国難の正体――日本が生き残るための「世界史」

著者 :
  • 総和社
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本棚登録 : 75
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862860651

作品紹介・あらすじ

元大使が緊急提言。公開情報だけで「世界」を読み解く。戦後世界史の謎。

感想・レビュー・書評

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  • 評価のためにもうちょっと考えないと。お願いだ。どうぞ長生きしてください。
    どうか何時迄も御健勝であられることを。馬渕先生・・・

    大戦の度に迷惑な発展してるグローバリズムの負の展開は
    やめてほしいとしか思えないです。
    原子力の平和的利用ではない兵器としての使用実験。
    ベトナム戦争を利用した麻薬の蔓延(米国自滅してどうする
    のでしょう?)国家の利益不利益は無視ですか。そーですね

  • グローバル化は本当に必要?

  • うーん、評価の難しい本ですね〜。内容的には「謀略論のトンデモ本」一歩手前にも思えてしまう。しかし、元駐ウクライナ兼モルドバ大使が大真面目に書いているという。
    かな〜り偏った内容ですが、一応こういう見方もあるのか…と知っておいた方がよいとも思われる、そういう本。
    一面の真理ではあるのだろうと思います。

  • 「国難」とは「グローバリズム」のこと。グローバリズムとは、「民営化」「規制緩和」という拒否できない美名のもとに強烈な格差社会を生み出し、各国の歴史や文化を破壊するユダヤ系国際金融財閥を中心とした、経済的・文化的に国境をなくす運動・活動のこと。最初はただの謀略本かと思っていたが、キチンとした処方箋まで書かれているので、ちょっと驚いた。もっとも有効だと思われる処方箋は、米国の「日本はリージョナルパワー(地域における影響力のある独立国)と認めないが、世界の安定のため人と金を出す国として生き残ることができる。」という戦略を逆に利用し、ロシアと仲良くすると言う点だ。
    日本とロシアの関係強化で日本がグローバル市場に組み込まれるのを阻止する、という提言はある程度有効性があるのではないか? 検証に値するのではないか?と思えた。引続き図書館から『プーチン 最後の聖戦』を借りてロシアの反国際金融資本の動きについて知りたい。

  • 大使としての経験と
    公開されている資料から歴史と現状のカラクリを紐解く
    スリリングな過去の実態からつながる
    現在のウソと秘密を透かし見て
    本質を見極めていく

    この本の内容はどんな陰謀説よりも
    面白すぎるほどにリアルな客観性を持ち
    視野を広く世界を無駄なく俯瞰していると思う
    その反面でその解釈には個人的な感情が
    入り込んでいると思う

    イギリスを本拠地とする国際金融資本家集団が
    標的とした乗っとりゲームに
    土着の人達は否応なく巻き込まれていく
    アメリカの独立を願う者達は理不尽に押し付けられた
    土俵を舞台として立ち向かうことになる
    そこには自分達も強欲を持って侵略をしてきた身であるが故の
    抜き差しならない状況を抱えてもいるのだ

    依存者である彼ら資本家は当然ながら精神性を捨てた
    唯物主義による欺瞞に満ちた依存心からなるマフィア魂と
    ヒルのように貪欲でシツコイ分離政策を持って
    気の長い世界支配構想に全エネルギーを注ぎ込んで
    追いかけている
    その共食いの一端をこの本によって覗き見る事ができる

    今で言えば
    正に内政干渉によるリンチでありイジメでしかない
    グローバリーゼーションであり
    新世界秩序と彼らが呼ぶ世界一極警察支配の実行のことである

    この本の主な舞台はアメリカの独立に始まる
    フランス革命やソビエトの革命の立役者から
    その裏に潜む実権者を既に公開されている文章から割り出して
    現実と照らし合わせながら
    本来歩むべきウソと秘密のない姿を浮き彫りにしていく
    それは自律した意識を自ら育み視野を広げることでのみ
    可能となる調和に因るシェアの関係なのだろうと私は思う

    ここには兎も角知らなかった情報が山ほどある
    その解釈については当然ながら人それぞれで
    疑問に思う所も沢山あるはずだ
    事実私はかなりの箇所で馬渕さんとは違う考えを持っている
    しかしこの新たな情報を咀嚼することで進展していくことだろう
    例えば
    ここでは唯物論である共産主義社会の価値観が
    国際金融組織が画策する分離政策によって作り出された
    ものだということを主張しているのだけれども
    現状の共産主義は資本主義の矛盾を学ばずして
    姿形を真似ただけの独裁にすぎないということ
    又自由平等を謳う資本主義社会も
    彼らが作り出した同じ傀儡だということなどを
    馬渕さんが言及していないことに対して
    利己的な「灯台下暗し」の部分を感じてしまう

    しかしいずれにしても
    孫崎さんの「戦後史の正体」に勝るとも劣らない
    読み応えのあるすばらしい内容だと思う

  • 一言では語れないので、後日じっくり書いてみます。
    恐ろしい…騙されてた…
    気づかなきゃ。知らなきゃ。守らなきゃ。
    愛さなきゃ。祖国を。

  • 良書。日本人必読。ここまで突っ込んだ内容の本を書いた本はなかなかない。RK言説を裏付ける意味でもRKファンにオススメ。

  • アメリカ政府の管轄外にある民間資本の中央銀行「FRB」や、アメリカ外交に影響力のある民間団体「外交問題評議会」等を通じ、英国シティやウォール街の国際金融家(財閥)が、アメリカに及ぼしている影響力についてのほか、利害関係のある外国同士(北方領土問題も日露間を対立状況に置くべき仕組んだ?)や、ある国内で反目する勢力同士の対立を巧みに利用したアメリカの外交戦略などが描かれています。
    さらに、そのアメリカが進めているグローバル主義とそれに対する我が国の取るべき立ち位置などを解説しています。我が国の取るべき立ち位置の一つとして、ロシアとの関係強化の必要性が述べられています。
    おもしろい一冊でした。

  • 講演も面白かったが、ロシアと手をつなげという筆者の主張はおもしろい

  • 第二次世界大戦中の解説はソ連・コミンテルンというファクターが抜け落ちてる気がする。中盤のウォール街やロンドンシティなどの国際金融資本家達が世界をどのように支配しているかや、ロシアの伝統とロシア正教の解説は知らないことが多かったので為になった。

    注意しなければならないのは冒頭にも書いているがアメリカという国自体がグローバル化を推進しているのではなく、その上に立つ国際金融資本家だということ。アメリカ国民もグローバル化の犠牲者だということを忘れてアメリカを過剰に敵視してはいけないこと。

    ロシアが安定することが周辺諸国にとっても好ましいと書いてあるがおそロシアってそんなに信用していいのかな?と思った。あと全体的に推論が多いので信じるかどうかは自分次第。しかし本書を通じてグローバリズムは危ないイデオロギーということと日本型経済モデルの話は大賛成です。

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著者プロフィール

吉備国際大学客員教授。1946年、京都府生まれ。駐ウクライナ兼モルドバ大使など歴任。2014年4月より現職。外交、安全保障問題に精通し、積極的な評論、著述活動を展開している。著書に『2017年 世界最終戦争の正体』(宝島社)、『世界を操るグローバリズムの洗脳を解く』(悟空出版)、『リベラルの自滅:「日本再発見」講座Ⅲ』(KKベストセラーズ)など多数。

「2018年 『「反グローバリズム」の逆襲が始まった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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