北方ヨーロッパの商業と経済

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  • Amazon.co.jp ・本 (434ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862850423

作品紹介・あらすじ

食料供給をはじめ毛織物や東方物産の取引などヨーロッパ世界で中心的な役割を担ってきた地中海貿易は、16世紀の人口増加に伴い食料の安定供給が困難となり、東欧の穀物貿易を展開させたオランダを中心とするバルト海貿易にその地育を譲り渡した。本書は近世になり経済の中心がアルプスの南から北へ移り、バルト海を中心とする広域経済圏が交易ネットワークを通して北方ヨーロッパに拡大していく過程を、商人の活動とそれを保護する国家の役割に視点をすえて解明する。

著者プロフィール

玉木俊明(たまき・としあき)
1964年生まれ。京都産業大学経済学部教授。著書に『近代ヨーロッパの誕生』『海洋帝国興隆史』(講談社選書メチエ)、『金融課の世界史』『ヨーロッパ覇権史』(ちくま新書)などが、訳書にパトリック・オブライエン『帝国主義と工業化 1414~1974』(共訳、ミネルヴァ書房)などがある。

「2022年 『世界をつくった貿易商人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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