通勤大学図解会計コース3 CF(キャッシュフロー)会計 (通勤大学文庫 通勤大学図解会計コース 3)
- 総合法令出版 (2009年1月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862801241
感想・レビュー・書評
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資金繰り面で読むとCFも分かりやすいな。
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フリーキャッシュフローがあることが経営において重要
ビジネスを始めるのなら売上ののびを目指すのではなくキャッシュの拡大を目指す。そうすれば自然と健全な財務体質になり、積極的かつ健全な投資活動も可能となる。
在庫の圧縮、売掛金の回収。資金繰りをいかに楽にまわせるかそこに意識を働かせる。 -
著者は、相変わらず澤田氏である。そして、本書でこのシリーズは終わり。
財務ー管理ーCFという流れは、そのまま現代の経営に必要な知識の流れを含んでいる
のだろうなって思う。
内容は、相変わらず勉強系という事なので。。。(笑)
まぁ、基本のきって感じ。そして、本書の特徴で、良い点でもあり悪い点でもあるのが、
左に文章で説明、右に図柄で説明って事。なんか、三冊も読んでいると、無理矢理感を
感じる事を否めない。無駄なスペースもあるし、もっと書くべき事もあるんじゃないの?
っと思う。ただ、要点ははずしてないってのはあるので、さくっと読むのには適している。
そして、肝心のキャッシュフロー分析は最後の方の数ページに書かれてる。
この点に関して、ちょっと納得がいかない。もう少し詳しく書くべきなんじゃないのか?
と思わずにはいられない。本書が誰をターゲットにしているのか分からないが、
あまりに分析方法に関する説明が少なすぎると感じる。
(まぁ、分析方法を挙げたらきりがないとも思ったりするけど(笑))
その点だけ残念である。
しかし、当たり前であるがキャッシュフロー会計は非常に重要である。
ただ、先日、日経で黒字倒産した会社について取り上げられていたが、このご時世でも
相変わらずP/Lで利益出てればいいんでしょ?的な会社がいる事に驚いた。
もちろん、一部上場企業に限ってはそんな事はないのだが・・・・。
っと、これで一応シリーズは一通り読んだので、もう少し専門的な勉強に移って
いきたいと思う。そして、その入門としては本書は良かったと思う。