心に火をつける言葉

著者 : 遠越段

• 総合法令出版 (2014年1月22日発売)

作品紹介・あらすじ

永く語り継がれてきた言葉の数々は、我々の心を鼓舞し、癒し、元気づけてくれる。そして、日々の仕事、生活に立ち向かっていくことができるちょっとした勇気を与えてくれる。キリンファイア話題の365日日替わりCMの名言を収録。

感想・レビュー・書評

[和也さんの感想 · 2023年10月26日]

とても勇気付けられる文章でした。
勤勉を象徴する偉人が、ベンジャミン・フランクリンと二宮尊徳ということがわかりました。
彼らの自伝をいつか読んでみたいです。
特に印象に残った文は、
「絶望の中でも、堕落していく人間と成長していく人間がいる」です。
後者のタイプの人間になれるようになりたいです。

[うえちゃんさんの感想 · 2021年12月11日]

聞いた事のある文言があったが、改めて意識する事で言葉の意味の重み、大切さを実感。
そして日常生活で意識する事で、行動も変わったと思う♪

[beckさんの感想 · 2018年10月14日]

オーディオブックにて読了。
名言系は割とオーディオブックと相性が良い。

ちと保守系な言動が前面に出てくることが気にならなければ、
解説文も非常に勉強になることが多く書かれていて良かったです。

[本屋のおっさんさんの感想 · 2014年3月11日]

名言集が好き。
短い言葉でグサッと刺さるのが、気持ちいい。
この本にも、いくつか刺さる言葉があった。
読んでいる間中、ＣＭの曲が鳴りっぱなし。
いっそ、下段の解説なしで、考えさせる感じにしてもいいかも知れない。

[まき子さんの感想 · 2014年3月1日]

漫然と日々を過ごす今日この頃。
平日は会社に行って朝から晩まで仕事をして夜は寝るだけ、休日は疲れをとるために寝て過ごす。
そんなふうに過ごす中で、「こんなんで良いのかな」「この仕事に向いてないんじゃないかな」なんて思ってる。
この本に出てくるような名言って大事で、自分の心を動かす原動力となりうる。浪人生の時とか良い影響を受けたし。
今の自分に必要なんは、
•将来設計では、目的を持つこと。進む方向を間違えずに。目的を立てたら計画すること。計画が無ければただの願望。
•学習面では、努力を続けること。他の井戸を掘ること。変わり続けることが生きる術。自分にどんな才能があるかなんてわかんないんだから、できることややりたいことをやる。
•生活面では、人生は楽しむためにある。楽しめていないのなら、生き方や、考え方を今すぐ変えるべき。ただ働くだけなら蟻と一緒。何のために忙しくしているのか。毎日勉強と仕事で不幸でいる暇がないという考え方もあり。不満を無くすように行動する。
•仕事とは、退屈と欲望から自分を救ってくれるもの。明日良い仕事をするために、今日良い仕事をする。もうダメだと思った時にもう一歩頑張る。

あと個人的に好きな言葉は、世界が明日滅びようとも今日私はリンゴの木を植える。文字だから伝わるものもある。

でも1番の名言は、母親からの手紙だと思う。

二回目。
自分の持てる全てを注ぎ込んで見て、初めてわかることは多い。
お金優先、利益優先以外にも、より良い仕事をすることに幸せを感じるってことをもっと重んじる必要があるな。

著者プロフィール

東京都生まれ。早稲田大学卒業後、大手電器メーカー海外事業部に勤務。１万冊を超える読書によって培われた膨大な知識をもとに、独自の研究を重ね、難解とされる古典を現代漫画をもとに読み解いていく手法を確立。遠越段

「2023年 『一日一つ、教養が身につく 世界のことわざ100』 で使われていた紹介文から引用しています。」