李登輝より日本へ 贈る言葉

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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863101241

作品紹介・あらすじ

覇権的野望を隠そうとしない中国、内向きの米国。日本はどこへ。指導者不在の世界で、アジアにその人ありと謳われる元台湾総統・李登輝。日本と中国の本質を知りつくした哲人政治家が、再生日本に向けて綴る「気魂と友情」にあふれた叡智の数々-。

感想・レビュー・書評

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  • 日本人の素晴らしさを紹介したもの。目からウロコとはこのこと。一度身の回りを見直すいい機会になる。

  • 何度も泣けました。生まれて初めて、大きな父性愛に触れた気持ち。報いたいと自然に思える。

  • 何故、台湾の現政権は中国寄りなんだ?という素朴な疑問が解消してスッキリ!

  • 多少日本ひいきなところもありますが、日本のことを褒めてもらえると悪い気はしませんね(^^)
    日本の政権の弱腰外交に対する苦言や武士道の重要性を説かれておりました。
    もっと台湾のことを知りたいと思わせる一冊でした!

  • 台湾総統の著者の自伝と日本に対する意見。
    彼の立場を考えるとそのとおりなのかもしれませんが
    少し意見が偏っているぶぶんもある気がしますが。
    おっしゃっていることは十分に貴重な大事な話
    だと思います。

  • 台湾の李登輝(りとうき)元総統から日本人への熱いメッセージです。彼は自分で新渡戸稲造「武士道」の解説本を出版する等、日本人に愛着を持ってくれています。愛情あるメッセージが故に、的を得た事ばかりで、読んでいて恥ずかしい部分もありました。そして私は、どれだけ上辺だけの知識が多かったかを実感させられました。ちゃんと物事の真髄や意図を見極めた上で解釈しないと、自分の思いと逆の行動をしてしまったり、強い思いのある者に扇動されかねません。物事の真髄や意図を見極めるためには、広く深く学び続ける必要がありますね。そう考えると、色々と重く圧し掛かってきますが、日本精神を自己再教育させます。

    本書は殆どの日本人にお奨めできる素晴らしいものです。ついつい莫大な引用文になってしまいましたが、それだけ心に感じる部分が多かったと言う事です。ぜひ読んでみてください。

  • 教育の力。日本統治下の教育はとても素晴らしかったと。最後にも、やはり教育の重要性を説いている。台湾人の氏が、これだけ日本教育を褒めると、説得力ある。
    台湾は、移民の国であると。そして、移民の文化が積み重なり、今の台湾が形成されていると。

    中国の体制を批判。人民の声を聞かない指導者がいけないと。なぜこのような指導者がうまれるのか?やはり、教育の問題なのかな?

    権力は借り物。いつでも捨てる覚悟を政治家は持つべきだと。

    日本は、美との協調。自然を愛し、そして恐れることが文化として残っているのではないか。

    日本人として、いかに矜恃をもつか、それは、皮相的なナショナリズムではだめで、内面から自然と出てくるものであろう。無理に持つ必要はないのかも。

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著者プロフィール

李登輝(り・とうき)
1923年、台湾・淡水郡に生まれる。元台湾総統。農業経済学者。コーネル大学農業経済学博士。拓殖大学名誉博士。旧制台北高等学校を卒業後、京都帝国大学農学部に進学。1943年、日本陸軍に入隊。終戦後、台湾大学農学部に編入学。台湾大学講師、アメリカ留学などを経て、台湾大学教授に就任。1971年、国民党に入党。1972年、行政院政務委員として入閣。台北市長、台湾省政府主席、副総統を歴任。1988年、蒋経国総統の死去にともない総統に就任。1990年の総統選挙、1996年の台湾初の総統直接選挙で選出され、総統を12年間務める。台湾の民主化実現に全政治生命を賭けた。

「2016年 『日台IoT同盟 第四次産業革命は東アジアで爆発する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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