中ゾーン」スイッチの入れ方 潜在能力が120%発揮される「極限の境地」

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  • 総合法令出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862801111

感想・レビュー・書評

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  • 「君集中できぬこと,恐るるなかれ」
    「お前はもう集中している」
    集中とは,生きることだと解く.
    潜在意識万能論系.
    一般的な潜在意識コントロールと整合性はある.
    メンタルトレーナーとして多くのスポーツ選手をコーチングしてきたらしい作者.どうしたら集中状態に思う時に入れるんでしょうか,という悩みに,模索し答え続けてきた作者が述べるのは,
    「我々が生きていることはもう集中なんだよ.」
    「集中しなきゃ,と思っている状態は集中ではない」
    「俺今集中している,という集中なんてないんだ」
    一極集中状態が真の集中ではなく,拡散集中という状態こそが真の集中状態であると解説し,入るために重要なのはリラックスし潜在意識に働きかけること.強い夢・目標にドリヴンされた,度重なるイメージトレーニングが肝要である.

    ひとくちにイメージトレーニングでも,
    「客観的イメージ」と「主観的イメージ」が存在する.
    失敗体験を想像・回顧し,不測の事態に備えるトレーニングに「客観的イメージ」を.
    勝ちパターンに入るために,成功体験を「主観的イメージ」で想像することを推奨している.
    現代科学を信仰している私にとって,作者の科学的根拠を示していない抽象論は受け入れがたいと感じる部分もあったが,著者自身はスポーツメンタルコーチングという全く違った土俵で右脳的な部分が大きいのだろうと感じる.日々のイメトレで培った,感覚的な右脳的発想力と柔軟性を自身にも取り入れておきたいところである.
    また,個人的には,著者のネガティヴな感情を許容しようとする姿勢には好感を持っている.このネガティヴでもいいんだ,大きな負の力,それすらも活かせるんだからというスタンスが,心に多様性と余裕を持たせ,落ち着きを得やすくさせる思考法なのは,さすがメンタルトレーナーという思考法だと感じる.
    新たに学ぶことは多かったが,自分との波長(サイエンティフィックな部分での)の共鳴度(本著内容)から感じるに星三つとした.

  • 「呼気」に意識した呼吸法なども紹介。
    まぁ、そんなに簡単にできれば苦労はしませんが ^^;

  • 絶版の可能性が高いため買い求めはブックオフで

  • 集中にも種類があるってのが、面白い。
    一極集中と拡散集中ってのが斬新やった。
    一極集中は集中ゾーンに入るための入り口に過ぎないとは。
    集中の考え方や捉え方が変わった。
    ビリヤードのレッスンでも師匠がよく口走る、イメージ!イメージ!って言うのが超一流ゾーンの考え方だったんやな。やはりレッスンは深い。

  • 著者の妄想爆発しまくってたり、「潜在意識」をめちゃくちゃ拡大解釈してたり、「トンデモ本の類だったかな?」と思いながら読み進めたが、最後のほうはいくらかまともな内容になっていたので、読者をつなぎとめるために意図的に誇張した内容で書いたのかなと思うことにした。もちろん、すべてがおかしいとは言わないが、ちょっとこれを真に受けるのは胡散臭すぎる。

  • よくわからない。この手の本はあまり好きではない。

  • 集中力を上げたくて読み始めた。集中していないということは、別のことに集中しているだけであって、集中しない人というのはいないらしい。心強いが、そんなことが知りたかったわけではない。

    集中したいものに集中するための方法として主に以下の3点が挙げられている。
    ①成功体験を積み重ねる
    ②呼吸法を意識する
    ③動作をルーチン化する
    おそらく、これは効果的だと思うし、実践しようと思う。

    ただ、本著では本当に思い通りに集中する方法と、それを支える根拠に欠けているように思う。
    ゾーンまでの道のりは長く険しい。

  • こう言った本ではプラスのイメージを持とうと書かれている事が
    多いのですが、マイナスのイメージからエネルギーを得ようとしたり、
    失敗を引きずらない為には動したら良いのかなど、自分にとって非常に役立つ本でした。
    潜在意識がどうこうと言うのは良く分からなかったので飛ばしましたが、イメージトレーニングの本としては、かなりの良書だと思います。

  • 集中についてと思考の方向について

    あらかじめミスを想定し、実際のミスが起こっても切り替えて次の行動に移れる。

  • 非公開メモ記入済

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著者プロフィール

昭和40年東京生まれ。東海大学文学部卒業。情報社会におけるストレスを学び、能力開発研究所勤務後、「メンタルトレーニング施設企画」を設立。ゴルファーや野球選手などプロのスポーツ選手の指導から、企業での指導など多数。

「2019年 『逆境を生き抜く「打たれ強さ」の秘密』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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