NHK捏造事件と無制限戦争の時代

  • 総和社
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本棚登録 : 57
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862860378

作品紹介・あらすじ

「無制限戦争」とはいったい何!?本書はこれを解き明かす初の本格的教科書である!多岐にわたる「情報戦争」の専門的内容を超平易に徹底解説!裁判史上最大規模、1万人のNHK集団訴訟はなぜ、起きた-。

感想・レビュー・書評

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    好きでも嫌いでも関係なく、これからはシナとやっていくしかない、と思わされる。このときに、すべては終わってしまっているわけだ。50
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    ルーズベルトは、日本を批判して対米攻撃をやらせるしかないと考え、そのための手をうっていたんだ。(…)当時各国が批准していたパリ(ケロッグ・ブリアン)平和条約によれば、経済封鎖は先制攻撃の第一弾と考えられていたんだ。(法案の起草者たるアメリカのケロッグ国務長官の解釈)53
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    弱い日本は、叩けばすぐに経済援助が出てくるからである。イギリスやアメリカを叩いても、逆に反発を呼ぶだけでよいことはない。その点、日本はいくら叩いても叩きがいがある国に思われている。139
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    台湾はアメリカが支援し、アメリカには「台湾関係法」という法律もある。しかし、アメリカがシナと手を結び、台湾がシナに併呑されるのを見過ごしたらどうなるか。アメリカが台湾を守れなかったということになれば、東南アジアに親シナの化のドミノ現象が起きるのではないかと思う。「アメリカはいろいろ言っていたが、結局、台湾を守りきれなかったし、日本も何もしてくれない。だったら、われわれ東南アジアの人間は、経済はもともとシナ(華僑)に握られているのだから、これからはシナの勢力圏、すなわち大中華経済圏の中で生き延びていくしかない」という諦めが、東南アジアに広がるリスクが大きい。164
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    岡崎久彦元駐タイ大使は、アメリカが台湾を失ったら、おそらく世界の地政学的バランスのうえで、取り返しがつかないだろう、と述べている。つまり、ここを取られても他でバランスを取るということができない、決定的な地政学的な重要地点だ、と指摘しているのである。165
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    左派がどんな時代も弱者の味方として必要なのは理解しています。左派も必要なんです、ところが、今の左派は「左派=親中」となっていて、「左派=親中」というのは理論的に矛盾がある。(…)今の中国は完全に資本主義的な国だし、独裁的な国だし、全体主義の国なんです。リベラル、そして弱者重視、自由重視、人権重視とは最も逆の方向です。それをなぜか日本の左派が支持しているということ自体が、大矛盾です、左派が中国を支持し台湾と日本に反対しているということは、理論的に根本的な革新的価値の次元で矛盾があるんですよ。では、それがなぜ成り立っているのかというと、結局、彼らが理論として最も嫌っている「利権的な部分」でつながっているからです。(…)核心的矛盾を抱えている最も象徴的な存在、そして左派の権力そのものの象徴的な存在がNHKなんです。(林)283
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    日本の戦後の保守派と言われている勢力は、僕から見たら負けっぱなしなんです。日本の保守派というのは純粋で単純で知識はあるけれども、大きな戦略がない。ただ戦え、戦えと言いながら喧嘩の方法も分からない。しかし、左派はとてもうまい。(…)彼らのどういうところがうまいかというと、撃たれてもいないのに「痛い!痛い!」と悲鳴を上げて、「あいつにやられた」と被害者の形をとって訴え騒ぐんですね。それをされると保守派は先に言われてしまうから、困ってしまい何もできなくなってしまう。(林)284
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    日本の保守派はなんとなく安心しきってしまっている。「自民党政権すなわち保守派政権がある。保守派政権が続いているんだから日本の根幹はやはり保守派だ」とどこか油断していた。その安心しきっている間に、日本の本当の根幹はどんどん左傾化していった。(…)左派は長期戦略を持っている。だからこそ、彼らが一番最初に手を突っ込んだのが、教育なんです。二番目はマスコミ、三番目は官庁の中の労働組合。それを握るとですね、だいたい国を動かす機械が全部左派の手の中にあるわけです。(…)日本の政治というのは、表面的には保守派の政権の仮面をかぶっていても、実際やってることは全部、左派的なんです。(林)285
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    中国の政府側では、あくまで「国交なんて結びたくない。われわれは現状でいいのに」と見せかけた。それで田中角栄が頭を下げに行って、いろいろないい条件を提示して、ようやく国交を樹立させていただいた。欲しいのに欲しいという顔は見せない。逆にこちら側からもらってくださいということを言わせるように状況をつくっていくわけですね。(林)288
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    シナを刺激しないで、立ち向かわないで生きようという人の方が主流になってしまっているが、知識人には知識人の責任と使命感があると思います。たとえ個人的に直接、恨みを抱くような事件が起こってからでなくても、そうなる前に、誰にも先駆けて、一般の台湾人が尊厳ある生活を送れるよう、考え、立ち上がらなくてはいけません。(林)297
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    新木場の先の平和島というところで、そこで原水爆禁止の「原水協」や共産党系の組織が大きな原爆反対のデモをやっていたのです。そこに私たちが参加しようと行ったのです。そうすると、われわれはデモに参加することを拒否されたのです。(イリハム) 核廃絶デモで核実験被害者の参加拒否とは、まさに偽善的そのものですね。偽善、欺瞞の塊みたいなものですね。日本ではシナのことに関しては、はっきりと人権や自由の問題でNOと言える政財界の人たちが少なくなってしまっている。(藤井)324
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    黄河や長江の流れも、チベットの水なくしては存在し得ないのである。またシナは希少金属や希土類が豊富であるといわれているが、これらの地下資源が存在するのは主にチベット領土なのである。日本の資源外交の点からも、チベットが独立すれば、日本企業もこれらの資源の入手の問題で、シナに脅迫を受けなくてもすむようになる。354
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  • メディアにはバイアスがかかっていると思ってみるべし(この本も然り).
    また,(この本の話が事実だと仮定した場合)中国は自国の利益を最大化するために動いているだけで,日本が純真すぎるだけでは.
    それが気持ち悪いと思うかもしれないが,現在の世界のルールがそうなっている以上,その中で力を持たないと食いつぶされるだけである.

  • プロローグ 私たちは今、戦場にいる
    第一章 無制限戦争の時代
    第二章 NHK番組捏造問題
    第三章 米中共同統治と日本
    第四章 NHKの体質
    別章 特別企画
    「アジアの無制限戦争、最前線!!」
    第五章 情報戦争の実態
    第六章 電波の歴史と無制限戦争

  • 保守系の方の本です。民主が中国寄りっぽいので、それに対する批判など。ワクチン的に読みました。
    感想はあえて書かず。みなさん読んでみましょう。ここからどう考えるかが大事と思います。

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プロフィール

1952年、東京都生まれ。国際政治学者。早稲田大学政治経済学部卒。クレアモント大学大学院政治学修士を経て、ハーバード大学政治学部大学院博士課程修了。同大学国際問題研究所研究員、政治学部助手。1982年から近未来予測の会員制情報誌「ケンブリッジ・フォーキャスト・レポート」を発行。インターネット上でもYouTubeを中心に世界政治や経済情勢について発信している。現在、呉竹会アジア・フォーラム代表幹事、一般社団法人日本クルド友好協会理事も務める。主な著書に、『アングラマネー』(幻冬舎)、『トランプ革命で復活するアメリカ』(勉誠出版)、『最強兵器としての地政学』(ハート出版)、『米中激戦!』(KKベストセラーズ、飯柴智亮氏との共著)、『韓国は日米に見捨てられ、北朝鮮と中国はジリ貧』(海竜社、宮崎正弘氏との共著)、『世界恐慌2.0が中国とユーロから始まった』(徳間書店)などがある。

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