明治少年懐古 (ウェッジ文庫)

著者 :
  • ウェッジ
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863100244

感想・レビュー・書評

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  • 明治の市井の肌触り。素敵な文章と木版画。小さな逸品。解説を永井龍雄が。永井龍男も読まなくちゃ…

  • ノスタルジア、郷愁。
    文章も良いがやはり版画が良い。
    特に表紙の洋燈を灯す先生の版画が良い。

  • 版画エッセイ集(?というものがあるのかどうか)。
    明治~大正時代に少年・青年期を過ごした著者が、当時の思い出をまとめたもの。

    学校のこと、家族のこと、街の様子などを思いつくままに綴っている。1タイトルが短くて、ちょこちょこと読んでいるうちに終わる、というかんじ。

    全体的にあっさり。「もうちょっと・・・」というところが多いが、学術書でもないのでまあいいか。

  • 明治の東京を知るとともに、自分の幼少時代をも懐かしく思い出させてくれる本。時代が違っても、小さい頃に見聞きした、今では見られなくなってしまったものを思い出す時の懐かしさの感覚は同じ。

  • タイトル通り明治時代に少年時代を過ごした著者が描く木版画と文章です。

    言葉だけで知っていたものごとの姿を幾つか知ることができました。京極堂に出てきた鉄道唱歌もあり。

    今はもうない職業も沢山。「雀さし」や「へっつい直し」はまだ何やる人かわかるけども、「でいでい屋」って一体何の職業なんだろう。「でーいでーい」と言って歩くそうである。
    「俥の後押し」や、「桶屋」、「かちかち団子屋」、「手風琴」を持って歌い歩く「せいせい薬館」の薬屋、「見世物小屋」、曲馬団、女剣舞師…この辺り、明治にはまだいた江戸文化の生き残りなんだろう。しかし職業が細分化されているものだ。こう細分化されていると食べる物がそれぞれ異なる動物達のようにリソースを奪い合わずに済んで共存していけるといいますが。単純にそんな社会は面白そうだね。
    あと京極さんも書いてた気がするけど、それぞれの職業で服装が決まってるみたいな感じ。見てすぐ何やる人かわかるんだそうで。


    なんか「意味がないとダメ」みたいな意識もまだないのかな。「根もくい葉もくい、のう婆さん。根もくい葉もくい、のう婆さん。根もくい葉もくい、のう婆さん。」って繰り返すだけのお話とか。全く意味はわからないけどなんか良い。

    メンコの模様は「海軍大将」、ああ明治だなぁ。銀座にあったという「おしるこや12ヶ月」も気になる。

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