声優Premium[プレミアム] (綜合ムック)

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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862981707

感想・レビュー・書評

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  • ■書名

    書名:声優Premium[プレミアム]

    ■概要

    「90年代女性声優ブームの光と陰」を検証する
    プレミアムな声優ムックが誕生!

    かつて本人が表に出ない裏方に近い存在だった“声優"は活動の幅を
    大きく広げている。
    しかし、今のように声優が活動ができる土台は、いきなり出来上が
    ったわけではない。様々なジャンルの価値観が揺らいだ1990年代に
    起きた女性声優ブームがその起点だった。
    彼女たちは望むと望まざるとにかかわらず、変化の激流に飲み込まれた。
    時に傷つき、時に調子に乗り、時に自暴自棄になりながらも、
    自分たちの力で道を切り開くしかなかった。
    その努力と苦労があったからこそ、現在も声優というジャンルは輝いている。
    今もなお第一線で活躍する彼女たちは、
    あの日あの時、何を思い、何を感じていたのだろうか?

    <巻頭ロングインタビュー>
    林原めぐみ
    「90年代の女性声優ブームは何を残したのか?」

    椎名へきる
    「声優とアーティストの狭間で」

    國府田マリ子
    「声優とラジオが恋をした時」

    <特集1>
    『それぞれの90年代』

    緒方恵美
    宮村優子
    金月真美
    井上喜久子

    <特集2>
    『スタッフたちが見た声優ブーム』

    大月俊倫(キングレコード取締役)
    「10戦1勝9敗の可能性」

    おたっきぃ佐々木(元ラジオディレクター)
    「一般ではなくコア層へ」

    90年代女性声優ブームの目撃者
    声優マスコミ覆面座談会

    <巻末インタビュー>
    日高のり子
    「職業:アイドル声優」
    (From amazon)

    ■感想

    偶然、本屋で見かけ衝動買いでした。
    この年代の声優さん、結構知っています。
    主に、音楽やラジオきいたりしていて結構知っていたりします。

    本書でインタビューされている方々については、その後色々干された
    りした方もいますが、声優の一時代を築いた方々だと思います。

    特に林原さんは、やっぱりこの中でも抜けていますね。
    この本の中でほぼ全員が林原さんがブームの火付け役と認識して
    いますからね。

    ただし、林原さん当人は今だからかもしれないけど、実に他人事の
    ようにブームを客観視していますね。

    この本、声優さんに浅いインタビューしている本かと思ったのですが、
    かなり真面目に90年代のブームについて、インタビューしてお話し
    しています。
    各々がそれぞれの考えでブームの中を泳いできたのが分かります。
    全員が同じスタンスではないけれど、全員が自分のやりたい事、自分の
    軸をしっかり持って、自分で考え行動しているのが分かります。
    本当に大変だったんだろうな~というのが、お話しから伝わってきます。
    というのも、今と違い声優とはこうだ!というレールが無いから、
    みんな苦汁をなめつつ、自分の意思を伝え議論、喧嘩をし、道を歩
    いてきたのが分かります。

    今の声優さんは、この当時の方に比べると本当に楽だろうな~と感じます。
    勿論、今は今でこの当時とは違い声優の飽和、使い捨ての時代なので、
    その大変さはあると思います。
    でも、何でもそうですが、先駆者とそうでない人たちでは、先駆者の方
    が圧倒的に大変です。
    今は使い捨ての時代ではありますが、声優さんのがやること、やれること
    がある程度決まってきて世間の印象も変わってきているので、やはり
    仕事としては、90年代より圧倒的に楽なのだと感じます。

    90年代の声優さんがいなくなった時、本当に声優さんの意味、レベルが
    変わっていくのだと思いますね。
    今の声優さんと、90年代の声優さんって求められている事も、やらなければ
    いけない事も違うので、一概に声優の技術を比較するのはこくかもしれな
    いけど、やはり声優としてのレベルは今の方が低いはずです。
    それは声優さんたちのせいではなく、求められるものが多すぎる以上、
    声優だけに専念できるわけでもなく、90年より勉強する事も圧倒的に浅く広く
    あるのでと思います。

    まあ、時代なので別にいいと思いますが、いずれ声優さんという職業も
    無くなっていくか、ボーカロイドに取られるなど変化していくのでしょうね。

    本書は90年代に活躍した声優さんの真面目な考えが読めるだけでも十分
    価値がある本だと感じます。

    ■気になった点

    ・最近の子はスマホなどやっていて今作っている世界に没頭しないんだね。
     「なに」がしたいんだろう。
     (林原めぐみ)

    ・声の仕事はアイドルを一通りやりおえて簡単に戻れる場所では無いという
     こと。
     (林原めぐみ)

    ・どうしても書けない時は「書いて、書いて、書きまくる」
     (国府田マリコ)

  • 90年代を代表する「アイドル声優」と呼ばれた人たち。
    ミリオンを叩き出した林原めぐみをはじめ、宮村優子等、当時を席巻してた人たちが抱えてた闇や苦悩、もちあげられることと持っていた生き方と売り方のずれなどがインタビュー方式で載っています。
    今も男女問わずたくさんの声優さんが歌ったり写真集出したり、マルチに動かれていますが、読み込んでいくと生き残りをかけた椅子取りゲームの大変さを実感します。
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