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- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863100589
感想・レビュー・書評
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科学と宗教の境界を超える「対論」。
生物学者と仏教学者が、科学と宗教を互いに問う「七つの対論」です。
一つのテーマに、それぞれが論を展開します。
立場の違いはありますが、共通点もあることに気づかされます。
最後の対談もすごいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本の構成の仕方が特に興味をひいて、一気に読んだ
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対論なので、対談がメインではないです。最後の章で対談してるパートはあるものの、基本的には「無意識とは?」といった哲学的なテーマをそれぞれの立場から論じる構成になってます。
科学と宗教の世界ではどう論じられてきたかという解説に近い内容ですかね。特に宗教学については馴染みがなかったので、興味深かったです。
ただ、宗教学者の著者が釈迦の原始仏教に多少傾いてる印象があるので、興味深い反面、すべての宗教学を横断する形ではない点はあります。まぁそれを論じるととてつもない文量になってしまうとは思うのですが。
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