- Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862802439
作品紹介・あらすじ
現役セラピストが記録した、永遠に生き続ける魂の神秘。なぜ、この世に生まれてきたのか、私たちの心身は、なぜ苦悩や問題を抱えるのか、命に与えられた課題とは…etc.15歳の少女が語る転生の記憶と、高次元からのメッセージが新たな死生観をもたらす。
感想・レビュー・書評
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ひとりの少女の前世療法の状況を紹介しています。
タイトルには137回の前世とありますが、本書では11の前世(12人の人格)が登場します。
なぜ、137回を全面的にだしているのか?それが疑問です。
しかし、このヒプノセラピーは、大変興味深いものです。
私も以前、違ったやり方の前世療法をしたことがありますが、それよりもはるかに高度で、明確で、信憑性があります。
人生観が変わるに違いありません。
このひとりの少女の体験記を読むだけでも、我が身の助けになるでしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
貴方は前世を信じていますか?
貴方は自分の前世が誰であったのか、いつの時代のどこに住んでいて、どんな外見をしていたのか知っていますか?覚えていますか?
ああ、そんな引かないで引かないで。
宗教の勧誘とかじゃありませんから。
でも、気にはなるでしょ?本当に前世があるとしたら、自分がいつどこの人間でどんな生活をしていたのか。本当に前世があるとしたら、それは今の自分にどう影響しているのか…。
この本はヒプノセラピストである著者/中野日出美さんと一人の少女が少しずつ探っていったヒプノセラピー及び、少女の前世についての記録です。
少女はセラピーの中で何度も、かつてこの世に存在していた自分ではない誰か。前世、を垣間見ます。
ある時の少女は、洞窟に閉じ込められた少女でした。
またある時少女は、狩人であり踊り子であった前世ももっていました。それらの過去世は(真実であるにしろ虚実であるにしろ)現代を生きる少女に影響し、潜在意識の中に深い示唆を与えていることに二人はセラピーを通して気付いていきます。
そして、あらゆる生・また死には意味があり不幸で悲惨なできごとにさえも学ぶべきことは存在しているのだという結論に至るのです。
私は自分の前世を知りません。
…そりゃ、前世というものがあるとしてそれを知る方法があるのだとしたら知りたいですよ。気になりますもん。
どこかの国のお姫様だったー…なんて夢はさすがに見ませんが、この世界に確かに存在していた過去の自分がいるとしたら、知りたいのが人情じゃないですか。
でも、重要なのは過去に誰であったかではなく、過去に何があって何をやり残し、何をやるために生まれてきたのかということ。
残念ながら、一番重要な今生でやるべきことは生まれる時に忘れちゃうらしいですが…。
せめて、宿題は早めに終わらせたいなー、と思います。
次の人生を生きるかもしれない私が、心おきなく次の課題に向かえるように。