仕事論

  • 総合法令出版
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感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862806635

感想・レビュー・書評

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  • 水どう見たこと無いんだよなぁ。

    切り抜きみたいなのは見て、面白そうだとは思ったけど。

    そんな水どうのディレクターさんが書かれた仕事の本。

    なんかこう、好きな仕事をしている方の話は読んでいても楽しいね。

  • 「水曜どうでしょう」2人の名物ディレクターが、自分たちの思い描く『働き方』を対談形式で表現。

    本書で書かれた2人の考え方には、このような共通点がある。
    年代が進むにつれて社会での役割は変わっていくもの。だからこそ自分が『やりたいこと』を忘れてはいけない。その本質を見失って、ただ働くだけになってしまうと、次第に何も考えない『仕事という行為』をするだけの人間になってしまうということ。
    言葉を置き換えると『初心忘るるべからず』という言葉が浮かんでくるようにも思え、読んでいて『あぁー、彼ららしいなぁ』と感じながら読めました。

    30代が読むのにぴったりな、マインドセット系の本のように感じました。

  • 仕事をする際に大事にしているものについて対談する本
    良い感じで働いているなあと、仕事に関しての軸があっていろんな自己啓発本で言われているようなことの完成形のような話をしていた。
    会話形式なのでまとまっていないが、随所に良い言葉が溢れている。

    断るのも仕事のうち、実力を周囲に明かして覚えていく
    知らない自分を出せているか
    向いてないのに継続するかは自分自身で決めさせる

    自分が働きやすい環境を作っていく
    20代は慣れる・学ぶ期間、自己判断のための経験を積む
    やらされているうちに向き不向きが明確になる
    会社を利用する、初歩的な仕事が減り、好きな仕事に時間を使う

    自分が良いと思えるのが第一、2人が良いと思えるものが良いもの
    数字は興味のない人を説得するためのもの
    経験を重ねてこれ以上は変わらないという線を見極める
    仕事に自分で判断基準を持つ
    自分たちは何を持っていて何ができるか、を考える

    思い入れを持って、何が違うかを聞く
    できると答えられる経験値、楽しむ姿勢
    絶対できないと思ったことはやらない、信頼できる他人に進められたことはやりきってみる
    自分で考えて判断していく仕事は人生と重なる
    仕事を通して「あなたはそこにいて良い」と言ってくれる人を探している

  • 水曜どうでしょうが好きで、関連本を漁っている時に、購入。
    元気がある時に見ると、やる気がかき立てられるが、落ち込んでいる時に見ると、ちょっと辛いなと感じる本

  • お局まで務めようと思った会社を泣く泣く辞め、失意のどん底まで落ちた30歳の時。
    自分で決めたことだけど、先が見えなくて不安で、「なんで仕事を辞めちゃったんだろう」「もっとここで仕事したかったのに」と自分を否定してきました。
    いい加減前に進みたいと、31歳で始めた仕事を一所懸命に進んできました。
    「自分で選んだ道を正確にしていくしかない(引用)」
    こちらの著書で最も深く納得した一節。
    自分で選んだ道を否定するよりも、選んだ人生を懸命に歩むことの方が人生は豊かになると思います。
    水曜どうでしょうのディレクターの水野さんと嬉野さんが番組をネタに仕事論を展開している著書。
    仕事を始めたばかりの方には、お説教くさく読めてしまうかもしれませんが、お仕事に張りがでるような言葉をもらえるんじゃないかな?
    仕事を嫌々するよりも、楽しんだ方が人生は絶対に豊かになると私は思います(^^)

  • 「終身雇用の時代は終わった」「起業しよう、独立しよう」と叫ばれる時代の中で、会社員として組織に属することの意義や利点とは、を2人が独特な感性で書いている。水曜どうでしょうの大ファンの私にとっては、こんなシーンあったな〜とクスッともなれる。
    金もなく、モノもなく、人もいない状態から水曜どうでしょうを全国区のコンテンツにした2人だからこそ、非常に説得力がある。テレビ局の番組制作という特殊な仕事ではあるが、一般社会に落とし込まれていて、こういう考え方もあるんだなぁと面白かった。20代のうちに、50代の人の思考や経験を知れるなんて、なんか得した気分。
    ふじやん、うれしーの金言が多く詰まった一冊。
    以下自分用にメモとして。

    ・足りるか足りないかという発想ではなく、与えられた状況で何ができるのか
    ・何かを判断するときに自分の考えを土台に置いていないと、根本的な部分が揺らいでしまう
    ・問題が起きたときに、それを収めることイコール仕事ではない

  • 20代の若い会社員の人たちが読むには、
    良い本かな~と思う。

    まぁ、藤村さんは優秀な人だし、自分の哲学があって、
    この人は凄いのがよく分かるよ。

    ただ、嬉野さんね❓️

    あの人はただズルいだけだな(笑)
    哲学がありそうなんだけど全然無いんだよ(笑)

    いいこと言ってる風で、結局ワガママなだけみたいなさ(笑)
    他力本願と運と人柄でのし上がったみたいなね❓️
    凄さじゃなく〝ズルさ〟を見習うべきかな(笑)

    結局サラリーマンってさ❓️
    言った者勝ちみたいとこあるじゃん❓️
    黙って仕事やるよーな奴は、良いように使われちゃう。
    要領なんだよな❓️うん、結局(笑)

    だから、この本読んだから、別に何だって無いんだけど、
    サラリーマンとしての『気構え書』として読むと、
    学ぶこともあるかなと・・(笑)

  • 水曜どうでしょうのディレクターメンバーの仕事や人生に対する意見まとめ本。

    よくある実業家や起業家の本とは違い、1サラリーマンが書いた本なので意見もまた異なる。会社員を勧める本は珍しい。

    テレビの向こうでひたすら楽しそうに話す裏には、色んな経験があったんだなって。

    自分の軸と意見を持って、会社員として仕事と向き合い働く。今はこれがいいんだろうな。

  • 起業より会社員が楽だよって言いたいらしい

  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    第1章 「会社」とは何かを考える/第2章 環境は必ず変えられる/第3章 “面白い”の条件/第4章 仕事をするのは「自分」/第5章 すべては“コミュニケーション”/第6章 人生に重なる仕事

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著者プロフィール

HTB(北海道テレビ)のスペシャリスト エグゼクティブディレクター。1965年愛知県生まれ。北海道ローカル番組でスタートし、人気が出て全国で放送されている「水曜どうでしょう」チーフディレクターで、番組ナレーターも務める。番組内の面白トークで大人気に。「水曜どうでしょう」は1996年~放送・現在も不定期放送され、DVDや関連書籍も多数。当時大学生で無名の大泉洋を起用し、その才能を開花させる。

「2020年 『水曜日のおじさんたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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