- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862900081
感想・レビュー・書評
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Toeicで860あたりを超えた人が単語を覚えるには、英検1級用の単語集や洋書の単語本を
用いるのが一般的だ。しかしそれらは音声がなかったり、ターゲット単語の例文がかなり難しい
ものだったりで、単語を身につける作業が苦痛になりやすい。。。そこでこの速読速聴Advanced
の出番というわけである。この本の良いところは、
1、テーマがある長文の中で単語を覚えるので、単語のイメージが定着しやすい(改訂で短文は廃止)
2、音声がある(改訂で遂に全ての文に音声が付いた)
3、英英辞書、シソーラス的なターゲット単語の簡単な定義または言い換えがついている
4、ディクテーションやシャドーイングといった単語を覚える以外の目的にも使いやすい長さに長文が分断されている
以上の4点だろう。
掲載数は900単語と100の熟語なのでさほど多くはないが、中上級の人が地道に単語を増やすに
は苦痛が少なく効率が良い教材だと思います。英検1級に必要と言われている洋書単語ブックに
手を出すのは、これを終わらせて上級レベルの単語のベースができた後でよいのでは?
欲を言えば、発音をAmerican Englishに限定せずにテーマ毎にBritishなど混ぜて欲しかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
好きなシリーズですが、敢えて注文を。
まず、日本語訳に問題があるように思います。直訳調のものと意訳調のものが混在していて、統一感がありません。また、僕のレベルでは正確さを云々することはできませんが、少なくとも日本語としておかしなものが散見されます。
また、本書はいちおうシリーズ最高グレードなので、英文のレベルを揃えることが難しいのだろうとは思いますが、出典のある記事とオリジナル記事のクオリティが余りにも違いすぎます。
一例を挙げれば、オリジナルである37章の記事は「水からの伝言」の如きインチキを擁護するかのような酷い内容で、筆者の知性を疑いたくなります。
(「水からの伝言」の著者の江本某は、ディプロマミルから博士号を得たもので、本記事の"When Dr.Masaru Emoto's…”は、2語目から間違っているという、前代未聞の滅茶苦茶な文章です。また、What the Bleep Do We Knowなる映画は、英語版wikipediaによればカルト団体のプロパガンダ映画で、本書にあるように「世界の関心を集めた」ものではないようです。)
これらの問題に目を瞑れば、本来の語彙力強化の道具としては勿論、The Economistなどの気取った文章をつまみ食いできる教材としても、骨のあるリスニング素材としても、よくできています。
使い方はいろいろあるでしょうが、僕は、限界まで何度でも聴く→ゆっくり音読しながら、見出し語だけでなく聴き取れなかったり知らなかった単語を辞書で全部調べて余白に書き込む→シャドウイング・音読するというやり方でやってみました。
語彙力の点でいえば、本シリーズを本書まで完走すれば、TOEICではまず困らないと思います(本書なしにCoreまでプラスBusiness1200でもどうにかなるかもしれません)。
実体験からしても、本書をほぼ1周した段階で、TOEICにおいて単語が分からなくて致命傷になることはありませんでした。 -
リスニング教材として
最適。 -
音読用教材として使用。
単語レベルも高く、一聴だけでは理解できなかった。毎回精読となったため時間はかかったが、英誌(TIME,HBRなど)への抵抗は小さくなった。 -
リスニング用に購入。
一つのテーマを5つ位にわけて読んでくれるのでとても聞きやすいです。ですが、正直文章がむずかしめなので英語力に自信がない人の入門用にはならないです。テーマが環境、科学、経済…とかの内容なので興味無い分野はあまり楽しくない(笑
でもCD聞きながら文章を追うだけでも充分リスニングには使えるので、耳を鍛えたい人にはお勧めです。
ちなみに速読速聴シリーズのbasicは中学英語くらい、dairyは日常会話用なので、自分に合ったのを捜すといいかもです。私はdairyを近々購入予定。 -
英文の内容が面白く(学術的に)、内容が深い。また、CD付きでこの価格は速読シリーズと比較しても安い。
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がんばるぞ!!!!!!!!!!